2025年2月1日更新(2025年2月9日ページ移動)

──2025年1月第5週〜2月第1週のニュース──

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2月1日(土) スイーツ補完計画(番外編) ──「お菓子処すだ」は、いくつもの賞を受賞していた──

 予定を変更して、昨日の続きを。

 ご紹介した「御菓子処すだ」、センセイは年に2、3回くらい訪れます。繰り返しになりますが、センセイは辛党なので自分用にお菓子を購入することはありません。「目の前にあったら手を伸ばすかも」程度。
 そのため、和・洋菓子ともに市内のお店事情にはあまり詳しくない。

 そんなセンセイですが、確かに「すだ」の「エンガトルテ」は美味しいと思う。そこで今回のような進物用には最近、このお店ばかりを利用。
 特に、女性陣の受けが良い。

 支払いを済ませている時、写真の表彰状に気づきました。正確には「褒賞(ほうしょう)状」。当然、昨日ご紹介した「全菓連理事長賞」だろうと思ったのです。
 その両脇にもプレートが。

 「たくさん受賞されているんだ...」と思いながら良く見ると、中央の褒賞状が全菓連のものではないような気がしてきました。お店の許可を得て──ご快諾いただいた──撮影したのが写真。
 帰宅後に確認したところ、褒賞状は平成29年
(2017年)のもの。

 「第27回全国菓子大博覧会・三重」で「名誉総裁賞(一般菓子部門)」を受賞された時のものでした。ちなみに名誉総裁は彬子(あきこ)女王。
 「女王」というのは皇族の「身位
(しんい)」。

 その左は「お伊勢さん菓子博2017」での「名誉総裁賞」。両者は事実上、同一のもののようですが、右端はまったく別。

 「NIIGATA GASTRONOMY AWARD」の「特産品部門(30)(2023年)を受賞された時のものです。「全菓連理事長賞」受賞は2012年と思われますので、大きな賞を三つも受賞していることになります。
 もちろん受賞歴がそのままお菓子の美味しさを意味するわけではありません。

 でも実際に頂くと「そりゃ、そうだろうなぁ...」と、妙に納得してしまう味わい。

 機会があれば皆様も、ぜひ。



1月31日(金) スイーツ補完計画(洋菓子編) ──集中講義の実施には、こんな準備も... ──

 もちろん、「これがないと絶対に...」というわけではないのですが。

 怠け者のセンセイにしては珍しく、ここ2週間ほどは文句も言わず熱心にお仕事。もちろん来週月曜から始まる集中講義の教材作成です。頑張った甲斐あって物理学史と、錬金術を含む化学史はほぼ終了。
 前任校に郵送した前半1/3くらいについても今日連絡があり、無事に内容を確認できたとのこと。

 やれやれ、これで少なくとも最初の2日程度は問題なく講義できるはず。ここから先、19世紀以降についてはひとまずストックがあります。

 もちろん必要な部分は改訂して使うつもり(もともとその予定だった)。「やっぱりセンセイは怠け者...」とお感じになるかもしれませんが、講義のスライドすべてを一度に作成するなんて、絶対に無理。
 業界関係者なら、皆が賛同してくださるはず。

 前期の分と合わせると、提示、配布したスライド枚数──スライドには通し番号を振っている──は、すでに約550枚(!!)に達しています。最終的には750枚前後に達する見込み。
 この他に、別刷りの図版など。

 センセイのことだから明日と明後日の午前中はまじめに作業するものの、そこから先は大学近くのホテルでビールを飲みながら...ということになるんだろうなぁ...。
 この段階にまで至ると、「準備」はより広い意味に変質してきます。

 まず、ガソリンは補給済。つい先日までの「暖冬少雪」予報は大幅に変更されて、来週半ばは大雪になる可能性が。雪で立ち往生した際にガス欠になると冗談抜きで、命にかかわります。
 万一スタックした場合に備えて、最低限の装備も搭載済。

 その他にも配慮すべき事柄が。まったく私事なのですが、途中で新潟市内の弟夫婦の家へ立ち寄り、仏壇にお参りし、ご家族にご挨拶したい。
 となると、手ぶらというわけには...。

