2025年4月12日更新(2025年4月20日ページ移動)
■4月12日(土) 花弁の色って、こんなに豊かなんだ... ──西村センセイ、満開の桜に教えられる──
今日も見たままのお話。というより、ほぼ写真の説明だけのようなもの。
綺麗な青空を期待してたのですが、今朝起きると窓の外はまだ割と暗い。晴れていれば日が射し込むため、南側の窓はもっと明るく輝くのです。
カーテンをずらして外を見ると、曇天。トホホ。ただしこればかりは自然現象なので仕方ありません。午前中は割と真面目に、来週火曜日から始まる金沢工大大学院の講義準備。
2時間ほど取り組んで一区切りついた頃、正面の窓が明るくなっていることに気づきました。全体的にはまだ曇っていますが時々、日が射しているのです。もう少し作業をしてから徒歩で外へ。結局、いつもと同じ時間の外出になってしまいました。
玄関ドアを開けて最初に感じたのは、予想外に風が強いこと。しかも寒い。その代わりというわけではないのですが、雲よりも青空の方が目立つようになりました。お店に立ち寄ってから最初の目的地へ。もちろん桜の撮影です。
昨日お伝えしたように今回は敢(あ)えて、センセイのふだんの行動範囲内で撮影しています。
1枚目の写真は、その中で最も早く咲いた桜の樹。農道脇の立派なお宅の敷地内に植えられています。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
ちなみにここは昨秋、道路脇に倒れていた高齢者を救護──といっても通報しただけ──した現場です。桜の樹全体の様子もご紹介(別ウィンドウ、1280×960)します。背後の背の高い桜の樹と比べると、咲き方がずいぶん違うことに気づきます。
もう一つのポイントが花の色。今日ご紹介する他の写真と比べていただくとわかりますが、この樹の花はピンク色が濃い。なお他の写真を含めて、色を補正していません。
スーパーで晩酌用のお刺身を買い、少し遠回りして次の目的地へ。右の写真がそのよしやぶ川脇に植えられた桜。ただしいつもの場所ではなく、少し下ったスーパー「ドン.キホーテ」の東側で撮影しています。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
実は天気が悪かった場合に備えて、今週水曜日にもここを訪れ、ほぼ同じアングルで撮影しています。
ロケハンも兼ねていたのですが、その時は三分咲きくらい。それでも咲き方は見事で、高齢の女性2名がつくづく「綺麗ねぇ...」と語りながら、桜の下を進んでいきました。
今日はご覧のように満開。スマートフォンを構える女性の後ろ姿がすべてを語っています。腰を折るようで申し訳ありませんが、花の色に着目すると、全体的には1枚目より白っぽい。(ただし奥にはピンクがかった樹も)
申し訳ありませんが、3枚目は今日撮影したものではありません。(撮影後、葉が急速に生長したため)これは9日(水)に撮影した拙宅の枝垂れ桜(こちらに雪が残る先月末での蕾の写真あり)。当地の他の桜と歩調を合わせるかのように咲き始めたのです。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
この日は曇天だったのですが、一時的に晴れ間もあったので、それをバックに撮影しました。中古で購入した「梅」望遠レンズを使っていますが樹の丈が低いこともあって、相当接近しての撮影。遠くから花弁(かべん/はなびら)を見ている時と、印象がずいぶん違います。
意外にワイルドで、生命力に溢れています。人間を含めた動物もひっくるめて、そうでなければ生物は種族を維持できなということなんでしょうか。今回、枝垂れ桜でもう一つ感じたことが。他の桜の花と比較すると、この花弁に緑色を感じるのです。(ただしこのページの閲覧環境によって大きく左右される)
肉眼でも、そう感じます。普通に「日本人」とされる人々に限ってみても、よく観察すると皮膚の色は決して「はだ色」ではなく、個体差があります。ちなみに色鉛筆やクレヨン等を含めて、「はだ色」という表現はほぼ用いられなくなっています。(報道例)
桜に戻ると、センセイがご紹介した桜は品種が異なるのかもしれません。(センセイにはセンスがないので、見分けることは不可能)ただし品種が違うかどうかにかかわらず、本当のところ──今回は桜の花弁の色──は、自分で確かめるしかない。
今回、桜に教えていただいたことです。
■4月11日(金) 雨天が続くため、お花見日和は明日だけ?! ──当地の今年の「春」は、短かった...
