2017年2月18日更新(2017年2月26日ページ移動。2019年1月4日写真削除)
■2月18日(土) (詰めの甘さ)2 ──先月出現した板張り区画が撤去されました──
今日は土曜日ですが、センセイは立場上の仕事で金沢に留まっています。
留守番をしている部屋の近く、廊下が交差する場所に先月、いきなり養生シートがガムテープで止められました。何だろうと思っていたら、いきなり細い柱が立てられ、あれよあれよと言う間に全面板張りの小部屋が出現。
最初は仮設の作業スペースだと思ったのです。しかも近くの、一つ上の階にあるトイレの工事が始まり、その配管工事の一環だという情報も入ったし。
でもその割には立派な「部屋」。その後は総務を担当する方から床暖房の機器室だという情報が入ったので、漠然とそうなんだろうなぁ、と思っていました。
しかしベニヤ板に壁紙を張るわけでもないため、何か変な感じ。お伝えしたように大学院の修士公聴会が先週開かれ、今週の前半は学部の卒論発表会が行われました。
翌日からは学生の姿をほとんど見なくなりました。それに合わせたかのように校舎内のあちこちで工事が始まり、かなり騒音が続きました。この場所もその一つ。
昨日、郵便局へ行く途中に「部屋」の前を通ると、ベニヤ板の壁がすべて取り払われていました。写真はお昼過ぎに撮影したものですが、柱も完全に撤去され、作業用の足場を解体しています。もちろん最初に得た情報が正しく、配管工事とその後の天井板の張り替えのための仮設工事だったのです。
現在は床に敷かれた養生用のブルーシートも取り去られています。ホントは「そうかなぁ」と思いつつも、それなりに情報を持っているはずの人から話を聞くと、疑問に蓋をしてしまう。つくづくセンセイの詰めの甘さ2を思い知らされます。
反省。
■2月17日(金) ...困った。MacBook ProのUSBインターフェースが1個、作動しなくなってしまった
......困った。
センセイはこのページをアパート(あるいは自宅)に戻ってから更新します。昨晩もこのパターン。MacBook Pro(2011年型)とPowerBook G4(Titan)を起動して、両者をネットワークで結び......あれっ?!
MacBook ProにUSB接続で繋いだマウスが動かない。正確に言うと、2個ある端子のうち、1個がマウスを認識しません。マウスを取り替えても、他のUSB機器に交換しても繋がらない。
サイトをひとまず更新した後、状況を再確認します。USB端子が正常に動作しない事象は稀に発生します。でもたいていの場合、再起動すれば正常に戻るのですが......ダメ。
電力は機器にちゃんと供給されているのです。先日助けられたNVRAM(P-RAM)クリアを実行した上でMac側から起動しても、相変わらずその端子だけ動作不良。
WIndows 7側から再起動し、デバイスマネージャーで確認すると、各バスは正常に動作しているとのこと。(赤枠内)生き残ったUSB端子1個が使えれば最低限のことはできるのです。でもアパートではサイトの更新時に充電を兼ねてiPhone 5を同時に接続します。大学でもカラープリンタにはUSB接続。
出先ではカード認証システムなど、どうしても同時に2個使用する場面があります。トラブルの原因として考えられるのは、端子の損傷などハードウェアの問題。解体に必要な特殊なドライバは研究室に置いてあるので明朝確認することにします。
ダメそうなら、電源を使わない簡易型の分岐アダプタを使えば何とかなるかもしれませんが、廃棄したような気がします。う〜ん、これって、使い慣れた2011年モデルから購入したばかりのMacBook Pro(モデルとしては2012年型)に乗り換えろってことかぁ......などと、今日は暗い気分でご出勤。
いつものように各機器を接続してから電源を投入します。USBアダプタをまだ捨てずにいたかなぁ、と、引き出しの中を探そうとしたら、動きます。マウスが。まるで何事もなかったかのように。
......いったい、何だったんだ。
■2月16日(木) 大学裏、閉店した「オムライスの店 Egg Land」に動きが...