 いろいろ考えたのですが、今回はお菓子類を持参することに。

 念頭にあるのはまず、義妹と同居するその娘夫婦(+姪の息子)。まぁ順当なのは地元のお菓子。(相対的に)若い人向けの洋菓子となると、辛党のセンセイは「御菓子処すだ(写真)しか知りません。
 詳細はお店のサイトをご覧いただきたいのですが、全菓連理事長賞を受賞された「エンガトルテ」が評判。

 テレビや雑誌、Web記事などで何度も取り上げられています。この日もお店を訪れるお客さんが途切れることはありませんでした。

 でも今回はさらに、もうちょっとだけ配慮したいことが...。(続く)



1月30日(木) 当地も、全国的な動向とシンクロ? ──拙宅近くの餃子自動販売機が運用中止に──

 当地は今日も大荒れの天気。

 積雪は1、2cm程度ですが、風が強い。ただしずっと吹き続けているわけではなく、時々「お休み」する場面も。基本的には黒雲に覆われているのですがご覧のように、稀に青空が見えたりします。
 とにかく不安定。

 来週に迫った集中講義の教材作成は遅れ気味。作業は無事に講義の後半部分に入ったのですが、現在取り組んでいるのは中世錬金術を含む化学史。残念ながら、センセイの専門分野ではありません。
 だからどうしても限界が。

 手抜きをしようと思えば、いくらでもできるのです。

 でも昨夏、講義全体の前半を受講してくれた学生の多くが引き続き、今回の後半部分にも参加してくれる見込み。彼ら彼女らの学びたいという気持ち──目がすべてを語る──には損得抜きで、できる限り応えたい。
 それだけではありません。

 ほぼ全面更新という好機に調べてみると、いろいろな疑問点や新しい発見が。昔と違って、ネット上に初めて接する情報がたくさん掲載されています。
 ある程度自動翻訳が使えるとはいえ、やはり
(英語以外の)外国語──センセイらの場合は、特に古典語──の知識が必要ですが。

 だからどんどん深入りして...って、センセイは学者様だったのね。改めて。

 されど知的にも休息は必要。というわけで悪天候を無視してお昼に徒歩で外出。地面の状況が悪いので、今日は長靴。写真はその際に撮影したもの。
 以前ご紹介した、餃子の自動販売機です。

 白状すると、このところあまり注意をしていなかったのです。だから当然、冷凍餃子を引き続き販売中だろうと思ったら何と、商品が並んでいない...。
 「自販機調整中につき現在販売を中止しています」。
(原文ママ)

 それ以上は記されてないので、詳しい情報はわかりませんが、もしかすると全国的に同じような事態が進行しているのかも。実は、もともと1年くらい前から密かに感じていた疑問なのです。
 ところが最近、同じような問題意識を持つ記事に出くわしました。

 もっともその記事内容が適切だとして、本事例に当てはまるかどうかは相変わらず判然としないままですが。



1月29日(水) 早く取り掛かっていれば、こんなことには... ──北からの機関車前面が真っ白に──

 予定を変更してお伝えします。

 結果的に3日続けて乗り物ネタですが、今日の主役は自動車ではなくEF510型交直両用電気機関車。

 お伝えしたように、来週の集中講義の原稿およびデータ(全体の1/3部分)を今日の午前中までに発送したい。郵便料金が変更されているので、その確認も必要です。最寄りの郵便局だと集配は午前10時の1回だけ。
 それまでに持ち込むことができればベスト。

 ところが昨晩遅く、それも就寝直前に割と大きなミスに気づきました。酔っぱらっていた上、微妙な作業を含むので修正は今朝へ先送り。朝食後すぐに取り掛かったのですが、時計の針はどんどん進みます。
 頑張って9時半に作業終了。

 本当は徒歩で郵便局へ向かうつもりだったのです。でも今日は大荒れの天気。西風が猛烈に強く、時々雪がズンドコ吹き付けます。しかも来週のための給油を含めて、今日はどうしても車を使う必要が。
 西村センセイはもはや、すっかり根性なしに。

 移動手段を自動車に変更する代わり、その他の用も一気に片付けることにします。他の用との関係で、局も柏崎郵便局本局に変更。自動車なので苦もなく到着したのですが、到着日を確認したところ金曜日になるとのこと。
 県内なのに、ずいぶん時間がかかるのね。

