2014年1月18日更新(2014年1月27日ページ移動。2017年3月13日一部写真削除)
■1月18日(土) う〜ん、G4 Cubeのデジタル出力は1280×1024ピクセル以上をサポートしないらしい
何度もお伝えしているように、寿命が尽きつつある自宅書斎の機器類を順に更新しようと思っています。まず最初は14年使ってきたソニー製のCRTパソコンモニタ“GDM-F400”。(写真右)
きちんと調整を続けているので致命的な問題はないのですが、時々「パチッ」と音を立てて画面が一瞬消えたりします。現在はこのモニタにPowerMac G4 Cube、PowerMac 8500(机の左下)そしてMac mini(Intel)が繋がっています。入力数が足りないので、セレクタも使用。
すべてアナログ接続で、解像度はSXGA(1280×1024ピクセル)で統一。遠くない将来にそれを、金沢から運んだ液晶モニタ(1920×1080ピクセル)で置き換えようと思っているのです。こちらは入力端子が豊富。
AV機器用にHDMIを1系統確保したとしても、HDMIおよびDVI(DVI-D)のデジタル入力を各1系統、D-SubおよびD5アナログ入力を各1系統を使えます。
これらの端子をうまく使えば、使用を休止している旧Mac mini(PowerPC)も復活できそう。西村センセイ、この日のために各機器のスペックを調べ、必要な部品を集めてきました。今日はそれらがきちんと繋がり、かつちゃんと機能するるかどうかの確認。
まずAV系は一部コードの長さが不足したものの、基本的には問題なし。Mac mini(Intel)はHDMI、DVI(DVI-D)ともに問題ありません。(右の画面〔参考〕)ところが、肝心かなめのPowerMac G4 Cubeをデジタル接続すると、画面が妙に横長。(左の画面)
G4 Cubeのグラフィックドライバが1920×1080ピクセルに対応していることは確認しています。ところがコントロールパネルを開き、対応可能は解像度をすべて表示させても「1280×1024ピクセル(SXGA)」など、限られたものしか表示されません。
どうやら、昔の製品なのでデジタル出力がSXGA以上には対応していないようなのです。
アナログ接続に切り替えると、1920×1080ピクセル(75Hz)でちゃんと表示できます。しかしアナログなので、デジタル接続のあのシャキッとした画面ではありません。
う〜ん。いろいろ考えたのですが、しばらくの間はアパートや研究室のように、新旧両方のモニタを並べておこうかと思うようになりました。CRT(右側)には、G4 CubeとPowerMac 8500を繋ぐ。
そしてその寿命が尽きた時には、1280×1024ピクセルのIPS液晶──実売価格20,000円くらい──に置き換える。.......というところでしょうか。
■1月17日(金) 金沢は無雪だったのに、自宅のある新潟県柏崎市は積雪33cm!!
明日から大学入試センター試験。金沢工大も試験会場となる関係で、今週火曜に続き今日も「土曜日程」。だからキャンパス内は閑散としています。
しかしセンセイは今日もご出勤。午前中に学友会体育部会の鏡開きが開かれるのです。初めて参加させていただきました。会そのものはとても興味深かったのですが、後半の食事会は欠席させていただきました。
夕方、自宅近くの歯科医院での検診を予約してあるのです。アパートへ戻って荷物をまとめ、身なりを整え直して318iで自宅へ向かいます。金沢でも夜の間に雪が降りました。朝になると車の窓に2cmくらいの雪が積もっていることもあるのです。
でもそれも、昼になると融けてしまいます。鏡開きでも、同席した先生と「今年の冬は...」確認し合いました。その先生は下着も、靴下も2枚重ねているとのこと。それほど今年の金沢は、特に朝晩を中心に、とても冷え込んでいるのです。
まるでこの季節の関東のよう。富山に入っても状況はあまり変わりません。昼過ぎなのにほとんどの地域で氷点下に留まっています。新潟県内に入ると気温は上昇し、雪の質も、重く湿ってベトベトした雪に変わりました。
とても危険な状況です。実際、トンネルを出た場所で、積もっていた雪で前輪が浮き、スリップ。幸いにも318iの横滑り防止装置──信頼性は高い──が直ちに動作し、事なきを得ました。予想通り、自宅へ近づくと雪が深くなってきました。
出発前に、雪用の靴が必要かどうか、自宅付近の積雪状況を確認していたのです。先週末、雪がかなり積もっていたにもかかわらず、普通の靴で帰宅してしまったので。アメダスによると、柏崎の積雪は33cm!!
