2018年11月24日更新(2018年12月2日ページ移動)

──2018年11月第4週のニュース──

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11月24日(土) 人も、自然も、季節は進む ──地域のシンボル「米山」が、真っ白に冠雪しました──

 今日は見たままのお話を手短に。

 お伝えしたように、センセイは昨日のうちに自宅へ戻りました。いつもなら暗いうちに目が覚めるのですが、心身ともにかなり疲れているようで、ちょっと遅めに起床。といっても、普通の人よりは早い時間ですが。
 今日は自宅に留まります。

 夏期冬期休暇などを除くと、入試部長になってからは自宅に1泊するだけの日が続いています。「久しぶりに自宅に2晩」という気分。客観的には1ヶ月前今月上旬、自宅に2泊しているのですが。
 朝イチに、かかりつけの皮膚科へ。

 センセイは難治性の、日本人には珍しい自己免疫疾患──他人に感染することはない──を患っているのです。病気とはお友達、という感じ。

 帰路、住宅の切れ間から地域のシンボル「米(よね)山」(993m)がチラリと目に飛び込みました。自宅前を通過して駅前公園から撮影したのが写真。
 昨日の寒気による降雪で、真っ白になっています。

 ただし現在のところ、まだ木々に雪が一時的に降り積もった程度。ご覧のように晴天で、高エネルギーの直射日光が降り注いでいるため、お昼頃にはかなり融けてしまいました。
 本格的な冬は近い。

 大荒れの昨日は海岸沿いの道路で海水を被っているため、約1ヶ月ぶりに洗車。いくつかの用を済ませてから、午後は実家へ向かい、母親から孫や曾孫に関するめでたい話を聴きます。
 今日は買い物の必要はなさそう。彼女は気づいていないけど。

 人も、自然も、季節は確実に進みます。センセイを残したまま。



11月23日(金:祝日) 自動車が1台もいない... ──西村センセイ、運転免許証の更新に失敗する──

 世の中は3連休。忘れていたけど。

 西村センセイ、土曜日に立場上の仕事が入っているので、祝日の今日は金沢に留まり、明日の業務を終えてから帰宅するつもりだったのです。でもつい先日連絡があり、仕事はキャンセルとのこと。
 ...おいおい。

 残念ながら昨晩は、別な立場上の会議があるので金沢に留まりました。真っ暗な中を運転すれば帰ることができるのだけど、視力も注意力も落ちてるので、夜間走行は避けたい。さて、どうしよう。
 もちろん今日の使い方です。

 ここで、ちょっと前に届いたハガキを思い出しました。折り曲げ式の、運転免許の更新に関する連絡です。

 石川県運転免許センターは、金沢工大やセンセイのアパートがある地区からだとずいぶん遠い。しかも金沢市中心部を挟んだ反対側にあります。
 移動に時間がかかるし交通量も多いので、余裕を見て早めにアパートを出発。

 午前中に更新手続きを終え、どこかでお昼を食べてから帰宅しようと考えたのです。目覚めると不安定な天気。しかも慣れない経路。気を取り直して、ふだん使わない国道8号線で免許センターを目指します。
 気は使いましたが、時間的にはたいしたことなくセンター到着...あれっ?!

 車や人の気配がありません。それでも駐車場に入ってから撮影したのが写真。「1台も」ではありませんが、もちろん写っているのはセンセイの320i M Sport。
 ハガキには「平日」と「日曜日」の対応しか書かれていませんでした。

 帰宅してから調べてみると、日曜以外の祝日や土曜日などは業務を行っていないんですね。もちろんチェックが甘かったのはセンセイですが、普通なら表示すると思うのですが...。
 やっぱり、お役所だ。