 もちろん講義には問題なく間に合うのです。でも大学は今週が年度末試験だし、一般入学試験も控えています。とても忙しい時期にかかわらず、事務の方に──本来の業務とはいえ──仕事を無理強(じ)いするのは心苦しい。
 というわけで速達で送ることにしました。これなら明日の午前中に到着します。

 そもそもこの件、もっと早くから改訂作業に取り掛かっていれば、こんなことにならなかったのです。でも、わかっていても、自分の中のダメな部分はなかなか直らない...。
 1時間ほどかけて用を無事に済ませ、ひとまず帰宅。

 この頃から天気が急激に悪化してきました。どうしようかと迷ったのですがやはり、徒歩でお昼その他の用を片付けることに。雪や霰(あられ)は止まず、西風は真横から吹き付けます。
 風を遮るものがない場所では、差した傘とともに人間が飛ばされそうになるほど。
(実話)

 足元も悪く、積もり始めた雪や水たまりを歩きます。途中、定刻時刻に下り特急「しらゆき3号(2枚目の写真)を見かけたのです。でもすれ違うはずの「4060レ」貨物列車(同、1枚目)の姿は見当たらず。
 数分歩いて踏切まで来たまさにその時、警報音が。

 「神」広角レンズを装着したミラーレスも鞄の中に収めていたのですが濡れると困るので、ポケットからコンパクトデジカメを取り出し、傘を差しながらメモ代わりに撮影したのが写真。
 雰囲気が先日と異なるのは、そのためです。

 ご覧のようにEF510電気機関車の前面は真っ白。縮小しているし、たまたま白色の車が続いているためわかりにくいと思いますが、踏切前で停止中の自動車の屋根やボンネットにも雪が積もっています。
 これが当地のこの時季の「日常」。

 今シーズンはたまたま、これまでが異常な暖冬少雪だったのです。明日一杯は荒れた天気が続きそうだし来週は今季最強の「立春寒波」が入り込むとの予報。倖い、集中講義の移動日は何とかなりそうです。
 6泊7日の長丁場ですがホテル─大学間は、可能な限り徒歩で移動するつもり。

 1時間ちょっと歩いてから帰宅したのですがズボンだけでなく、冬靴の中もずぶ濡れに。たぶんその影響でしょうが今日の日中の「平均」──「収縮期血圧」の3回移動平均の最低──血圧は121mmHgと、最近の平均的な値と比べて10〜15mmHg程度高い。
 でも、ま、いくら都合が悪くても、これが現実。

 もう数日頑張って、教材準備に何とか区切りをつけたいところです。



1月28日(火) こちらはさらに年季が入って... ──放置自動車の中は溢れんばかりのゴミだらけ──

 ある意味、昨日の続き。

 昨日を除けば久しぶりの「ナンバーを装着したまま放置された自動車」シリーズです。

 場所は拙宅および東柏崎駅(旧「比角(ひすみ)」駅)の近く。羽森神社前の駐車場です。昨日の軽自動車と違って、こちらは当地に戻る前からその存在に気づいていました。
 奥の道路は割と通るので

 車はのスバル「プレオ・ネスタ」。1999年から数年間販売されていたモデルのようですが、ご覧のようにタイヤは4輪とも抜けきっています。
 どうやら相当前から
ここに放置されているらしい。

 左後輪はスペアタイヤ、長野ナンバーです。これらが放置と関係しているかどうかは不明。

 センセイがこれまで見てきた自動車の中で、この車はちょっとちょっと異質。飲み終えたペットボトルやゴミ袋として用いられたレジ袋などで、車内が凄いことになっているのです。
 感覚的には、中のゴミが車の外にまで溢
(あふ)れ出そう...。

 センセイの能力では、経緯などこれ以上の情報は得られません。ここに至るまで、いろいろな事情がおありなのでしょう。

 でも少なくとも地主さんにとっては、いい迷惑だろうなぁ...。



1月27日(月) もはや風景の一部と化している... ──蔦が絡まるお宅と、落ち葉が積もった車──

 お伝えしたように、当地は今のところ暖冬少雪

 明後日は山間部だけでなく平地でも雪が積もり、しかも来週半ば──集中講義の真っ最中!! ──は今季最強の寒気が入り込むとの予報ですが...。
 写真は先日、雪が残っている時に撮影したもの。