慌てて雪靴を取り出しました。慎重に運転して、無事に自宅到着。すぐに歯科医院へ向かいます。
今回は定期検診ですが、懸念していた通り、小さなカリエス(骨の炎症)が見つかったので、麻酔をかけて治療していただきました。
早期に発見できたので、治療は今日で完了。麻酔を使ったとはいえ、治療で神経に直接触ったのと、今季初の本格的な降雪とで、センセイは何だか妙にハイテンション。
帰宅する時には気温も下がり、すでに氷点下。路面のシャーベット状の雪が再凍結し、思わぬところで車が不審な動きをします。明日のセンター試験、このような状況では何が起こるのかわからないので、受験する側も実施する側も早めに行動を起こすのが賢明だと思います。
■1月16日(木) 自宅書斎の映像系をデジタル化するために、HDMIセレクタを買ってみたら...
そう遠くない将来、自宅書斎にあるAVシステムの映像系を完全にデジタル化しようと思っています。アナログモニタも残すかもしれませんが。
金沢のアパートの映像機器はすでに、6年半前からデジタル化されています(アナログ系も残存)。具体的には、まずナナオのパソコンモニタ兼用型を購入(自宅→金沢)し、3年半前に三菱のものに更新済。
でも自宅はフルハイビジョンではありますが、現在もアナログだけ。メインのCRTモニタは新潟県中越沖地震で大きく損傷。無償での仮修理の後、ブラウン管と高圧回路を更新するという大手術を受けて復活。これも皆、当時の学生を含めた関係者のご厚意のおかげです。
現在もしっかり使用中。液晶と比べるとCRTモニタの画質は応答性など格段に優れているのですが、製造後14年も経過して、さすがにくたびれてきました。もう1、2年で限界だと思います。
メインのモニタを何にするかは決めていないし、現在はそれを購入する資金もないのですが、その受け入れ準備は進めておきたい。というのは、金沢で使っていた液晶モニタを自宅へ持ち帰り、パソコン用のCRTモニタと置換したいのです。こちらも2000年に購入したもので、もう寿命が迫っているので。
液晶モニタはパソコンからの信号だけでなく、AV機器からのデジタル信号やアナログ信号も入力できます。
メインのモニタは後でどうにかすることにして、この機会に液晶にはデジタルで接続したい。しかしその場合、センセイは沢山の機器を繋げているので、デジタル信号(HDMI)を選択するセレクタが必要になります。
実際、金沢ではすでにHDMIセレクタ(手前から2番目の黒い物体)を使用しています。(その上はデジタルおよびアナログ音声のセレクタ。)
液晶と有機ELモニタに流す信号を整理する必要があるので。ところがこのマシン、ちょっと使いにくい。特に2台目のモニタを起動すると、電源を再起動する必要があります。
だから別なものを探していたのですが、やっと「これならどうかな」というものを見つけました。名前は初めて聞いたけど、日本の会社の製品。ところが届いた製品(手前)を開梱してみると......あ"
外装は異なりますが、今までのものとほぼ同一。違う点があるとすれば、電源を再投入しなくても良いように、リセットスイッチが付加されたことくらい。調べてみるといずれも台湾製。
OEM生産なんでしょうね。(台湾製だから悪い、と言っているのではありません。)会社のホームページ上の製品写真は裏から見た写真がメインになっているので、はっきりとは気づかなかったのです。何となく変な印象を受けてはいたのですが......。
まぁ、ちゃんと動いてくれれば問題ないのですけど。
■1月15日(水) 軸足が、パソコンから少し離れています ──新しい液晶モニタを使い始めました──
現実逃避モードのスイッチが入ってしまった西村センセイ、その勢いで先日購入した三菱製の液晶モニタを金沢のアパートで使い始めました。まずは開梱。
三菱のモニタは「これでもか」というくらい、ケーブルなどの付属品が同梱されています。本体を取り出そうとすると、あちこちに「液晶画面に触るな」という警告が書かれています。「センセイのことだから」と油断していると、気づいたときにはしっかり液晶画面に素手で触っていまいした。
トホホ。ただし本体を取り出してからよぉーく見ると樹脂製の前面に、センセイのものではない大きな手の跡が......。もちろんいずれもしっかり拭き取りましたけど。
従来のものと置き換えて各機器と接続したのが写真。記念に、他の機器も起動させました。左から順に、今回購入した三菱RX235WX-S、Apple Studio Display(17")、MacBook Pro、ソニー製業務用CRTモニタ、そしてソニー製業務用有機ELモニタ。有機ELモニタは昨年、配置換えしています。
