2017年5月13日更新(2017年5月21日ページ移動。2019年5月1日写真削除)

──2017年5月第2週のニュース──

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5月13日(土) 国道を車で走行中、前方に自転車が飛び出してきた!! ──ドライブレコーダーは、見た──

 今日は久しぶりのドライブレコーダーの記録。ただし前振りがちょっと長いかも。すみません。

 自分の誕生日に転んで腰の骨を折り、柏崎市内の病院入院していた87歳の父親は今週月曜日に退院。センセイは大学に出勤していたので退院に立ち会っていません。
 センセイの母親(つまり妻)と家人とで対応。

 2人とも車を運転できないので、タクシーで実家に戻ったはず。その後の様子を電話で聞いているのですが、この目で状況を直接確認したわけではありません。
 明日は金沢へ移動しなければならないので、今日は実家へ。

 程度はともかく、障害が残るので、本人および実家での状況を確認して、必要ならば介護用のベッドなどを購入する手筈。幸いにも、結果的には現在のところ、そこまでする必要はないようです。
 時間は遡って、昨日。

 加齢に伴いセンセイは、視力と体力、そして注意力(+知力?)が低下しています。然(しか)るに北陸新幹線開業後、新潟─金沢間の移動手段は自動車になっています。
 交通事故、特によそ様に迷惑をおかけするような事故は絶対に起こすわけにいきません。

 可能ならば夜間および高速道路──居眠り運転する可能性があるため──の走行は避けるようにしています。昨日も仕事に一区切りつけてから、帰宅時刻に合わせて金沢を出発。
 順調に走行していたのですが、新潟県内の海岸沿いの国道8号線を、車列を作って走行していた時のこと。

 道路の反対側、写真右奥のガソリンスタンド付近を成人男性が乗った自転車が走行していました。

 センセイはというと、左側のガソリンスタンドから道路に出ようとして安全確認をしていた大型トラックに注意。
 な、何と次の瞬間、目の前に先ほどの自転車が飛び出してきました。

 記憶でも、そしてドライブレコーダーの記録でも、センセイは急ブレーキを踏み、ハンドルを右に切っています。
 写真は、すでに転蛇後のタイミング。

 自転車はこちら側(運転している本人からすると左側)に傾いています。これから道路に対する角度を浅くして道路脇を走行するためです。
 でもこちらからすると、まるで自転車が突っこんでくるかのように感じられます。

 もちろん接触事故など起こさずに現場を通過。その意味では何もなかったのです。

 帰宅してからドライブレコーダーの記録を確認したところ、センセイが左側に注意を払っていた間に、自転車は国道の中央まで進出して、反対側に渡るタイミングを見はからっていました。
 ただしこちらは速度制限のない場所だったので60km/h程度で走行。あちらは20kmくらいのはず。

 これくらい速度差が大きいと、こちらも、そして自転車の側も、想定していたよりもはるかに急速に接近したものと思われます。センセイもびっくりしたけど、相手はもっと怖い思いをして、無謀な運転に懲りたたはず。

 ......と思いたい。



5月12日(金) そ、空が、見える... ──旧「夢考房41」の解体工事が進んでいます──

 すみません。結果的に4日連続で見たままのお話になってしまいました。連休明けがあまりに忙しすぎたためです。

 写真は昨日のお昼に撮影したもの。連続する午前中の講義を終えるとひとまず研究室へ。いつもならお弁当を買いに出るのですが、何故か保護者向け資料の写真撮影が入りました。
 だから昨日は一張羅を着て、若々しい(?)ネクタイを締めてご出勤。

 ただしセンセイの研究室は書類が山積み状態で、とても保護者にお見せできる状況になかったため近くの、新進気鋭の先生のお部屋を借用(!!)するという事態に。
 何てこった......。(S先生、ゴメンね。)

 撮影そのものは勉強になったし、そもそも楽しかったのですが終わった途端、ドッと疲れが。白状すると、朝から何も食べていない。
 他の用もあったので、外へ出ます。

 ふだん通らないルートを歩いていると突然、見慣れない風景が。フェンスの隙間から空が見えたのです。
 ただし昨日は曇っていましたが。

 ここは新「夢考房41」の供用開始に伴い、先月から始まった旧「夢考房41」の解体工事現場。
 始まったばかり、と思っていたのに作業はずいぶん進んでいました。

 もともとは家電量販店だった旧夢考房41は2階建て(一部3階建て)。お店の撤退した後を買い取ったのだそうです。
 1階にはかつて、プロジェクト活動の中心となる広い空間がありました。