──
見たままのお話。
当地の雨は、今日の午前中まで続きました。それでもお昼前にはほぼ止んだので、徒歩で外出。金曜日なので実家へ行く必要があり、その前に用事を済ませておこうと考えたのです。帰路、ふと思いついて経路を変更。
西村センセイ、実はこのパターンが多い。国道がJR信越本線と県道を跨ぐ跨線橋の上に来た時、眼下に桜が開花していることに気づきました。造園業のお店兼ご自宅の一角に植えられた、比較的若い樹。ご覧のように、もう少しで満開です。
そのまま進もうとした時、真下にある踏切の警報音が鳴動(めいどう)。
長岡発直江津行の各駅停車が接近中なのです。慌ててカメラを取り出し、シャッター(速度)優先モード(1/40s)で撮影したのが写真。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
もっと生長した樹で、低い位置から撮影できればいいのでしょうが...ま、しかたない。お伝えしているように当地はこのところ雨がち。せっかく咲いた桜──現在は五分咲きから満開が多い──も、雨あるいは曇天(どんてん)だとなかなか「画」にならない。
しかも上空に寒気が入り込むため、来週前半までグダグダの天気が続きそう。開花期間中に唯一、花見あるいは撮影のチャンスがあるとすれば、明日。来週から始まる講義の準備を進める必要がありますが、それでも今日同様、時間がまったくないわけではない。
そのために自動車で遠出をするつもりはないので、普段の行動範囲内で撮影に挑戦してみたいと思っています。ただし上手く撮影できるかどうかは別。まず撮影テクニックが決定的に不足している(これはセンセイの問題)。無能さをひとまず措くことが許されたとしても、運不運が関係します。
写真の各駅停車は、すぐ先の柏崎駅で後続の特急「しらゆき」に追い抜かれます。2分ほどで再び警報音が。改めてカメラを構えます。ところがやって来たのはE653系1000番台4編成の中の「旧沼垂(ぬったり)色」H202編成(2枚目の写真)。他の編成もそうですが、「しらゆき」の基本塗装はクリーム色。(ただし色合いは異なる)
お察しの通り車体と桜の花の色が近いので、何が何だかわからない...。もちろん桜の樹に接近して撮影するなど工夫の余地はいくらでもあるのです。でもそのためには、ただカメラを手にしてぼんやりと外出するのではなく、撮影の目的や対象を明確にした上で、周到な調査と準備が必要。
今回の場合、どの桜の樹を主題にするか、そして列車はいつ到着するか(+天気や太陽の位置)など。何だか、書けば書くほど敷居が高くなってきます。明日ご紹介する写真はおそらく期待外れの内容になっているはず。残念ながら、それが現実なので。
悪しからず。
■4月10日(木) 三分咲きの桜の下、多数のお客さんに恵まれて「中華蕎麦 たか橋」、本日オープン!!
当地は午後3時頃から雨に。そのため昨日から始めた庭の草取りの続きは中止。
天気の傾向はわかっていたので、いくつかの用を片付けるべくお昼前に徒歩で外出しました。西村センセイ、いつもはわざと行き当たりばったりでルートを選ぶのですが、今日の最初の目的地は明確。
本日オープンする(はずの)「中華蕎麦 たか橋」です。看板およびお伝えしたSNS以外の情報には接していません。だから新規開店がどの程度知られているのかは不明。そもそもここは...という場所。ただし逆に、それは事情を知る地元民ゆえの思い込みかも。
ここは実際に確かめるしかありません。
というわけで開店時刻と予想される11:00の10分前に、お店の裏側を通ってみました。すると、奥には関係者のものと思われる軽自動車が2台。
そしてその先には、おぉ、開店を待つお客さんが並んでいらっしゃいます。ぐるっと回り、お店の正面に出てみると駐車場は満車。並んでいらっしゃったのは若い方を中心に18名。個人的に予想していたより多い。
個人が特定できるような写真を撮るわけにはいきません。道路を渡り、その先にある公園の奥から撮影したのが写真。ちょうど11:00になり、女性店員がお客さんを順番に店内へ招き入れているところ。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
この撮影地を選んだのには理由が。一昨日お伝えしたように、公園の外周に植樹されている桜が咲き始めたのです。個体差があるので一概には言えませんが、今日現在三分〜五分咲きくらい。
せっかくのオープンなので何とかお店と桜を一緒に収めることができないかな、と考えたのです。どこに桜が...って?