液晶モニタの感想を一言で表せば、良い。工場出荷時はハデハデの設定になっているので、有機ELモニタ──事実上、いじる要素がまったくないほど完成されている──と見比べながら画質を調整します。
かなりのレベルまで画質を追い込むことができます。やはり有機ELと比較するのは無理ですが、そもそも価格が15倍くらい違うのですから比較する方がかわいそう。
韓国LG社製と推測されるIPS液晶パネルは、色の具合がとても良いと思い(ただし静止画や動きが少ない場合)。いろいろ気づいたことがあるのですが、その一つがグレア画面。要するにただの真っ平らな画面。
電源が落ちている時は大きな鏡のようなものなので、前に座っているセンセイの姿がはっきり映ります。でもその分、映し出される映像は、ノングレアのモヤモヤ感が減っています(液晶画面であることによるモヤモヤは別)。
そしてもう一つ。前の機種は「パソコンモニタだけど、HDMIその他で入力された映像も映し出せます」というスタンス。
でも今回のものはもっとテレビ寄り。ドットバイドットのはずなのに、パソコンからの映像の「シャープネス」を下げると、画面がぼやけてしまう(!!)ほど。理由は良くわかりません。
この他にも、カードタイプで高価な薄型電池を使っていたリモコンが、単4電池を使う普通サイズのリモコンになったなど、かなり使いやすくなっています。賛否は別として、画質も相当調整できるようになっています。
これだけ造り込まれているのに、価格は約4万円。やはり利幅の少ない──場合によっては赤字──民生用分野からの撤退は、やむを得ないんだろうなぁーと思います。
■1月14日(火) 「土曜日」だったので、つい... ──「インストールに失敗しました」──
金沢への移動、実は今日でも良かったのです。
理由はいくつかあって、一つはお伝えしたように講義がないこと。ただしそれはセンセイだけの話ではなく、金沢工大の多くの教員が、講義がありません。
今日は土曜の授業が行われるので。祝日法が改正されて月曜日が休日となる機会が増えました。つまり平日の曜日に偏りが生まれます。そこで金沢工大を含めて、大学の中には、曜日を時々読み替えるところが出ています。
金沢工大の今日は、訳あって「土曜日」。単に回数を調整しているのではありません。昨日が成人の日だったので、地元に帰省した学生が久しぶりの友人と歓談したら、とても翌朝までには帰ることができないだろうという親心からなのです。
ホントに。というわけで今日は教職員の半分くらいしか出勤していません。しかも職員は午後になると皆、帰宅してしまいました。何だか緊張感が切れてしまいがち。
「......MacBook(White)のOSを更新しようか。」2年半前まで主力として活躍していた同機ですが、HDDが昇天してしまったため、その座をMacBook Proに譲りました。
後継機と比較すると少し性能は劣るとしても、マシンそのものに何か致命的な問題点があったわけではありません。実際、その後は主にバックアップ機として渋く働いてきました。
ただしMacBook(White)のWindowsはXP。ご存じのようにサポートがもうすぐ切れてしまいます。遊びならまだしも、個人情報を扱う仕事では使用することはできません。困ったことに、現在のMac OSのバージョンは10.5。
このままではWindows 7をインストールできないのです。「この日」が来ることはわかっていたので、必要なMacおよびWindowsのOSは確保済。
あとは気力と体力、そして現実逃避というきっかけだけ。必要な条件がすべて揃った(!!)ので、まずMac側にMac OS 10.6をインストール......できない!!(写真)
何回やってもダメです。「インストールに失敗しました」なんて画面、MacOS Xでは初めてだと思います。
どうしようかと思ったのですが、私費でMac OS 10.6をもう1枚購入──買ったことを忘れていた──していたので、再度挑戦。
理由はわかりませんが、こちらのディスクでは何とかうまくいきました。えーい、こうなったら......。
お察しの通り、気がつくと窓の外は真っ暗。周囲にはもう誰もいません。金沢工大はともかく、世の中は連休明けの火曜日。だから仕事は溜まる一方。
西村センセイ、つい、やってしまったのです。「土曜日」だったので。
■1月13日(月:祝日) 強風で道路上を舞っていたレジ袋が突然、粉々に飛び散ってしまった!!