 旧市街地、先日ご紹介した「藤田製パン所」の近く。金沢工大を退職して当地に戻った一昨年の夏、裏道を歩いていて写真のお宅に気づいたのです。
 築40年〜50年が経過した立派なお宅ですが、どう見ても無人。

 お気づきのように1枚目はお宅の裏側を南東方向から見ています。背後つまり写真の左側には物置のような構造物があったようですが、朽ちてしまい詳細はわかりません。
 何より、母屋が凄いことに。

 空き家になってから相当な時間が経過しているようで、外壁全体に蔦が絡まっています。暖かい季節にここを訪れると、屋根を除いた建物全体が緑色の葉で覆われています。
 なお、2枚目と比較するとわかりますが裏の北側の蔦は、それほどでもありません。

 この地域は歴史を持つため、道路は必ずしも碁盤の目状ではありません。特に生活道路はかなり曲がっており、この付近は全体として三角形。
 簡単にお宅の正面
(右の写真)に回ることができます。

 玄関付近にも立派だったであろう前庭が。もちろん、ここに至った理由がおありなのでしょう。でも現在も関係者が皆無というわけではないらしい。
 敷地内に軽自動車がずっとを止められているのです。

 もちろん家族あるいは縁者の方のものであろうと推測されます。少なくとも昨夏からこの状態。屋根の上には落ち葉が積もり、さらにその上に雪が...。
 右の写真は縮小しているためはっきりしませんが、運転席のドアは縦方向に大きく凹んでいます。

 お宅も、そして前・裏庭もそうですがここまで来るともはや、軽自動車までが風景の一部と化したかのよう。

 雪が積もって初めて、空き家だったことに気づくことがあります。過疎化が進む郡部が多いのは理解できるとしても、この地域のように市街地中心部──特に歴史を持つ地区で目立つ──でも急速に進行中。

 もっとも、さらに進んで更地(たとえばこちらこちらになるともはや、そこに何が存在したのかすら思い出せない。

 それに比べれば、まだ良い(?)のかもしれませんが。



1月26日(日) よく見る土壁ではなく、石造りの蔵。きっと歴史をお持ちのお宅なんだろうなぁ...

 写真は昨日撮影したもの。

 このところずっと取り組んでいる集中講義の教材制作。実施は来週月曜からなので、さすがにもう時間がありません。毎日頑張って作業した甲斐あって今日の午後、初日の分の提示資料をほぼ完成させました。
 ただし講義は、5日間...。

 トホホ。

 印刷準備の関係で、週の半ばまでに全半分の紙焼き(印刷)ないしデータを郵送する必要があります。後半の分は出発日の日曜日までに制作すれば間に合うかも?!
 毎度のことながら関係者の皆様、ゴメンなさい。

 それはともかく、珍しく(あまり強くない)オツムを酷使しているので、意識して休憩する必要があります。そこでお昼は連日外へ。ここ数日、当地の天気は不安定。
 写真は快晴に見えますが、この後、雨に。
(地面もまだ乾いていない)

 天気は今日もめまぐるしく変化。霰(あられ)が積もったかと思ったら青空に。油断していると、急に風が吹いてきて雨という具合。センセイはその度、雨宿り。
 で、写真。

 ここは海岸沿いの旧市街地。少なくとも鎌倉時代まで遡ることができる歴史ある地域です。その一角に、蔵が数棟あるのです。特に中央のものは珍しい石造り。
 新潟以北に広く分布する「緑色凝灰岩」
(「グリーンタフ」)で造られています。

 しかもその奥には住宅(?)を一棟挟んで蔵が二棟。敷地の関係でこれ以上接近できないので、そちらの壁の材質はわかりませんが。いずれも2007年の「新潟県中越沖地震」他を耐え抜いた蔵。
 全体の状況からして、たぶんすべてが個人の所有と推測されます。

 きっと、いろいろな意味で歴史をお持ちのお宅なんだろうなぁ。

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