 免許証は日曜日に金沢へ移動する際にここに立ち寄って更新することにします。「災い転じて...」ということで、明後日、逆に走行する経路を確認しながら帰宅します。

 運転そのものは順調だったのですが、富山県内から見える立山連峰は、ある高さから上が真っ白。北へ向かうほど気温は低下して、天気が荒れてきました。新潟県に入り、車外気温計が3℃になったところで、路面凍結の警告。
 相前後して、こちらも今シーズン初の霙
(みぞれ)。積もるようなことはありませんでしたし、センセイの車は冬用タイヤに換装済ですが。

 本格的な冬が、目の前に迫っています。



11月22日(木) 23号館にKIT乃木團(?)現る ──キャンパスには音楽が必要だ──

 今日は木曜日。

 西村センセイ、週の半ばについてはここ数年、同じような時間割が続いていました。水曜は午前中に幹部会議が開かれ、午後は大学院と特別クラスの講義。だからこの日は特別に忙しい状態が続いていたのです。
 一番大変だった時は、朝から晩まで会議とその準備、そして講義が続くため、お昼を食べることができなかったほど。

 で、今年はというと、水曜日の会議は相変わらずなのですが、共同で担当する先生の関係で、一部科目が木曜日、つまり今日へ移動。水曜日の気絶するような忙しさはなくなったのですが、代わりに木曜日も結構きつい。
 しかも、お昼を挟んで講義が続きます。

 お昼の大学食堂は混雑するので、たまたま午前の講義を早く終えることができたら、沢山の荷物を抱えたまま食堂へ。あるいは今日のように、午後の講義の機器や配付物をセッティングし終えてから行くか。
 いずれにせよ食事を味わう余裕などないのですが。

 今日の講義は早めに終了。女性を含めて、学生諸君は一目散に食堂を目指します。でもセンセイは、講義の後始末。機器の片づけだったり、熱心な学生への対応だったり。
 少なくとも食事に関してはタイミングを逸してしまいました。

 ひとまず研究室へ戻り、30分ほど講義の後始末と、急ぎの連絡。午後の講義がある建物へ入ると、あれっ?

 音楽が聞こえてきたのです。BGMではありません。まるで何者かに惹かれるように音がする方へ。そこで目に入ったのが写真。左の柱の陰にはキーボード。
 4人組が演奏しています。

 手前のリュックを背負った男女学生は、センセイと同じように音楽に魅せられて集まった人間。で、中央、後ろ姿の女子学生をよく見ると、右手にサクソフォン。
 ...演奏者だったのね。

 実際、教室へ移動して講義の準備状況を確認していると、彼女が奏でる音色が聞こえてきました。これがホントに上手い。ちなみに女性のドラマーも。
 こちらはまるで、乃木團の齋藤飛鳥さん。

 やっぱり、キャンパスには音楽が必要だ。「学びの場」が実現していることを言祝(ことほ)ぐために。



11月21日(水) どう考えても、サバイバルゲーム... ──ローソン高尾台店跡地には、ガソリンスタンドが建設されるらしい──

 今日は見たままのお話を手短に。

 写真は先日、陽気に誘われてお昼を頂くため、キャンパスの外へ出た際に撮影したもの。これからの季節、北陸地方でこんな良い天気は期待できないので。
 歩道を歩いていると、重機の音に気づきました。

 もしかして、と思って現場に急ぐと、やっぱりそうです。ここは1ヶ月以上前から建物の解体工事が始まっていたローソン金沢高尾台店跡地。
 コンビニの建物はおろか、土地そのものがすべて掘り返されています。

 中央には写真の屋根だけのような構造物。たぶん給油施設の屋根(こんな感じ)です。つまりここで建設されているのは、大きなガソリンスタンド。
 個人的には、低価格でガソリンを購入できるんだったら嬉しい。