実話です。道路の上でレジ袋が舞って──割と見かける──いて、それを車で踏みつぶしたから破裂したのではなく、本当に粉々になってしまったのです。我が目を疑いました。
でも、まずそこに至るまでを。この週末、金沢は比較的静穏だったようですが、新潟は荒天が続きました。雪は山間部が中心で平野部はたいしたことなかったのですが、風が強いし、とにかく冷え込みます。
例によって海岸沿いを走る信越本線は、強風で運転見合わせ。明日から大学が始まるので金沢へ移動する必要があります。講義がないので明日になってから行動しても問題ないのですが、やはり今日のうちに車で出発します。
天気も心配だったので。新潟県内はずっと海岸沿いを走るのですが、北西の風が強いので、海岸の波消しブロックなどで寄せる波が砕けます。
糸魚川市内の海岸線を走っていると、目の前をレジ袋が舞っていました。もちろんただの空袋ですから、ぶつかっても、踏みつけても何の問題もないのです。
「でも嫌だなぁー」と思いながら、その上を通過しました。たぶん踏んではいないのですが、車のどこかに引っかかったりすると困るので、バックミラーで確かめると......え"!?
ミラーの中で、レジ袋が一瞬にして無数の破片に砕け散ってしまいました。ナシテ?!すぐにそのわけを理解しました。レジ袋ではなかったのです。「波の花」だったのです。もちろん知らない方が大半だと思います。
写真は新潟−富山県境付近から親不知子不知方向を振り返ったもの。この辺まで来ると波もずいぶん穏やかになったのですが、それでも波が海岸沿いで砕けています。
このように、海水の温度が急激に低下した状態で、風によって波が打ち付けられると、プランクトンや海草が作る粘液が石けんのような、ベトベトした泡になり、海岸にたまります。
これが「波の花」。一部は分離して、陸上を彷徨うことがあります。センセイが踏みつけたのはそれだったのです。塩分を多く含むので、車には良くないのですが。
富山県内は場所によって積雪量がかなり異なりました。雪の上を慎重に走らせたり、無雪なので快適に走行したり。
この間センセイはずっと、富山県内の民放ラジオを聴いていました。今日は午前中からほぼ特別番組状態で、現在の国立競技場では最後となる全国高校サッカーの決勝戦を報じています。
地元富山の富山第一高校と石川県の星陵高校の対戦だったからです。試合は富山が押し気味に進めたものの、2点を入れられたところで番組は終了。石川県内では電波が届かなくなるので、そこでラジオを切りました。
ところが、金沢に到着してから確かめると、ご存じのように劇的な逆転勝利。新潟は大荒れでしたが、富山、石川県も別な意味で大変な1日となりました。
■1月12日(日) 実家から冬の野菜をもらってきました ──センセイの次の仕事は、家族サービス──
今日は見たままのお話。318iのトランク一杯の野菜です。今日実家へ行ってもらってきました。左のビニール袋の中は葉肉の厚いキャベツ、右は葱、たくさんの白菜。
右手前の白い袋の中には大根と人参が詰まっています。白菜と大根は雪が積もって、掘ってもらいました。これらの野菜は雪を被ると自身の凍結を防ごうとして、結果的に甘みを増すんだそうです。
白菜は確かに、まったく違います。これらはいずれも、明日78歳になる母親が育てたもの。
農家の生まれではないにもかかわらず(!!)、お米にせよ野菜にせよ、彼女は植物を育てるのが本当に上手。
残念ながらこの点は、センセイは引き継がなかったようです。母親は今でも、義母やセンセイら3人兄弟が同居していた時の感覚のままで、たくさんの野菜を作っています。
老人2人と同居する孫──実家から近くの大学院へ通学している──だけでは消費しきれない量。そこで今日、お裾分けをもらいに行ったのです。今週は車で金沢へ移動するので、これらの一部は金沢のアパートまで運び、来月までの食料となります。
この冬は野菜の値段が高いので、助かります。そしてもう既にお気づきでしょうが、親が育てたものをありがたくもらうことそのものが親孝行なのです。
こちらは、お金の問題ではありません。