 写真左側は2階建て部分。一部を除き、2階やその天井はもう解体済なんですね。ここの2階には、プロジェクトごとに作業スペースが割り当てられていました。
 要するに、ここは江戸時代の長屋。

 写真中央、重機が置かれている場所は学生に寄り添う技師の方がいらっしゃり、そして機械や電気、電子部品を販売していた場所のはず。その奥は木材加工場だったと思いますが.....。
 西村センセイ、ちょっと自信がなくなってきました。

 遠くない将来、ここは更地になるはず。加齢が進むセンセイはともかく、ここで考え、悩み、格闘した諸君にも細かいことが思い出せなくなるんでしょうね。



5月11日(木) こちらは、日本語なのね ──“KIT Community Garden”はプロジェクトに? ──

 今日は見たままのお話を手短に。

 写真は火曜日のお昼、ほっともっとへ行く途中で撮影したもの(一部加工)。つい先日ご紹介した“KIT Community Garden”で、新しい看板が掛かっていました。
 ご覧のように手書きで、「プロジェクトメンバー募集中 → 23.xxx」。

 意外にも、メッセージは英語じゃないのね。

 どう見たって、これは外国人教師の書いたものではない...(もしそうだとしたら、達筆です)。最後の部分は建物と居室を示しています。
 23号館のxxx室という意味。研究室へ戻ってから調べてみると、あぁ、あの方なんですね。

 しかも今日、校内を歩いていると、学内告知用のテレビにこの取り組みが取り上げられていました。
 そもそも、公認のプロジェクトに格上げされたらしい。あの外国人教師も参加されているんですかぁ。

 現場にも変化が。写真ではちょっとわかりくいのですが、まず、これまで植えられていた植物はすべて撤去されています。
 そして写真奥の畝が何と、「
・・・| ̄|_| ̄|_| ̄|・・・」と、日本人が考えつかない形状で作られているのです。

 もちろん日本式であらねばならないなんて規則はないのです。自由にすれば良い。うまく行くにせよ行かないにせよ、そこから何を学び取るかが教育。
 ......でも、少なくとも個人的には、この組織で久しく忘れていた感覚。

 さて、正式名称をまだ知らないこのプロジェクト、一体どうなるのか。



5月10日(水) 15年後の、センセイの姿 ──「あの車」はやはり、MT車だった──

 西村センセイ、実は昨日と今日は徒歩で出勤しています。

 今日は雨との予報ですし、実際、未明まで降っていました。こういう日は普通、車を使うのですが、そうでない理由は簡単で、両日とも夜にアルコールを伴う研修会が開かれた/開かれるのです。
 勤務終了後研修会場へ移動するので、鞄の中に折り畳み傘を入れて出勤。

 アパートを出ると、路面は濡れているものの、雨はほとんど降っていない状態でした。雨で傘を差していたら、特にこの地域でよく見られる風雨だったら余裕はないのでしょうが、今日は要するに、いつも通りに歩いているだけ。
 だからあちこちが気になります。

 その一つが、以前から「動いていないこと」が気になっていたトヨタ・カリーナ。もちろん今日も同じ場所に停まっています。
 公道上から車内を撮影させていただいたのが写真。

 予想通り、5速マニュアルトランスミッション(MT)車であることがわかります。レバーの下部から助手席側にはスーパーの袋が。
 個人的には安全面が気になりますが、そう言えば以前、道路上に駐車している時もこうだった......。

 仕事を終えてから確認してみると、このカリーナは1992年から1996年にかけて販売された6代目(T19#型)。以前乗っていた日産プリメーラより少し新しい。
 左上奥にフェンダー・ミラーを確認することができます。

 予想通り、センセイより15歳くらい年上の方が、この車を所有していらっしゃるんじゃないでしょうか。
 逆に言えばこれがセンセイの、15年後の姿なのです。



5月9日(火) 緑地に面した大きな窓、その表面に残る白く大きな汚れは...