 ただし写真奥、交差点を挟んだ斜向かいにもガソリンスタンドがあります。またこのお店と同じ方向、より大学に近い場所にも割と大きなお店が。

 どう考えてもこれは、サバイバルゲームだ...。



11月20日(火) 西村センセイ、「風び」の長浜ラーメンを食べ損ねる ──折尾駅舎が建て替えられていました──

 昨日お伝えするつもりだった話題。

 ただしスペースワールドのスペースシャトル「ディスカバリー」号(模型)解体の情報が入ったので急遽、内容を差し替えました。しかし結果的には、それすら吹っ飛んでしまう状況。もちろん、大手自動車会社会長の大スキャンダルです。
 で、今日お伝えするのは昨日に引き続き、先月末、小倉から博多への移動途中にセンセイが見たもの。

 都内での会合は夕方まで。それを終えてから東海道・山陽新幹線で九州へ向かったので、小倉に到着したのは夜遅く。センセイのことですから、東京駅近くのコンビニでサッポロビールを購入して新幹線に乗り込みました。
 まず名古屋で、このページを更新。

 幸いにも、幹線車中から広島球場を目にする機会に恵まれたので、小倉到着後、ホテルでお風呂に入ってから追伸をアップロード。もちろん現地で確保したサッポロビールを味わいながら、です。ご心配をおかけした痛風は治まっています。
 ただしその晩はともかく、明らかな飲み過ぎ。

 本当は翌朝、ちょっと早めに起床して在来線で博多へ向かうつもりだったのです。しばらくご無沙汰している鹿児島本線沿線の様子も確かめることができるはず。順調にいけば、ホントに美味しかった「風び」の長浜ラーメンを......。
 誤解されると困るのですが、センセイが泥酔して、などということは絶対にありません。

 失われた時間を回復すべく新幹線で博多へワープする──小倉と博多は相当離れている──という離れ業があるのですが、う〜ん、それじゃぁ「風び」の本当の美味しさを味わえないんじゃないだろうか......。
 というわけで、「風び」を諦め、鹿児島本線乗車を優先したという次第。本当に情けない。

 で、鉄分補給と割り切ると、センセイの行動は早い。「それなら前の晩に深酒するなよ」という声が聞こえてきそうですが......。

 小倉から区間快速に乗車します。その時点での乗客は僅か。スペースワールド脇を過ぎる頃から、お客さんが乗り込んできます。若い人が多い。
 博多でショッピング、かな。

 鉄道ファン的には、ポイントは鹿児島本線と筑豊本線が立体交差する折尾駅。今回は下車しませんが、2011年、駅前に降り立った際、旧折尾駅(3枚目の写真)に圧倒されました。
 ただしその後の情報によると、現在は新駅舎を建設中のはず。

 左側(南向き)の窓からどうなっているんだろうと見ていると、いつの間にか、高架の新駅舎ホーム──ただし建設工事は継続中──に到着。
 中央奥(南)から手前に筑豊本線が走っており、駅舎と立体交差しています。

 折尾駅の特徴である、筑豊本線から分岐して急カーブで鹿児島本線に繋がる連絡線とホームは健在。ホーム上にはポツンと立つ、男性の姿。後から調べてみると、センセイが乗車した列車が停車しているのは、旧駅舎が存在した場所そのもの。
 線路移設の関係です。

 風格のある旧駅舎をこの目で見ることができたのだから、センセイは倖せ者なんだろうなぁ。それに、生きていれば「風び」を再訪するチャンスもあるだろうし。



11月19日(月) 閉園したスペースワールドの「ディスカバリー」号、解体工事が始まったそうです

 今日は予定を変更してお伝えします。

 報道によると、昨年末に閉園した「スペースワールド」(北九州市八幡東区)に残されていたスペースシャトル「ディスカバリー」号の解体工事が今日から始まったそうです。もちろん実物ではなく、模型です。
 西村センセイ実は、つい先日、隣を走るJR鹿児島本線の車中から「ディスカバリー」号を確認したばかり。

 お伝えしたようにセンセイは先月末、東京都内での会合二つに参加してから、博多で開かれた研究会に出席しました。ただし博多のホテルは満室。
 そこで前の晩は小倉に泊まって、翌日の午前中に博多へ移動しました。