そりゃそうでしょう。写真は「梅」望遠レンズを用いて、絞り開放(撮影時はf/5)で撮影しています。今回は、お店(およびお客さんの後ろ姿)と桜の花という二つの主役のバランスをどう取るかに焦点を絞りました。
センセイが考えた構図は、奥のお店とお客さんに焦点を合わせつつ、手前上方にボケた桜の花を配置。実はその通りなのです。ただし咲いている花がまだ少ないことに加えて、高い場所での開花がほとんど。撮影場所とお店の間には木々や柱、自動車などの障害物が多数。しかも撮影のタイミングは限られています。
桜は、手前上方や左隅にちゃんと写っているのです。でもボケ過ぎているので、何が何だかさっぱりわからない。もっと絞って被写界(ひしゃかい)深度を深くして、手前の被写体ももう少し明確になるように配慮すべきでした。他方、手前の桜にピントを合わせるという選択肢もあったのです。
事前に検討していたのですが桜の花はまだスカスカだし今度は、肝心のお店の方がボケてしまいがち。つまりバランスが大切。テクニック不足を白状しているだけなのですが、そこはお許しを。
センセイの徒歩での行動範囲内に関する限り、桜の咲き方はこの公園と同じくらい。ただし背後にある砂丘の上にある神社の桜(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))は満開。たぶん当地ではここが一番早いと思う。
本題に戻ると「中華蕎麦 たか橋」、本日無事オープン。帰宅後に調べてみたところ、ネット上にも情報が掲載されつつあります。個人的には「キンエン」生活中のため、お店を訪れることは難しいと思いますが、ここまでの意欲と、それ以上に大変だったはずの努力に敬意を表します。
心より、お店の繁盛をご祈念しております。
■4月9日(水) オープンから1ヶ月で店仕舞い。こうやって全国各地を行脚しているんだろうなぁ...
写真は昨日のお昼に撮影したもの。
いつものスーパーで晩酌用の刺身を購入してから、ちょっと先の別なスーパーへ。ここでしか手に入らないものがあるのです。センセイは手前にある道路を左から右へ。途中、1ヶ月前にオープンしたアヤシイお店の前を通りました。
つい先日まで、手前の駐車場はお客さんの車で埋まっていたのです。(実話)
でも昨日、車は皆無。タイミング──午前と午後にお客さんを入れる──の関係かなぁと、その時はあまり深く考えずにスーパーへ。用を済ませて出てきた時、あ"...。
移動経路の関係で往路帰路ともに、このお店の前を通るのです。センセイの目に飛び込んできたのは、入口ドア上に貼ってあった幅1.5mくらいの紙製看板を手にした男性2名。お二人とも、割と高そうなスーツを着ています。
一人は手慣れた手つきで看板を丸めて、店内へ。もう一人はワンボックスカーをお店の前まで移動。台車に乗せてきた荷物を手際よく車に積み込んでいきます。センセイは、ほぼポカンと眺めているだけ。
お察しの通り、借用していたお店から退去中なのです。我に返った(?)西村センセイ、いつまでも付き合っているわけにはいかないので、次の目的地へ移動。実は、今日もお店の前を通りました。(それが目的ではない)
お店はもぬけの殻になっているんだろうなぁーと予想していたのです。確かに、昨日はまだ残ったままの張り紙や駐車場の幟は綺麗に撤去されていたものの、店内の照明は灯っており、箱詰めされた荷物を確認することができました。おっと、ここで建物脇の駐車場からトラック登場。(実話)
大切な商品だから、きっと運送業者に...と思ったセンセイが甘かった。出てきたのは赤い2tのトヨタ・レンタカー。ハンドルを握るのはやはりスーツ姿の男性(写真の人物とは別人)。今回、当地での営業はちょうど1ヶ月。これが長いのか短いのか、そして変動するのかどうかはわかりません。
でもこうやって、おそらく数人で全国各地を行脚(あんぎゃ)しているんでしょうねぇ。イメージ的には焼畑農業。されど同業者は少なくないようだし、売り手に対応する一定の顧客が存在することもまた事実。でも、ま、いいんです。
いろいろな意味で、ご縁はなさそうなので。
■4月8日(火) 経済的衰退が進行する当地。しかも10年間空き店舗だった場所に、ラーメン店が新規出店
今日は見たまま、そしてローカルな内容。
お伝えしたように日曜日に外出した際、桜の開花が気になったので近くの公園を経由することにしました(この公園の桜は、一昨日開花)。ただし今日お伝えしたいのは、その途中で出くわしたこと。
拙宅と公園の間には県道が。
割と大きな道路なので、横断歩道を渡る必要があります。目の前で赤信号に替わったため、手前の歩道で待って周囲の様子を確認していると...あれっ?!