 今日は見たままのお話。

 急ぎの報告があるので、センセイは今日も早朝からご出勤。何とか9時前にレポートを書き終えて送信。やれやれ。午後イチの講義の準備を終えていなかったので、センセイにしては珍しくオツムを使って作業します。
 すると先ほどの報告の受け取り主が研究室へお越しになったので、いろいろと智慧を出し合います。

 睡眠不足で、頭のキレがイマイチのセンセイにはちょっと辛い作業だったのですが、それでも1時間ほどで打ち合わせは終了。
 講義まで、あと約1時間半。この間に昼食を済ませる必要があります。

 時間がないので、ほっともっとで出来合いの弁当を買って研究室へ戻り......あれっ?!

 写真の場所を通過した時、窓に大きな白い汚れがあることに気づきました。外の光を受けて、少しだけ輝いて見えたのです。
 通り過ぎてからその場所へ戻り、改めて撮影したのが写真。

 汚れている部分を拡大したのが右上の枠内ですが、センセイとしてはこれ、鳩くらいの大きさの鳥が窓ガラスに衝突した跡ではないかと思うのです。
 右上が頭部、左下が尾で、片方の羽全体をガラスに打ちつけてしまった......。

 他の場所でもそれと思しき痕跡を見たことがあります。最初はそんなバカなと思ったのですが、鳥類は蝙蝠(こうもり)のように超音波で周囲を確認しているわけではありません。
 だから状況によってはぶつかる、あるいはその寸前に至るまでガラスを認識できないのではないかと思うのです。

 鳥にとっては迷惑な話ですが......どうでしょう。



5月8日(月) センセイは再び、悲しい ──G4 Cube上でPDFファイルを作成できなくなってしまった...──

 センセイは再び、悲しい。

 お伝えしたように昨日は朝のうちに自宅を出発したので、午後、割と早い時間に金沢へ到着しました。いくつかの所用を済ませてから、研究室へ。もちろん仕事。
 正確に言うと、本来の仕事を円滑に進めるための作業。

 お察しの通り、障害が発生し、しかもそれが非常に深刻だったため。単体での復旧を断念して自宅のシステムを移行した研究室のG4 Cubeの整備です。
 G4 Cubeが復旧しないと仕事の効率が上がらないのです。

 自宅のシステムをコピーすることによって、大学のG4 Cubeはひとまず問題なく作動しているのですが、残念ながらPDFファイルを作成できないことが判明しています。
 当たり前ですが、コピーするということは、問題もそのまま引き継がれるということなのです。

 アパートに置いてあるDVDドライブを使ってAcrobatとATMをインストールします。本来ならばアンインストールしてからなのですが、なぜかそれができない。
 で、結果はというとやはり「原因不明のエラーが発生したので...」とのこと。

 え〜い、仕方ない。旧Mac OSのほぼ最終版の汎用システムディスク(Mac OS 9.2.1)からシステムを新規インストールし、最終版のアップデータ(9.2.2)をかけることにします。
 ディスクをドライブにセットし、そこから再起動......できない!!

 なぜかディスクから起動しません。「起動ディスク」コントロールパネル上でも、ブートするボリュームとしてシステムディスクを選ぶことができません。
 ナシテ?!

 専用のシステムディスクの問題かと思われたのですが、G4 Cubeのものは見当たりません。自宅にはあるはずなので、今回は見送ろうと思って機器を片づけ始めました。
 ふと、第三者にあたる外部ドライブから起動した上で、インストールすれば良いことに気づきました。

 もう何年も──10年くらい?──インストールしていなかったので、すっかり忘れてしまっていたのでした。
 というわけで、作業開始。

 ただし、稼働中のシステムを無視していきなり再インストールするのは危険です。そこで、非常用の外部ドライブからインストールすることにしました。
 こちらも自宅のG4 Cubeのクローンなのです。

 作業は順調に進み、AcrobatとATMまでインストール。問題なくPDFファイルを作成することができます。
 これが今後のバックアップとなります。

 いよいよG4 Cubeをインストール。写真はその途中の画面。左上のウィンドウが新システムのシステムフォルダで、右下が古いもの。
 新しく健全なシステムに、古いフォルダから必要なファイルをコピーしているところです。

 もちろん小さなミスはあったのですが、今度こそ問題ないはず......が、なぜかPDFファイルを作成できない。ナシテ?!(再び)