 新幹線、在来線のどちらも利用可能だったのですが、今回は鹿児島本線を利用することに。久しぶりの鹿児島本線なので、あちこち確かめてみたいことがあったのです。
 その一つが、14年前に娘と入ったことがあるスペースワールドの跡地の様子。

 遊具はほとんど撤去されており、残っている建物も解体中でした。更地になるようです。ただしその中でポツンと立っているのが写真の「ディスカバリー」号。
 周囲にあったはずの建物がなくなっているので、その存在感がより強調されます。

 それにしても大きい。園を訪れた時より大きく感じるほど。これが宇宙に打ち出され、そして滑空機の部分が地上に帰還していたなんて......。

 センセイらが担当している科目「科学技術者倫理」の中で、別なスペースシャトル「チャレンジャー」号が空中で爆発、分解して墜落した事例を取り扱います。
 短い動画をご覧いただくのですが、学生諸君も強いショックを受け(感想の一例)、将来の技術者として何が大切かを考え始めます。

 いろいろな意味でご縁があったスペースシャトルなのですが......。



11月18日(日) 地下鉄御堂筋線新大阪駅のホーム南端から西側を望むと... ──センセイはいつでもどこでも鉄分補給──

 今日は今年度最後のオープンキャンパス。もちろんセンセイも参加しました。

 金沢を発つ前に見た天気予報は、雨がちとのことだったのです。ただし実際には良い方向に外れて、好天。何よりでした。大学前の駐車場には全国から車が集まっています。でも今日お伝えするのは、この週末のツアー。
 それも鉄道ネタです。

 お伝えしたようにセンセイは先週金曜日に大阪大学吹田キャンパスを訪れました。センセイのようにJRで大阪入りする場合、新大阪で地下鉄御堂筋線(および北大阪急行電鉄)に乗り換え、終点の千里中央からモノレールを利用するのが便利。
 先月の訪問もこのパターン。

 大阪南部の堺市に親戚がいる──2人の伯母が住んでいた──こともあって、御堂筋線は割と良く利用しています。ただしそれは新大阪から南側、しかも難波まで。新大阪から北側に乗車したのは、先月が初めてじゃないだろうか。
 その時はホームの北端で乗車したので、今回は意識して反対側へ向かいました。

 確かめてみたいことがあったのです。それが写真。

 ホームから道路越しに西側を見ています。もちろん一番上を走るのは山陽新幹線。問題は地上部分。ここはJR西日本の旧宮原総合運転所。
 組織変更により現在は、網干総合車両所宮原支所となっています。

 旧国鉄がここに持っていた車両基地の土地を利用して、東海道新幹線新大阪駅を建設したんでしょうね。新大阪から山陽新幹線を利用する時、南側の窓席(A席)からだと上から見下ろす格好で、ここがよく見えます。
 これが実に興味深い。

 中央に留置されている車両は、左から青い12系客車、1本置いて、緑の地に濃いイエローのラインが入った14系客車「サロンカーなにわ」。
 2番目および3番目の銀色が眩しい車両は広島地区で増備中の227系電車。一時的に留置されているのでしょう。

 かつて、夜行寝台特急「トワイライトエクスプレス」が北の国からの長旅を終えて、ここでお昼寝をしていました。現在でもGoogleマップで「写真」を選ぶと、この場所で深緑色の24系車両3編成を確認することができるかもしれません。
 OSあるいはブラウザの種類に依存するようですが。

 北陸地方とのご縁で言うと、特急「サンダーバード」や山陰方面の特急はここで出発を待っています。ここから塚本駅付近の連絡線を使って、ぐるっと反時計回りで大阪駅へ進入していきます。
 そして87系寝台気動車「Twilight Express 瑞風」もこの所属。

 JR東日本の「四季島」(こちらこちら)──尾久駅付近の車両基地で、新幹線の車窓から良く目にする──と違って、まだこの目で確認できていませんが。

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