2022年11月5日更新(2022年11月13日ページ移動)

──2022年10月第6週〜11月第1週のニュース──

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11月5日(土) 「あっ、来てる...」 ──冬の使者、コハクチョウの群れが飛来しました──

 今日はタイトル通り、そして見たままの季節の話題。

 お医者さんからもらった外用薬のおかげで腰痛は少し楽に。来春の年賀状については、ホントにいろいろ考えなければならない。さて、どうしようと思っていたら大学から少し急ぎの仕事が届いていました。
 というわけで午前中は、ウンウン唸りながらMac mini(SSD)に向かってお仕事。

 今日は終日、BootCampによる実機ではなく、仮想化ソフト“Fusion”で作業。メモリを倍増させた結果、以前のようなモタモタ感が一掃されています。やればできるじゃん。量はともかく、増設そのものは正解でした。
 仕事に何とか区切りをつけて、かかつけ医院、薬局、ドラッグストアそしてスーパーマーケットを徒歩で梯子。

 とにかく(低塩分の)お昼を頂いて、いつもより遅い時刻に実家へ。

 母親から近況を聴き、親に代わって手配したオミクロン株対応の新型コロナウイルスワクチンの5回目接種予定について段取りを確認します。
 接種予定日の午前中には県内に住む弟が来て、冬囲いをするとのこと。もちろんセンセイも参加します。

 数週間先までの予定を確認したところで、母親を乗せてスーパーへ向かいます。車中でも「玉葱が上手く育たない」など愚痴とも自慢話ともつかない話を聞きます。
 と、突然、「あっ、来てる...」。

 一瞬、何を言われたのかわかりませんでした。そもそもその時は発音も良く聞き取れなかったし。

 でもすぐに、車の左側に広がる田圃でシベリアから飛来したコハクチョウの群れが田圃で休息しつつ餌を啄(ついば)んでいることに気づきました。昨年とほぼ同時期。
 群れは全体で40羽前後ではないかと思います。

 母親は続けて「若いのが...」。再び何のことだろうと思ったのですが、やや小ぶりで羽根の色がグレーがかった数羽の幼鳥の存在を意味することを理解しました。「若い」というより、まだ子供ですよ。
 親鳥に遅れまいと、文字通り必死で飛び続けたはず。

 去年もそうだったのですが親鳥、雛鳥ともに、「餌を食べている」というより「長旅の疲れを癒している」という表情。ホント、緊張感は皆無。感情移入も多少あるのかもしれませんが、これは生物が持つ共通感覚なんだろうと思います。

 何せ、遺伝情報のかなり部分は共通なので。



11月4日(金) いかにも鉄道事業用 ──これぞ軌道走行装置を備えたユンボ(バックホウ)──

 というわけで今日はオフの日。実際には、夕方開かれた会議に遠隔で参加しましたが。

 本当は年賀状──来年の分はいろいろ考えなくてはならない──など、年末年始の仕事を始めるつもりだったのですが、なぜか昨日から8ヶ月ぶりの腰痛に。です。思い当たる節はない...とは言えないかも。
 運動はきちんと継続しているのです。

 でも自分で作る料理は美味しいので、ついつい作り過ぎ、そして食べ過ぎに。その結果、体重がここ数ヶ月の水準よりも500g程増えています。たかが、と思われるかもしれませんが、高齢者にとっては「されど」。
 というわけでせっかくの機会なのに、今日はかなりの時間、横になって休息していました。トホホ。

 とはいえ、何もしないわけにはいきません。年末年始のことは先送りすることにして、お昼と午後に外へ出かけました。少し雨が降っていたのですが、ここは気合いで乗り切ります。
 その際に撮影したのが写真。

 最寄りスーパーへ行く途中、つい先日お伝えした踏切のすぐ目の前に、鉄道の踏切や電気設備を取り扱う会社の出先建物(写真右奥)があります。
 敷地内はしばしば、交換予定あるいは交換済の踏切遮断設備などが置かれています。

 でも、今日置かれていたのは小型の油圧ショベル機。業界用語では「バックホウ」と呼ばれる、ショベルが操作員側を向いている機械です。
 「ユンボ」の方が通りが良いと思う。