 Windowsで文書などを出力する時は、作成後にPDFを含むプリンタを選択します。旧Mac OSも基本的には同様で、「セレクタ」からプリンタを選びます。PDFの場合は“Adobe PS”を選択。
 “PS”は“PostScript”(ページ記述言語の一つ)の略です。

 Acrobatをインストール済なので“Adobe PS”を選択できるのですが、「用紙設定」でプリンタドライバの情報を読もうとすると、やはり「原因不明のエラーが発生したので...」。要するに、問題は未解決。
 別なボリュームでは問題なかったのに、ナシテ?!

 正確には、同じPostScriptプリンタの“LaserWriter 8”では問題ないのです。ただしこちらは直接PDFファイルを作成することはできず、生成されるPostScriptファイルを“Acrobat Distiller”でPDF化する必要があります。
 以前は何も考えることなく、このプロセスを一気に済ませることができたのですが......。

 ふと気になって、業務用DTPソフト“Adobe PageMaker”を起動してみました。こちらは作成したファイルを「書き出し」という形で“Distiller”に送り出すことができるのです。こちらは、問題なし。
 さて、どうする。

 結論からすると、G4 Cubeに発生していた致命的な障害は解消したし、同マシン上でのPDF作成は、他の機器でかなりカバーできるので復旧はここまでとすることにします。
 100%完全ではなくても、それなりに仕事を続けられることの方が、はるかに大切なのです。

 ......20年前のセンセイなら、絶対にそう考えなかっただろうけど。



5月7日(日) 正直なところ、ちょっと悲しい... ──金沢への移動前に洗車していて気づいたこと──

 センセイの連休は昨日で終了。今日は金沢への移動日なので朝食を済ませると、まず洗車。

 先代のE318i(E46)は車体の色が割と明るいチタンシルバー、先々代の日産プリメーラは濃いグレーで、いずれも汚れが目立たなかったこともあって、洗車の頻度はそれほど高くありませんでした。
 しかし昨年購入した320i M Sportは、ほぼ毎週洗っています。

 というか、毎週洗車してから金沢へ移動というパターン。やはり白色、あるいは黒色は汚れが目立つ。先週も新潟、金沢へ行く前に隅々まで綺麗にしました。
 この連休も晴れが続いたので、早めに汚れを落としたかったのですが、昨日の雨が予報されていたため見送りました。

 今日の黄砂で汚れることはわかっていても綺麗に.....あれっ?!

 写真は移動途中の新潟─富山県境にある道の駅「越後 市振の関」で撮影したもの。「終着駅 トワイライトエクスプレスの恋」のロケで使用された場所です。
 問題は前方左側のバンパー。

 右下はそこを拡大したものなのですが、明らかに擦り傷が付いているのです。1週間前には存在していませんでした。
 傷部分の写真は特に加工しておらず、普通だったら気づかない程度のもの。

 最初に疑ったのは、センセイがどこかで擦ったこと。でもどう考えても記憶がない──そもそもこれが怪しい──のです。
 接触した事実が存在しているにもかかわらず記憶が欠損していたらもっとマズいのですが。

 最初は傷が直線状に感じられたし、実際、基本的にはその通りなのですが、よぉーくみると傷の始まり(左側)は少しカーブしています。
 もしこのままだと前輪とぶつかりますが、その形跡はありません。

 つまり客観的には、センセイが引き起こした損傷ではなく、比較的軽量な移動物体──自転車のペダルや、買い物用のカートなど──と接触した跡ではないかと思います。
 センセイの両親もそうですが、他ならぬセンセイ自身も加齢が進んでいます。

 だからこそ交通事故防止のためにMTの320i M Sportを購入したわけですし、実際、安全運転に務めています。予想通り年間約24,000kmを運転しており、現在はすでに走行距離は30,000kmを越えています。
 残念ながら前のE318i(E46)の時は、センセイの不注意から接触事故を起こしてしまいました。

 しかし現在のところ、その2、3倍のペースで走行しているものの、安全面についてはまったく問題を起こしていません。ぜひ最後までこのまま安全運転を続けたい。
 もちろんそれはセンセイの真意。

 ......でも白状すると、センセイはちょっと悲しい。

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