2015年1月17日更新(2015年1月25日ページ移動。2017年7月15日一部写真削除)

──2015年1月第3週のニュース──

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1月17日(土) 降り続く雪の中、「撮り鉄」が北陸地方に集結しています

 というわけで今日のセンセイは早朝から夜までお仕事。

 ただしこちらについては何も話すことはないので、先週、電車で新潟に戻った時の話題。お伝えしたように先週末に京都まで日帰りで出張し、翌日、新潟の自宅へ電車で戻りました。
 金沢駅までの路線バスは、信号機などまるで存在しないかのようにスイスイと走行し、予定よりずいぶん早く金沢駅に到着。

 ホームに出てみると、予定していた特急「北越」の少し前に発車する「はくたか」が停車中。良く考えてみると、「はくたか」も来春には廃止されてしまいます。自由席はガラガラ。
 車両中央の良い席が空いていたこともあって、惹かれるように乗車してしまいました。

 実はこの日の場合、「はくたか」に乗っても後続の「北越」を利用しても、目的地の柏崎には同じ時刻に到着するのです。

 乗車した「はくたか」は越後湯沢行きなので、直江津駅で普通列車に乗り換えるのですが、その各駅停車(写真右)は、柿崎駅で後続の「北越」に追い抜かれます。
 つまりどちらに乗っても、最後は写真の各駅停車で目的地に到着することになるのです。

 「はくたか」は金沢駅を所定時刻に出発し、間もなく「乙丸基地」を通過したのですが、う〜ん、判断を誤ったかも。
 だってそこで停車中の、つまり当初乗るつもりだった「北越」は485系T-18編成だったのですから。

 センセイを含めて、鉄道ファンに人気の国鉄色485系T-18編成。

 もちろん個人的にはよく見かけるのですが、考えてみるとしばらく乗車していないような気がしてきました。
 乗り損ねた分、国鉄色485系T-18編成の優雅な姿をカメラに収めようとホームに出ると......いつもの柿崎駅じゃない。

 上の写真は柏崎(新潟)方向を見ています。センセイが直江津から乗車した長野色115系(右側)は、北越を待避するために待避側線に停車中です。
 横殴りの雪が吹き付ける中、屋根のあるホーム下と待合室で、間もなく到着する「北越」を待っている人は普通の利用者。

 中央やや左寄り、ボストンバッグを片手にこちら(=直江津方向)を見ている人も、基本的には普通の乗客。
 ただし、その左右に展開している男性2名は明らかに撮り鉄。

 左側の男性は望遠レンズがついたカメラを、右側の人はビデオカメラを構えています。ビデオで撮影する人、最近、多いんです。
 彼らが待ちかまえる中、485系T-18編成が静かに──雪があると非常に静かになる──到着。

 この日、「はくたか」に続いてT-18編成が走行していることは鉄道ファンにはよく知られていたようで、沿線にはたくさんの「撮り鉄」が繰り出していました。

 来春には「はくたか」「北越」が廃止されるため、休日などには全国から集結しているようです。
 3月のダイヤ改正直前はきっと、凄いことになるんだろうなぁー。

 客観的には、センセイもその一人に分類されるのでしょう。でも個人的にはもっと静かに最後の日を迎えたいと思っているのです。



1月16日(金) 元金沢うどん店の駐車場にいるのは、「花咲くいろは」の鶴来民子

 今日は見たままの話題。

 金曜日なので、いつもならば西村センセイ仕事を終えた夕方に新潟の自宅へ戻るところ。でもセンセイは所用があるので、この週末は金沢に留まっています。
 たまたま明日から大学入試センター試験が行われ、金沢工大も会場となります。

 その準備もあって、今日は非常に変則的な日程になっています。立場上の仕事があるのですが、事務方はお昼過ぎに皆、帰宅してしまいました。
 要するに、仕事にならない。

 まったく別な、しかし相手のある急ぎの仕事を抱えているのですが、どうもこうにも捗りません。
 そこで気分転換に、今日は早く帰宅することにしました。

 日があるうちに退勤するのは滅多にないこと。改めて買い物に出るのが億劫だったので、スーパーに立ち寄り、アパートへ戻ろうとした時、あれっ?!
 元うどん店──たぶん現在は製麺工場──の駐車場に写真の車が。

 「痛車」ですね。解体され、今は跡形もなくなったアールドリーム前で別な車を見た時以来です。

 帰宅後に調べていたのですが、描かれたキャラクターは能登を舞台とした「花咲くいろは」(TV版劇場版)に登場する人物の要です。
 もちろんセンセイはどちらも観たことはありませんが。

 批判する気なんてないのです。

 誰かに危害を加えたり、迷惑にならないのであれば、こうやって何かに夢中になり、それが仕事や生活の活力になるんだったら全然問題ないと思います。



1月15日(木) 最近のセンセイの「マイブーム」は...(続編)