 コマツ製のものがベースのようです。ただしアーム先端のアタッチメントが汎用ではなく、特別なものに交換されていました。青色はたぶん、JR東日本の装備品を示しているんだと思う。
 注目して頂きたいのは、まず、車体の前後。

 鉄輪を装備しています。つまりこれも軌陸車の一種。2007年に発生した新潟県中越沖地震の後、センセイはJR信越本線および越後線復旧工事の際にこの場所のすぐ近くその他でよく見かけました。
 でもさすがに、間近で見るのは初めて。

 もう一つポイントが。アームの最上部(屈曲部分)の上にある“T”字状の物体です。天辺のお皿(?)のしたにある凸凹したものは碍子(がいし)。架線に流れる電力を絶縁して、車両本体と送電設備を短絡(ショート)から護るためのものです。
 実際には通電していない状態での作業。

 架線に触れても問題ないはずですが、万一の事態に備えて、というわけです。

 この辺が、いかにも鉄道事業用です。



11月3日(木:祝日) やはり、みりんは難しい ──今季初、白菜と豚肉の甘酢炒めを作りました──

 写真は昨晩撮影したもの。

 お伝えしたように今日は祝日。センセイにとっては移動日です。明日は平日ですが、授業がないので休日出勤の代休を頂いているのです。つまり、先週末に母親から貰った野菜をすべて消費する必要があります。
 貰ったのは主に、ほうれん草と白菜、そして葱。

 傷みやすいほうれん草と葱は早いうちに頂きました。白菜はその次。でも葱がまだ残っていたので、新鮮なうちにその外側の葉と葱とで鍋を作りました。新鮮な野菜は、姿形はもちろん包丁を入れた時の「サクッ」という音と感触、そして香りでわかります。
 全然違います。

 関係する農家の方には申し訳ありませんが、スーパーで並んでいる野菜ではまず経験できません。

 ほうれん草が尽きた一昨日と昨日は、残った白菜の内側の葉を使って「豚肉と白菜の甘酢炒め」を作りました。コックで生活費を稼いでいた時からの得意料理。
 でも一昨日は今シーズン初。

 バタバタしながら作ったのですが、味は及第点ながらも反省材料多し。醤油の量、つまり塩分の問題はクリアしたのですが、やはりみりんの使い方が難しい。
 混ざりもののない本みりんを使っているのですが、どうしても野菜本来の味より、みりんの甘さが目立ちがち。

 というわけで今季2回目となる昨晩は、調味料(みりんおよび調理酒、減塩醤油、酢)の量について、ホントに注意しながら調理しました。
 ちなみに、それ以外の調味料は一切使っていません。

 なお、白菜が黄色っぽいのは内側の葉を使っているため。外側を使うともっと青色が目立ちます。また豚肉の量が多い──実際には100gちょっと──なのは、高齢者であるセンセイがタンパク質を意識して摂取する必要があるため。
 普通はもっと少なくて良いと思う。

 ...で、出来はというと、2回目は十分合格点。調理酒を多めに入れたのこともあり、それぞれの味の要素がかなり馴染んでいます。もちろん塩分は最低限。というか、もはやセンセイの舌では感知できないほど。
 みりんの、強引さを感じる甘みも抑えられています。

 う〜ん、この調子だと、この冬は毎晩「豚肉と白菜の甘酢炒め」ということになるかも。 



11月2日(水) ...何か、暗い ──利用者の多かったスーパーのATMが廃止されていました──

 ...何か、暗い。

 今日は午前中は特別に来客があり、センセイはまずその準備と対応。水曜日は午後に大学院の講義があり、その後はお手伝いをしてくれる学生が研究室に入ります。続いて遠隔による関係者の会議。かなり疲れています。
 仕事に区切りはつけてあるので、もう、晩の食材を買って帰宅することに。

 西村センセイ、物価高騰対策として、最近はドラッグストアで食材を購入する機会が増えています。スーパーよりも安いので、品質などに問題がなければ多めに買って冷蔵庫で保存。でも今日は最寄りスーパーへ。
 明日は祝日。

 帰宅するので今晩の分だけが必要なのです。そのような要求に対応できるのはやはりスーパーだけ。訪れるのは2週間ぶりくらいじゃないだろうか。
 ...あれっ?!

