2017年9月30日更新(2017年10月8日ページ移動。2019年5月1日写真削除)

──2017年9月第5週のニュース──

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9月30日(土) 焼きそばに至るまでが、大変だったのです ──MacBook Pro(Windows 10)頓死す──

 というわけで今晩は予告通り、焼きそばにしました。でもそこに至るまでが大変だったのです。

 先週からの入学試験は3日目。それについて話すことはありませんが、この機会に、昨年の夏に最後のMacintoshとして購入したMacBook Pro 13"(2012年モデルのほぼ最終版)を整備することにしました。
 といっても研究室で留守番をさせ、自動更新させるだけなのですが。

 このMacBook Pro、SSDの容量の大半を“BootCamp”のWindowsパーティションに充てています。Mac側にはVMWare “Fusion”と仮想マシン(Windows 10(32bit)/7(64bit)/XP)を搭載。
 こちらは先週までにアップデートファイルを更新したのです。

 その際にかなり時間がかかったため、BootCamp上のWindows 10(64bit)をアップデートすることができませんでした。
 そこでこの機会に、というわけです。

 マシンをセットして、お昼に研究室に戻るとWindowsは更新を終えて再起動の指示を待っていました。
 これは想定通り。

 で、再起動するとアップデートの最終過程を終えて写真の状態になったのですが、パスワードを入力できません......。
 マウスは動くのですが、キーボード入力を受け付けないのです。

 再起動してもダメ。調べてみるとUSB接続の外部キーボードを使用して窮地から脱出したとの報告も。
 もちろん試しましたが、全然ダメ。ひとまず午後の仕事に戻ります。

 業務を終えて研究室へ戻り、Mac側からWIndowsボリュームを修復するなどいろいろ試したのですが、ログインできなければどうすることもできません。というわけで、残念ながら初期化することに。
 記念撮影をしたのですが、これって要するに、遺影。トホホ。

 正規Windowsディスクを引っ張り出して、インストールを開始します。もしこれでダメなら“BootCamp”を諦めて“Fusion”に全面移行しようかという不退転(ふたいてん)の覚悟。
 その場合、膨大な量のファイル(書類)管理に、大きな問題が発生することになるのですが......。

 数時間かけたインストール作業は、意外にも比較的問題なく進行。しかしある所で完全にフリーズしてしまいました。再起動するとWIndowsは勝手に前のバージョンに復元。
 まぁ、使えなくなるよりは良いのですが。

 最後に「もう1回だけ」と思って時間をかけて更新すると、何故か問題は発生しませんでした。途中のバージョンを相当省略し、Ver.1703まで更新したところで帰宅。
 で、焼きそば。

 見かけと味──ただし薄味──は「うれっ子」(旧「そばよし」)の「焼きそば」、帰宅途中のスーパーで中太麺を買ったので麺だけは「よか楼 宇奈月」(旧「うなづき 五叉路」)の「鉄板焼きそば」という感じ。

 コツを完全に思い出したので、近い将来、また挑戦してみようと思います。



9月29日(金) 今夜のごちそうは、ソース焼きそば!! ただし麺抜き、ですが...

 週末ですが、センセイはまだ金沢に留まっています。先週末に引き続き、明日明後日と学部の入学試験が行われるのです。(広く公開されている事実)
 もちろんこれらは予定通り。

 西村センセイ、金沢へは出稼ぎに来ているようなものなので、滞在状況に合わせて実家から美味しい野菜を運んでいます。ただし今週はそれがちょっと余りそう。
 親がせっかく育ててくれた野菜を廃棄するのは心苦しい。

 というわけで、今日と明日でどうにかすることにします。こういう時は野菜炒めにするのが定番。まず残った野菜をすべて刻み、半分は種類ごとにビニール袋に入れて冷蔵庫に。これで明日は包丁とまな板を使わずに済みます。
 問題は、味付けをどうするか。

 センセイは基本的にお醤油派ですが、そればかりだと飽きてしまうので、時々塩味にします。でもご存じのようにセンセイはキンエン生活中。
 そうでなくても、塩味は塩加減が難しい。

 ふと、ウスターソースが残っていることを思い出しました。

 センセイは調味料の大半を冷蔵庫の中に入れているのですが、その一番奥に、ウスターソースの小瓶があるのです。
 ずいぶん前になぜか焼きそばを作りたくなって買ったもの。

 でもほとんど使わずに残ったまま。冷蔵庫の扉を開くたびに、なかば恨めしそうにこちらを見ているのです。
 そうだ、今日か明日のどちらかをソース味にしてみようか......。

 というか、これはソース焼きそばそのもの。ただし麺がない。一時は近くのコンビニで1袋買ってこようかと思ったほどです。
 今回は野菜の量が多いので、それは断念。

 焼きそばは8年間の学部学生時代の後半、生活費を稼ぐために毎日のように作ったもの。一度体で覚えた感覚は、どんなに時間が経過しても失われることはありません。
 自転車の乗り方を生涯忘れないようなものです。