 仕事が溜まりすぎているので、朝と夜にアパートと大学とを往復するだけの西村センセイ。

 そんなトホホなセンセイの行動をさらによく観察すると、お弁当屋とスーパーにはしっかり通っています。当たり前といえば当たり前ですが。お伝えしたように後者には新顔が加わりました。
 実際には週に1回くらいしか行かないのですが。

 一部繰り返しになりますが、1年前の改装と昨春の消費税増税がきっかけだったようで、今まで利用していたスーパーの品揃えがかなり変わってしまいました。
 閉店時刻が迫ると今までは、惣菜のみならず売れ残った海産物をかなり安く販売したのです。

 ここ数年、冬場はそのような海産物と、実家から持ってきた甘い雪下白菜を使って鍋にすることが多かったのですが......。
 しかも最近は、食材が特に高くなっています。

 新しいスーパーで最初は、いつものお店では取り扱っていない地元産の野菜などを買っていたのです。
 でもこちらは業務用品を取り扱っているので、冷凍食品も充実。

 最初に気づいたのは牡蠣。あまり大きくはないのですが、1食あたり200円くらいで美味しい牡蠣を食べることができます。
 ところがしばらくすると、おぉ、「品切れ」かつ「入荷の見込みはありません」。残念。

 そこで改めて冷凍食品のコーナーをよく見ると、最低限度加工しただけの食材がかなりあることに気づいたのです。
 野菜がメインですが、海産物もあります。

 今晩買ったのはロシア産のスケソウダラとアメリカ産の赤魚。1食あたりにしたら150円くらいでしょうか。正直なところ、加工済の冷凍食品は不安ですが、このような食材ならば、まぁ、安心。
 ただし、問題もないわけではありません。

 牡蠣は割と簡単に解凍できるのですが、切り身の魚の戻し方が良くわからない。今日の鍋も、タラはちょっとブカブカ──パサパサが近いかな──した感じでした。
 まぁ、この辺は勉強するしかないかな、と思っています。



1月14日(水) このお店がオープンしたら、金沢工大はセブン-イレブンに四方を囲まれることになる

 センセイにとっては新しいスーパーへ行く──時々ですが──ようになってから気づいたことがあります。お店へ行く途中の場所がある時、急に更地になったのです。
 それも、かなり広い場所を一体で、です。

 道路沿いのこの場所には、小さなコーヒー豆の卸売店や薬局があったと思うんだけど、更地になるとうまく思い出せません。

 しばらくすると建物の工事が始まり、その重機が集まっていると思ったら、翌日には広い駐車場が完成していました。あっと言う間にコンビニの出来上がり。
 セブン-イレブンですね。

 金沢にはセブン-イレブンがなかったのですが、10年弱くらい前に初めて進出してきました。
 都内や新潟にはたくさんあるので、個人的には違和感はありません(ただしあまり利用していない)。

 金沢工大付近では、まず西側のチャンカレ旧店舗跡に初めて進出し、程なく南側と北側にもお店ができました。
 写真のお店は東側。

 だから、経営者募集中のこのお店が開店すると、金沢工大はセブン-イレブンに四方を囲まれることになるのです。
 ただしいずれのセブン-イレブン店も、大学から微妙に遠い。

 学生が帰宅する時に立ち寄るんだったら便利だろうけど、短いお昼休みにお弁当を買い求めて来るかというと、微妙。
 そしてもう一つ。

 個性のあるアプリケーションが消えていくように、どこもかしこも最後はコンビニになっていくとしたら、さすがにそれは、ちょっと悲しい。 



1月13日(火) おぉ、学生がこんな夜遅くまで頑張っていると感心していたら...

 今日は見たままのお話を手短に。

 メールの山を片づけられないまま講義に臨むと、後はあちこちろの打合せや会議が夜まで。正直なところかなりヘトヘト。

 食材がなくなってきたのですが、スーパーの閉店時刻が迫ってきたので、仕事を途中で断念して大学を後にします。
 実際、お店に入った時はまず英語で閉店時刻のアナウンスがあり、続いて蛍の光が流れました。

 ふだんの通り道とはちょっと違うので、金沢工大の夢考房をかすめるような格好でアパートへ向かいます。
 夜遅いのでかなり消灯されていましたが、それでも学生諸君が何か活動しています。建物の角を曲がろうとして、あれっ?!