ちょっと離れた場所にある道路脇の看板(写真右側)が更新されています。横断を諦めて看板と、駐車場を挟んで奥にあるお店の方へ。センセイは1996年に拙宅を新築。新潟市内から当地に引っ越してきました。その頃、この建物は回転寿司のお店──1回だけ入ったことがある──だったのです。
その後は飲み屋になり、最後は長野県に本拠地があった「つけ麺」のお店に。されど地域の経済的衰退が進行していることもあってか、つけ麺店は10年前に閉店。その後、建物と敷地は放置されたままだったのですが、ご覧のように、看板だけでなく建物の外観もリニューアルされています。
最初に目に入ったのは「たか橋」(Instagram)という店名と、「蕎麦」の文字。白状すると、日本蕎麦のお店なら入ってもいいかな...と思ったのです。でも近づいて良く見ると、「中華蕎麦」。どうやらラーメン店らしい。「4月10日オ|プン! 」(ママ)とのこと。
ただしこの日はカメラに汎用性が高い「梅」望遠レンズを装着して外出。「神」広角レンズを持っていなかった──反省──ため昨日、改めてお店の前を訪れました。当然、前日同様「準備中」の札が...と予想していたのです。ところが何と、ご覧のように「営業中」。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
白い暖簾も下がっています。「10日オ|プン!」との関係は不明。
また駐車場には、お客さんあるいは関係者のものと思われる地元ナンバーの車も。テストランということなのでしょうか。いずれにせよ10日の正式オープンに向けて、準備を着々と進めていらっしゃるようです。
ご同慶の至り。ところで、どんな方が経営されるのだろう。
栃木県小山市内には同名のお店が存在し、しかも同店は3月末で閉店したらしい。当然...と考えがちですが、現在のところ情報不足なので何も判断できません。他方、近所の方の息子さんが...という未確認情報も。
要するに、わからないことだらけ。それはともかく、本当なら一度入ってみたいところですが、センセイは「キンエン令」中の身。
残念ながら、センセイが「たか橋」の暖簾をくぐる日はなさそう。でも地元の方であるにせよない──もちろん栃木県の方も大歓迎──にせよ、関係者の努力が実り、お店が繁盛することを願っています。
...え"っ?!「日本蕎麦のお店だったら、キンエン令を無視していいのか」って?
そこはご寛恕(かんじょ)の程を。
■4月7日(月) やはり餅は餅屋だ... ──損傷したタイヤホイールを綺麗に修復していただきました──
三寒四温──ただし今季はずっと短いことが多い──を繰り返しながら、当地も少しずつ春らしい雰囲気に。
予想通り桜の花も咲き始めましたが、個体差が大きいので全体としてはまだ1〜2%程度に留まるという感じ。まだ「絵」にならないので、ご紹介は後日改めて。もっとも、その頃になると太平洋側は桜吹雪。
だからあまり関心を持っていただけないかもしれませんが。ま、しかたない。
春の陽気でどこかウキウキ気分になる一方で、実はちょっと気になっていたことが。夏用タイヤへの交換です。「雪国なんだから、当たり前でしょ?」と思われるかも。ただし今年はちょっと特殊事情。
これまではBMWのディーラーにお願いしていたのです。でもセンセイは年金生活者なので維持費節約を重視すべく、今回からメンテナンスをお願いしている自動車販売店で交換していただくことにしました。金沢通勤の機会を利用して、今月下旬の作業を予約済。
問題は、交換すべき夏用タイヤが揃っていないこと。お伝えしたように昨秋、姪の新居を訪問した際に注意不足により、車体の一部とタイヤホイールを損傷(こちらやこちら)してしまったのです。車体については損傷部分が樹脂製だったため、自分で補修することに。
ただしタイヤホイールはアルミ合金製。そのままでの放置はやはり、愛車に申し訳ない。車体同様、自分で補修することも検討したのですが、敷居が高そう。というわけで近くのお店に補修を依頼したのが9月下旬。作業期間は1週間くらいとのことだったのです。
でも見事なまでに、その後の連絡がない。
お店および社長の名誉のために申し添えると、年初に社長名義の丁寧な年賀状を頂いています。若い世代には不人気な年賀状だったので、意外でした。
冷静に考えれば、夏用タイヤの交換までに補修作業が済んでいれば何の問題ないのです。極端なことを言えば、この間、お店が損傷したタイヤを無料で預かってくださると解釈することすら可能。でもさすがに、春になっても連絡がないとなると...。
4月に入ったのでメールでタイヤ交換日を...と思っていたら先日、相変わらずの軽いノリで作業完了の電話が。というわけで今朝、補修を終えたタイヤホイールを引き取って修理代金を支払うため、お店を訪れました。今回も社長は不在。ただしこちらも正確なアポは取らない状態での訪問。
クレームを述べているわけではありませんので、誤解なきよう。留守番の女性社員とお話ししたところ社長は車の引き取りに向かっており、すぐに戻るだろうとのこと。そこでお店で待たせていただくことにしました。
彼女の対応は非常に丁寧。お店のコンセプトとちょっと違う部分が...と思いつつ、暇なので店内をあちこち見渡していると、え"っ?!