 ご存じない方も多いと思いますが、いわゆる「焼きそば」の大半は焼くのではなく、蒸します。ある程度野菜を炒めてから茹で麺を投入し、状況に応じて水を差し、蒸し上げるのです。(ただし「焼く」焼きそばもあります)
 写真の状態になる前に麺を入れます。

 というわけで、何十年ぶりに作ったにもかかわらず、出来は上々。まぁ、学生時代は休日になると餓えた同級生が焼きそばを求めて、センセイのアパートに押し寄せていたくらいですからねぇ。
 今回意外だったのは、ソース味の方が野菜の甘みを引き出すこと。

 う〜ん、これなら明日の晩は、ホントに焼きそばにしてしまおうかな。



9月28日(木) (近くで見ると)デ、デカイ... ──自宅書斎用に31.5インチの液晶モニタを購入しました──

 今日は予定を変更してお伝えします。結果的に2日続けてのパソコンネタになりますが、悪しからず。

 センセイは夕方、珍しく5時過ぎ、つまり定刻に退勤。正確には裁量労働制という勤務形態なので、ちゃんと仕事をしさえすれば、いつ出退勤してもかまわないのですが。
 今日も7時前に研究室に存在していたし。

 実は自宅書斎用に31.5インチの液晶カラーモニタを購入したのです。家人の都合で今回は金沢で受領。ちょっと箱の中身を見るだけのつもりが、ついつい組み立ててしまいました。
 トホホ。

 買ったのはイイヤマ──現在はマウスコンピュータの一部門──の“ProLite X3291HS”というモデル。フルHDのIPSパネルが特徴。
 約2万5千円で購入しました。

 国内メーカーで安い物はこれとIO DATAのものしかありませんでした。さっそく組み立ててHDMI経由でアパートのAVシステムと接続したのが写真。
 デ、デカイ。

 中央奥には三菱のモニタ(25.4")があるのですが、大きさが全然違います。奥にApple Studio Display(17")が存在するのですが、まったく見えません。
 もう一つ違うのが、明るさ。

 三菱のモニタは相当調整しているのですが、今回購入した方はデフォルトの設定。ご覧のように、明るすぎて使い物になりません。
 仕方ないので、実使用に耐えるようにかなり調整しました。

 イイヤマのモニタは研究室でも2台使用しているのですが、品質には問題ないものの、作業を限られたスイッチの作業で行うため、調整が難しい......。気がついたら3時間近く作業していました。
 ひとまず解体して箱詰め。帰宅の際に運びます。

 というわけで、今日の授業の記録を心待ちにしていた皆様、更新が遅くなってしまいました。ゴメンなさい。



9月27日(水) やはり「上物」とのことですが、少し予想外の点も... ──売却した有機ELモニタの販売が始まりました──

 今日は、「その後」のご報告。

 先日、新潟の自宅で3年半使用した──「ほとんど使用しなかった」というのが実態に近い──業務用有機ELモニタ売却したことをお伝えしました。購入店でもあるビデオ近畿に発送したのが先週月曜。
 翌19日(火)には到着と動作確認、事前査定通り満額での買い取りと、代金を振り込んだ旨の連絡がありました。

 さて、センセイの手から離れた有機ELモニタは、この後どうなるのだろう.......。

 時々同社のサイトを見ていたのですが、遅くとも昨日までに、中古モニタコーナーで販売が開始されたことを確認しました。((c)ビデオ近畿)
 それによると、販売価格は税抜きで295,000円。

 買い取り価格を単純に引き算すると、その差、つまり利益は75,000円。実際には他に経費がかかります。
 利幅は意外と小さいんだ。

 評価はというと、「上物 中古品」。そりゃ、そうだろうなぁ。業務用の機器は現場でギンギンに酷使されるのが普通なのだから。
 今回は見事なまでに箱入り娘。

 意外だったのが使用時間。業務用の機器には動作時間を記録する装置が装着されています。
 特定のコマンドを入れればわかるのでしょうが、センセイは知らない。

 感覚的には10時間位しか使っていないと思ったのですが、業者にはその倍の20時間と伝えました。で、正確な動作時間は90時間とのこと。予想の約10倍。
 他人には厳しく、自分には甘いということなんでしょう。

 ちなみに外箱左上の黄色いラベルは、発送の際に上方向を示すためにヤマト運輸のお店で貼っていただきました。内容的にはまさに「上物」なので、すぐに売れると思います。

 センセイとはあまりご縁がなかった──ゴメン──けど、新しい嫁ぎ先で、その図抜けた能力を存分に発揮してね。



9月26日(火) 後ろ姿に滲み出る愛情 ──1970年頃の製造と思われる日産スカイラインに出くわしました──

 お伝えしたようにセンセイは一昨日新潟の自宅へ戻り、何時間か滞在して、昨日午前中に金沢へ移動しました。

 例によって高速道路は好きではないし、何より居眠り運転の可能性があるので、基本的には一般道を走行。その場合のネックの一つが、上越市内。
 片側2車線、一部区間は3車線なのですが何しろ交通量が多い。ずっと昔はこの区間のみ高速道路を利用していたほどです。

 で脇の車と競争しているわけではないのですが、抜きつ抜かれつしていると......あれ?!