 暗闇の中で男子学生が何か作業しています。それなりの大きさで、硬いもののある程度しなやかな板の上で何かしています。
 細いながらも筋肉質の体躯は、若さと躍動感に満ちています。

 最初は鉋(かんな)をかけているのかな、と思ったのです。手に持っているのがもっと小さなものだったので、次に考えたのは何かを磨いて......え"
 それってもしかして、裏返しになったスノーボード。

 ま、いっかー。



1月12日(月) “System”ファイルへの疑いは濡れ衣でした ──自宅のG4 Cubeは正常に復旧──

 写真は1週間前の今日、つまり大学がまだ業務を再開していない時に、センセイの研究室内で撮影したもの。何だかごちゃごちゃしていますねぇ。
 よく見ると、右側のテーブルの上にPowerMac G4 Cube。

 実はこれ、研究室でふだん使用しているG4 Cubeではありません。使わなくなった知り合いから譲り受け、予備機として保管していたものです。
 つまりセンセイは3台のG4 Cubeを所有しているのです。

 何の目的で何をしているのかと言えば、もちろん自宅G4 Cubeに起きた問題を解決するため、OSを別なマシンに新規インストールし、必要なファイルを得ようとしているのです。
 良く考えたら数年前にもらってから、ずっとそのまま。

 もらった時は起動したのですが、今回は不可。OSディスクから立ち上げてインストールしても、HDDからは起動できませんでした。
 写真は内蔵HDDを初期化し、完全に再インストールしているところ。

 無事にHDDから起動し、手持ちのMacOS 9.2.1および9.2.2アップデータをインストール。
 ちなみに、これのアップデータは現在入手困難となっています。

 久しぶりの作業だったのですが、換装(自宅大学)されたSSDに慣れてしまっているので、逆に、14年前のHDDが小容量で、しかも非常に遅い──反応が鈍い──ことにびっくりしました。
 それはともかく、必要なファイルは揃いました。

 というわけでこの週末、自宅に持ち帰った“System”ファイルをG4 Cubeのシステムフォルダに入れて上書きしたのですが......直らない。“System”ファイルへの疑いは濡れ衣でした。ゴメンなさい。
 損傷の可能性が低いシステムファイルまで置換したのですが、直らない。これっていわば、脳全体を移植したようなものなのですが。

 古いMacユーザーなら良くご存じのP-RAMクリア、op+cmdキーで起動してデスクトップDB再構築、初期設定ファイルの破棄などいろいろ試したのですが、一向に改善されません。
 半ば諦めて、古いプリンタ──10種類くらいのドライバが入っていた──を外すと......あれ?!

 何事もなかったかのように直ってしまいました。機能拡張書類がコンフリクトを起こしていた、ということになるのですが、実際にはそんな簡単ではないと思います。
 年末までは正常に動作していたのですから。

 それはともかく、自宅のG4 Cube無事に復活し、イザという時のためのシステムファイル類も確保することができました。はい。



1月11日(日) スーツ姿の若い男性が複数、路線バスに乗り込んできた

 昨日同志社大学で開かれたのは、センセイが深く関係してる学会幹部会(常任理事会)。いつもなら議論は紛糾するのですが、今回は順調に議事が進み、2時間ちょっとで会議は終了。
 なぜだかわかります?

 お伝えしたように、その後に(自腹の)飲み会が開かれることになっているため途中から、時計の針の歩み以上に、気持ちがそっちへ行ってしまったからじゃないかと思うのです。
 会議を終えるとタクシーに分乗。初めて京都の「おばんざい」のお店に入りました。

 宿泊組は2次会へ向かったようですが、センセイを含めた数名は新幹線や電車で、それぞれのホームグラウンドへ戻ります。皆でタクシーに乗り込み、京都駅へ。

 夜行寝台急行「きたぐに」が運行されていたら、それに乗れば早朝に自宅最寄り駅に降り立つことができたのです。しかし残念ながら「きたぐに」は2012年に定期運用から外れ、翌年には全廃。
 途中の金沢で降りるしかありません。

 ホテルを確保できなかったことからわかるように、この季節だというのに、しかも夜なのに、京都の繁華街は混雑していました。
 深夜に帰宅後、サイトを更新して就寝。

 寝過ごして早朝に金沢を出発する「北越」に間に合わなかったので、次の特急に乗車すべく路線バスで金沢駅(写真奥)へ。
 途中から金沢工大の学生じゃないかなぁーと思えるスーツ姿の男性が乗り込んできました。しかも複数。

 次のバス停でも3人乗車してきたのですが、お互い知り合いらしい。下車するバス停を相談しているのですが、「会場へ行くには、地下道を通って...」。
 そういうことだったのね。

 明日は成人の日。本来は明日、式典を開くべきなのでしょうが、そこは若者。成人式の夜は久しぶりに再開した友人と飲みに出る人も多い。
 そしてそれが全国各地で起こるのです。

 遠くの出身地に帰省して成人式を迎えた若者が翌朝、勤務先や学校に戻るのは不可能。というわけで、金沢では(祝・休日を1日残して)今日成人式を開くんですね。
 駅へ向かって歩く彼らの後ろ姿に、頼もしさを感じるか否か。

 う〜ん、ちょっと微妙。

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