おぉ、足元に転がっている(?)タイヤホイールはまさに、愛車の夏用左後輪ではありませんか。
気づいた瞬間は不意打ちを食らっただけだったのですが、続いて決定打が。ホイールは新品と見紛(みまご)うばかりのピカピカだったのです。肉眼では傷痕をまったく確認できません。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
二度見、三度見したほど。色合いが損傷直後と違っていますが、これは店内のLED照明の色温度が低いため。この位置だと、外光で傷痕が目立ちやすいはずなのですが...わからない。念のために触ってみると、まず、表面はツルツル。
素晴らしい。その上であちこち撫でると、ここが損傷部分かな...と思える場所が。おっと、ここで社長登場。お礼申し上げ、代金を支払います。決して理不尽な金額ではありません。むしろ「これでいいんですか?」という感じ。
タイヤホイールを積んで帰宅し、所定の収納場所へ。やれやれと思いながら確認していると、愕然とする場面に。修復後のタイヤホイールを触っていた時、損傷に起因すると思われる凸凹を確かに感じたのです。でも記録と照合したところ、損傷部分は写真の左上部分。
他方、センセイが「ここだろうな...」と勝手に思い込んでいたのは、別な箇所。以上は事実なので、正直にお伝えします。
やはり「餅は餅屋」だ。と、同時に、センセイを含めた古い人間は改めて、若い世代の考え方をもっと肯定的に評価すべきだと思う。甥や姪、そして彼、彼女らの連れ合いと話していても、実感します。
心から反省しているのです。ホントに。
■4月6日(日) おぉ、そこで荷を背負っていらっしゃるのは... ──センセイも歩けば石像に当たる──
予定を変更して、見たままのお話。
当地は今日も寒く、しかも雨との予報(実際、午後から夕方はかなり降った)。それでも午前中は雨がパラつく程度だったので、お昼前に徒歩で外出しました。今日はいつもとかなり違うルートで、まず近くの公園へ。
若いお父さんとお母さん──ご夫婦ではない──がそれぞれ、よちよち歩きの幼児を遊ばせています。4面ある隣のテニスコートでは多数の高校生が大きな声を出しながら練習中。彼ら彼女らを見守るのは、公園の外周に植えられた桜の樹。ここは桜が割と早く開花するのです。だから期待していたのですが、実際に咲いていたのはごく少数。
新潟市と上越市(高田公園。民間団体による)では今日、桜の開花が宣言されました。ただし当地については、暖かくなる明日以降になりそうです。少し大きな通りに出てから、小路に入ります。ここでのセンセイの関心の対象は、進行方向左側にある昨年新築された平屋のお宅。
田舎とは思えないお洒落さ。ミニマリズムに徹したお宅の前を通り抜けようとした時、え"っ?!
小路の反対側に建つのは、この地域の典型的なお宅。ただし建物も敷地も荒れており、もしかすると無人かも。ご覧のように、境界を示す黄色のロープまでもが色褪せています。
それは知っていたので逆に、あまり注意を払っていなかったらしい。瀟洒(しょうしゃ)なお宅から振り向くような格好になった時、庭に小さな「人」が無言で立っていることに気づきました。もちろん人間ではなく石像。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
高さは60cmくらいで、意外に小さい。髪を結った彼は背中に荷物(薪)を背負い、本を両手で広げています。言うまでもなく二宮尊徳(そんとく/たかのり)あるいは二宮金次郎(/金治郎)。
ただし歩いている感じではなく、まるで右側の石に腰掛けて休憩しているかのよう。知らなかった...というより、完全に見逃していました。
国策に沿ってかつてはあちこちに建っていたとされる尊徳像ですが、個人的には銅像を1回見たことがあるだけだと思う。それもたぶん他県。県内での記憶はまったくありません。
だから驚いたという面が。それにしても、ナシテ?