 何か変。出入口脇が妙に暗いのです。何が変化したんだろう。そもそもここは何だったっけ...あ"っ!。

 ここには地元銀行のATMが設置されていたのです。スーパーの中ということもあり、利用客は多い。しばしば出入口の外に列ができていたほど。
 それが撤去されていたのです。

 次に目に入ったのは自動ドアに貼られたビニールテープ。ごく普通のテープです。それで銀行名やATMなど表示を簡易的に隠しています。
 室内に目を凝らすと、ATMそのものは撤去済。

 その作業が終わったばかりのようで、脚立が立てられたままだし、内装はいかにも工事中という感じ。近づいて貼り紙を読むと、10月31日(日)の21:00に廃止とのこと。
 廃止を知らなかった利用客が多かったようで、写真の女性を含めて、立ち止まってから店内に入っていきます。

 客観的に考えれば、300mほど離れた場所に銀行の支店があるのです。個人的には学内ATMに続く廃止となりますが、そもそもメインバンクではないし、このATMは使っていませんでした。それに支店まで歩けば済むこと。
 でも高齢者にはしんどいだろうなぁ。

 銀行は、ゼロ金利政策でここまで追い詰められているんだ...。



11月1日(火) 10月は、よく歩いた ──1日あたりの平均歩数が12,000歩を越えました──

 今日はタイトル通り、そしてグラフで見た通りのお話。

 右の写真は昨日、つまり11月の晦日(つごもり/晦日(みそか)のこと)の夜に取得したiPhone SE(2nd)の画面をキャプチャしたもの。歩数計が記録した1日あたりの平均歩数を、1ヶ月ごとに見ています。
 約2年半の記録です。

 あらかじめお断りしておきますが、iPhone SEの画面は縦長。そのままではグラフが1枚に収まらないので、3枚の画面を張り合わせています。またiOSがアップデートされた際、縦軸が圧縮されました。
 そこでグラフ部分のみ、縦方向に約1.5倍引き伸ばしています。

 多少の凸凹はあるものの、右肩上がりのグラフであることがわかります。右側1/3くらいが本来の画面なのですが、そこに記されているのは12,264歩。
 初めて12,000歩を超えました。

 以前もお伝えしましたが、iPhone SEを導入してから数ヶ月は歩数計の存在に気づかなかったのです。もうちょっと遅れたら万歩計を購入するところでした。
 でもそれからは1日の歩数を見ることが楽しみに。

 楽しみは励みに繋がります。ご覧のようにどんどん歩数は伸びて、今年1月末には11,000歩を突破。でもその頃から完全な伸び悩みに。
 特に夏場は暑すぎて出歩くことが難しい。

 でも気温が下がるとともに、グラフはどんどん上昇。雨の日も晴れの日も、授業のある日──キャンパスが広いのでかなり歩く──もない日も歩きます。特に10月は金沢市内中心部まで2回(こちらこちら)歩いたことが寄与しているはず。
 1日の歩数と血圧の間には明確な相関関係はないようですが、体調は確実に良くなります。

 また想定していなかったのが気分。体と心のバランスが確実に良くなります。

 これからは雪のシーズンなので、さすがに今秋のようにはいかないでしょうが、センセイ個人の心身の健康のためにも、家族や関係者のためにも、できるだけ歩くようにしたいと考えています。



10月31日(月) 予想外にスルッと... ──軌陸車のモード変換を初めて目撃しました──

 「軌陸車」と書いて「きりくしゃ」と読みます。

 「軌」は軌道つまり線路を、ここでの「陸」は道路を指していますから、「軌陸車」は道路を走るだけでなく、鉄輪によって線路も走行できる機能を有した、いわゆる「働く車」。これまでに路上あるいは線路上で何度も見ています。
 でもこの週末、そのモード切替の場面を初めて目にすることができたのです。

 写真は自宅近くの越後線豊町踏切で撮影したもの。センセイは最寄りのスーパーを目指して歩いていたのですが、この踏切に到る前、運転席の屋根の上に初めて見る緑色の棒状のライトを装備したトラックとすれ違いました。
 実は写真のトラックにも同じものが。

 その時は「何だろう」くらいの意識だったのです。でも踏切に差し掛かると明らかにいつもと違う。だって踏切上でトラックが道路と直角に静止してるのですから。
 センセイが到着した時から、位置はこの状態。