 直前を走るかなり古い車の右側ウィンカーがずっと点滅しているのです。そもそも尾灯と一体化しており、黄色いランプがありません。
 写真は赤信号で停車している時に撮影したもの。

 左右の尾灯を比べて、右側が少し暗い──「滅」の状態──であることがわかりますでしょうか。

 よぉーく見ると、トランクルームの所に“SKYLINE”とあります。日産スカイラインです。それにしても相当古い。
 長岡ナンバーですから新潟県の西半分で登録された車。ただし割と最近の登録。

 しかし車体はピカピカで、丁寧に扱われていることがわかります。運転手はかなり若い男性。
 金沢に到着してから調べてみると、このスカイラインは1970年頃に製造されたモデルらしい。

 実は日曜日に阿賀野市笹神で「第5回昭和の乗り物大集合in阿賀野2017」が開かれました。センセイも自宅のテレビニュースでその様子を見ました。
 どうやらそれに参加した帰りのようです。

 当時の方向指示器は現在と違って、自動で戻る仕様になっていないようですね。



9月25日(月) 西村センセイ、大学コンソーシアム石川主催の研修会に参加する

 というわけで、タイトル通りの話題。

 センセイは昨夕新潟の自宅へ戻ったのですが、今日は午後から金沢市内で開かれた研修会に参加しました。
 つまり午前中に車で移動。

 石川県には大学コンソーシアム石川という、県内の大学等が協力して運営する組織があります。センセイもある部会の委員。
 今日は別な部会の研修会が開かれたのです。

 今回は大学入試センターの副所長をお招きして、大学入試センター試験の後継試験制度に関するお話を拝聴。
 入試部長のセンセイとしては、参加するしかない。

 会場にはほぼ一番乗り。高校の先生がメインかなぁ、と思ったら大半は県内の大学の担当者。
 しかも知った顔ばかりで、何だか同級会状態。会が始まる前は協力している別な仕事の打合せ。

 もちろん研修にはきちんと参加したのですが、途中、珍しく携帯電話に着信。もちろん無音に設定しているので邪魔になるようなことはありませんでしたが。
 石川県内の市外局番だったので、席を外し、廊下で電話を取ると大学から。

 センセイは金沢工大で複数の立場を兼務しているのですが、その一つ、教務関係での連絡でした。本当はそのまま帰宅するつもりだったのですが、急遽ご出勤。

 まぁ、それが管理職なのですけど。



9月24日(日) このまま「穴」にしておくか、それとも... ──業務用モニタを1台、売却しました──

 お昼過ぎにAO入学試験2日目──例によってコメントはありません──の日程を終えて夕方、新潟の自宅へ戻りました。

 今日中に片付けなければならないいくつかの所用があったので、今日は3/4程、高速道路に乗りました。だから燃費はとても良くて、全区間を通して23.9km/L。
 参考記録にしかならないのですが。

 写真は自宅書斎(かなり前の様子)の一部。今日現在の、真ん中にポッカリと「穴」が空いています。

 センセイは1996年に自宅を新築しました。当時は新潟県内の大学に自宅から通っていました。だからこの部屋は仕事部屋兼、居間(?)。商売柄、蔵書が多いので窓のある面を除いた三面が造りつけの書棚になっています。
 ただし写真左端と中央部には棚がありません。

 左側はガスファンヒーターを、中央は映像モニタを置く場所として設計したのです。実際、最初は21型の、次いで32型のカラーモニタを置いていました。
 机(左)の背(右)はAV機器やプリンタ収めた大型のラック。ここからセレクタを介して床下をAVの配線が繋がっています。

 2014年からは金沢のアパートで使用しているものとほぼ同じ業務用有機ELモニタを設置しました。けれども、想定外のことがいくつか。
 金沢の有機ELモニタはちゃんと使用しています。

 業務用有機ELモニタ画質は完璧で、一度観たら液晶モニタには戻れません。ただしCRTモニタの「焼き付き」に似て、静止画をずっと表示し続けると発光素子の寿命を縮めてしまいます。
 また業務用は暗いスタジオでの使用を前提としていますし、画面もフルHDは購入した25.4インチのモデルが最大。

 それにそもそも、センセイはテレビをほとんど観なくなっています。それは特に、滞在時間が短くなっている自宅で顕著。
 要するに、もったいない。

 今後のことも考えて、3年半使用した“PVM-2541A”を売却することにしたのです。定価は63万円。それを50万円弱で購入したと記憶しています。購入したお店を含めて、3社に見積を取りました。
 結果は、高い方から22万円/20万円/13万円。

 最高は購入したお店でした。購入価格が50万円として44%もの高率。3年使用した民生品だったら、良くても10%くらいじゃないでしょうか。引き取ってもらえるだけでもありがたい、というレベル。
 業務用機器の場合、売り手も買い手も価値を理解しているため、このようなことになるのです。

 ちなみに先日お伝えした民生用機器は、別なお店に計11万円で買い取っていただきました。特に“Sonica DAC”は約44%もの高査定。発売されたばかりで、しかも人気機種だったからでしょう。
 やはり売却する時は、価値を理解してくれる相手を選ぶ必要があります。

 で、中央の「穴」。どうしよう......。

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