数日前に大学裏を歩いていると、仮設工事現場に出くわしました。
ここは「オムライスの店 Egg Land」があった建物。ただしセンセイは一度も入ったことがありません。
そもそもこの近辺は電車での帰宅や出張の際、「野々市工大前」駅から北陸鉄道石川線に乗る時くらいしか来ない場所。記憶ではずっと営業していなかったように思ったのですが、調べてみると1991年に開店し、数年前までは営業していたらしい。割と最近なんですね。
OB・OGの中には訪れた方もいらっしゃると思います。ご覧のように全周に工事用の足場を組んでいます。この日は壁に掛かっていた看板などを撤去していました。
仮設工事、実はかなり費用がかかります。看板の撤去程度では採算が合いません。だからセンセイの予想としては、本格的に改築工事を行い、何か新しいなるんじゃないか......。
というわけで今日、お弁当を買う途中に遠回りしてこの現場を再訪すると、ほぼ写真の状態のまま。足場は組まれたままで、不動産屋の「テナント募集中」の看板だけがかかっていました。つまりセンセイの予想は大ハズレ。
それはともかく仮設の足場、どうするつもりなんだろう...。
■2月15日(水) アップルの電話サポートのおかげで、アプリケーションのアップデートに成功しました
今日はタイトル通りの話題。
以前お伝えしましたが西村センセイ、今後もBootCamp環境下でWindowsを使用するため、Windows 10をインストールできる旧型MacBook Proを購入しました。
現行機種の2世代前のモデルをわざわざ買ったのは、格好良い新MacBook Proはもちろん、一つ前の薄型もMac/Windowsキーボードの差異を吸収するソフトを使えないからです。ただし現在はまだWindows 7をインストールした2011年モデルで問題ないので、本格的には使用しておらず、OSやアプリケーションの整備に留めています。
基本的には順調。ただしつくづくWindows 10にはご縁がなかったと思い知らされますが。それはともかくMac、Windowsともに、OSおよびアプリケーションやウィルス対策ソフトは常に最新のものに更新しています。しかしここで問題発生。
写真はMac上で“App Store”を立ち上げたところ。現在のMac OSは、アップル社が提供するOSおよびアプリケーションをここからアップデートする仕組みになっています。
最初は何の問題もなかったのです。ところが先日、セキュリティアップデートとブラウザの“Safari”、そして“iTunes”のファイルが提供されたため、ダウンロードしようとしたのですが、途中で停まってしまうという現象が繰り返し発生しました。
画面下半分の4段は“iTunes”のインストールに失敗した記録です。何度もやってみたのですがダメだったので、ついに今回、アップルの電話サポートに連絡。割と簡単に繋がりました。まず、こちらの画面を先方が見えるようにするソフトをインストール。
それが途中で切れたりしてけっこう大変だったし、そもそもサポートが首を傾げるほど不思議な状況。結果的には、NVRAM(旧Mac OSのP-RAMに相当)をクリアしてから、Windowsのセーフモードに相当する状態で起動することでこれらのソフトをインストールし、問題を解決することができました。
所要時間は約30分。いろいろ情報を交換したのですが、やはりセンセイがBootCampを使用し、かつ特殊なソフトを複数インストールしているために発生した稀な現象のようです。
やはり困った時は素直に、専門家の意見に耳を傾けるべきだと反省したセンセイなのです。
■2月14日(火) この違いは、何なんだろう... ──あのドイツ人も、ミスをするんだ(続)──
今日は見たままのお話。
センセイにとっての「休日」2日目。今朝の自宅付近は気温が零下まで下がりました。雪も舞っていたのですが、それでもざっと洗車しました。今日は移動日。
出発すれば再び汚れるのはわかっていますが、それでも洗います。車体にこびりついた白い融雪剤(塩)と埃が痛々しかったし、後部確認用のレンズやサイドミラー、後部ガラスが汚れるなど、安全面でも懸念があったからです。
大量の水をかけてブラッシングしただけで、拭き上げずに出発。途中の条件は千差万別で、晴れて青空の下、乾いた道路を走行することもあれば、富山─石川県境の中山峠などは大雪で前が見えないくらいだったり。
気温も-1℃まで下がり、路面は圧雪状態。慎重に注意して、無事にアパートへ到着しました。一般道のみを使用し、いつもと同じ運転だったのですが燃費は19.8km/L。久々の20km割れ。
やはり路面状況が悪い区間があったからでしょう。明朝の天気がどうなるかわからず、凍結したり、雪が積もる可能性を考えてワイパーを引き上げます。
......あれ?!以前お伝えしましたが、BMW 320i M Sp、車体右側のワイパーとボンネットの間隔が狭く、状況によっては接触します。