 軌陸車だと気づいた時には、4輪ともタイヤで設置していました。要するに普通のトラック。こんなに幅が狭い踏切を使って向きを変えたようです。
 背中を向けている中央の人物(女性)が慣れた手つきと声でトラックを誘導。

 位置を微調整した後、運転席に声を掛けるとおぉ、タイヤ(後輪)の後ろから鉄輪が降りてきて線路に設置し、後ろのタイヤが宙に浮きました。
 トラックは前のめり状態に。

 列車の連結器のように大きな音がするのかと思ったら、ほぼ無音。鉄輪はホントにスルッと降りてきました。同時にタイヤ(後輪)と鉄輪の間に金属製と思われるプーリーが入り込みます。
 これでトラック後輪の回転力を鉄輪に伝えるわけです。

 女性は後ろの鉄輪がちゃんと軌道上にあることを確認すると、今度は車体側面で何かのレバーを操作しました。すると先ほどと同様、前の鉄輪が降りてきます。この状態で、前の鉄輪が軌道上にあるか、左右から確認。
 問題はなかったようで、レバーをもう一度操作すると、あっさりと写真の状態に。

 すると、おぉ、トラックはスルスルと後ろ向きに走り始めます。女性を残すのかと思ったら、助手席のドアを開けて飛び乗るような格好で乗車(実話)。速度は20km/hくらいじゃないかと思います。
 これって、かなり危険だと思うんだけど。

 トラックの後方つまり写真右側、約300m位の場所とその先に踏切が2カ所存在します(こちらの1枚目の写真で自動車が渡っているところ)。軌陸車は列車ではなく作業機械扱いのため、踏切が自動で降りることはありません。
 だからそこまでの間で作業するのか、踏切に保安要員を配置しているはず。

 実は、越後線は現在、大規模な昼間集中工事中。その作業の一環と思われます。ちなみに、この写真は縮小しているためわかりませんが、トラック前方の側面には「レンタルのニッケン」と書かれています。
 こんな特殊車両までレンタルしているんですねぇ。

 それにしても珍しい場面に出くわしました。



10月30日(日) 新規オープンから2週間が経過した「らぁ麺あり澤」、相変わらずの人気ぶりです

 いつも通りに金沢へ移動しました。

 その際、気をつけなければならなかったのは安全運転──これは当然──に加えて、今日、「金沢マラソン」が開催されること。大会は金沢市市街地を中心に行われるのですが、その交通規制の区域が一部、センセイの経路と重なるのです。
 以前、前の318iだった時に「となみ庄川散居村縦断マラソン」とぶつかったことが。

 この時は迂回路の案内がなく、また318iにはカーナビが装備されていなかったため、もの凄く遠くまで迂回せざるを得ませんでした。
 行き止まりの道をバックする羽目に陥ったり。(実話)

 今回は規制時間を過ぎてから問題の区域に進入する見込みなのですが、規制の関係で迂回路に車が集中するなどして、渋滞に巻き込まれる可能性があります。
 さて、いかに...と思ったら、通称「山側環状」の走行車両は予想外に少ない。

 あっさりと規制区間を通過。みんな、金沢マラソンのゴールの瞬間を見に行ったのかしら。ちなみに大会の様子は、例えばこちらから。
 写真は
らぁ麺あり澤」の今日の様子。

 写真右側の駐車場はほぼ満車で、お店の前の、開店当日に店長が座っていた椅子には順番を待つ5、6人のお客さん。先週はとても長い列だった──写真は撮影しなかった──ので、それよりは短くなったことは事実。
 でも材料切れのために夜の営業を休まざるを得ない日も。

 ちゃんと固定客を迎えつつあるようです。

 先週まではお店の前に花輪が飾られていたのですが、現在はご覧のように片付けられています。見方を変えると、これがお店のあるべきいつもの姿。お店のTwitterによると、県内の民放テレビ(富山テレビ)も取材に訪れたとのこと。
 放映時の画面も見ることができます。

 キンエン生活中のセンセイですが、まだ金沢と往復している間に例外規定を設けることになるかも。

 それはともかく、頑張っていただきたいものです。



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