接触防止対策として最初は消しゴムを、現在は折って厚みを出した緩衝材を挟んでいます。今朝洗車した時も緩衝材を挟みました。間隔が割と狭かったので、緩衝材にかなり力がかかったほど。でも今回はかなり間隔が広い。
試しに同じようにして緩衝材を挟もうとしたのですが、止めることができません。要するに、状況によってワイパーとボンネットの間隔が違うのです。かといって、ワイパーの動作が不確実、あるいは不安定だなんてことはありません。
う〜ん、よくわからない。それともう一つ。この状況ならば、必ずしも「あのドイツ人も、ミスをするんだ...」とは言えないかも。
■2月13日(月) 味噌は塩辛くなく、キャベツは思いっきり甘く... ──49年通うお店の味が変わっていた──
今日は月曜日、つまり平日。
ただしセンセイは新潟の自宅に留まっています。入学試験その他で休日出勤が続いたので今日と明日、代休を頂戴しているのです。もっとも、明日は移動日ですが。
メールがいっぱい届いているんだろうけど、今日は無視。休日なので。お休みの日といっても特別なことをするわけではありません。いつもの時刻に起床して朝食を取ります。ルーティンが家族の基本。それを崩すと大変なことになります。
午前中にお医者さんへ行って薬を貰い、実家の用を済ませます。本当は融雪用の塩と埃で汚れたざっと車を洗いたかったんだけど、雪と寒さで断念。さて、お昼をどうしよう。
キンエン生活とのバランスもあり、いろいろ考えたのですが、自宅に留まる頻度が低下しているので、今日はやはり、49年間お世話になっているうれっ子へ行くことにします。
本命は名物の焼きそば。でもお店に入って様子を確かめると、今日の焼きそば担当はお母様ではなく別の方。彼女はお母様より炒める時間が短い。
しかも香辛料が強いので、ほとんど別物になってしまいます。原点に戻って普通のラーメンをお願いしようかと思ったのですが、ここ数年、麺担当のご主人(息子さん)は塩味が強い。そこで今日は味噌ラーメン。
スープ塩分の影響は避けようもありませんが。程なく届いたのが写真の味噌ラーメン(720円)。この地域で最も早く味噌ラーメンを紹介したお店だと思います。
まずスープを一口。意外にも、甘い。塩辛さを覚悟していたのです。最初はセンセイの誤解かと訝(いぶか)ったのですがが、ここ半年くらいセンセイは塩味にシビア。
やはり以前ほど塩辛くありません。次は麺...と行きたいところですが、キャベツを中心としたトッピングを食べるのがセンセイの癖。このお店は細麺で、急いで食べないと麺が伸びてしまうのですが、しかたない。でもこれが再び予想を裏切ります。
キャベツがとても甘いのです。考えてみると今季の柏崎は雪こそ少ない──市街地はほぼ無雪──ものの、やはりこの時期が寒さの底。地場もののキャベツなので、寒さに耐えるべく甘くなっているんでしょうね。
麺はもちろん美味しい。そうでなければ、50年も通いません。この勢いで、どんぶりの底が見えるまでスープを......といきたいところですが、それは断念します。
だって、キンエン生活なので。
■2月12日(日) 西村センセイ、金沢工大東京虎ノ門キャンパスで大学院修士公聴会に出席する
今日はタイトル通りの話題。
ただし、いつものように「見たまま」ではありません。だってセンセイは写真の虎ノ門ヒルズへ向かったのですから。写真は朝、新橋駅近くのホテルを発って、目的地へ向かう途中で撮影したもの。
白状すると正確な目的地は、虎ノ門ヒルズの左隣にあるビル。虎ノ門ヒルズがあまりに高いので低く感じられますが、これでも十数階建。金沢工業大学、実はこのビルの中に大学院を開設しているのです。
金沢の大学が東京で、ですよ。もちろん金沢の学部や大学院とは大きく異なります。ここ東京虎ノ門キャンパスでは、ビジネスパーソンを中心とする社会人のための大学院。
主に知的財産の管理など、伝統的な工学教育で不足していた分野を取り扱っています。いわば、いわゆる理系と文系の境界領域。今日はここで修士公聴会が開かれ、文系代表(?)ということで、センセイに参加せよとのご下命があったのです。
東京虎ノ門キャンパス、会合などで何度も訪れています。約6年前の東日本大震災は1階の教室──現在はコンビニになっていた──で経験しました。でも修士公聴会に参加するのは初めて。
新鮮な気持ちで会に臨むと何と、最初にセンセイの紹介。論文内容を発表する修了予定生は年齢も、背景も、経験もバラバラ。男女はほぼ同数です。大半は企業に所属して、「このままじゃいけない」と悟って入学してきた方々。
金沢の学部学生や大学院生とは覚悟が違います。誤解なきようにお願いしたいのですが、金沢が劣っている――あるいはその逆――というのではありません。20歳前後とは違った学びがある、ということです。
それをこの目で確認できただけでも、貴重な経験となりました。