2024年10月5更新(2024年10月13日ページ移動)

──2024年9月第5週〜10月第1週のニュース──

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10月5日(土) 短い秋、だったなぁ... ──当地では雪の季節を迎える準備が着々と進んでいます──

 もちろん、まだ秋真っ盛りですが。

 されどこれからご説明するような光景を目にすると、雪国の人間は「もう、冬が来るんだぁ」と実感してしまうのです。写真は今日撮影したもの。拙宅の近くにはバスの営業所が。拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
 この地域の人々、特に児童──過疎化および少子化の進行に伴い、バス通学をしている児童が多い──生徒や高齢者の移動を支えるインフラとして、地域社会をしっかりと支えています。

 ただし当地の大半はもともと、海岸沿いの砂丘内に形成された湿地で、地盤が柔らかい。

 だから重量のある車が走ると少し揺れるし、何より朝早くからバスのエンジン音が。静寂を好むセンセイとしては可能ならば住む場所としては避けたいところ。されど父親名義の土地に家を建てたので、センセイに選択の余地なし。
 まぁ、かなり慣れましたけど。

 「営業所」といっても、単にバスを発着させるだけではありません。運転要員を含めた運行や、車両を管理するシステムを備えています。
 敷地内では車両整備も。
(たぶん、別会社)

 いつものようにその脇を通ったら不意に、車両洗浄コーナーから重い音。ただし聞き慣れたバスのエンジン音ではありません。何だろうと思ったら、おぉ、写真のロータリー除雪車。
 その「刃」
──「オーガ」と呼ぶらしい──を持ち上げた音だったのです。

 車体はともかく、「刃」は見事なまで真っ赤に塗り直されています。この車両は市の所属──建設会社等のものを借り上げる時もある──で、その整備を請け負ったのでしょう。
 もちろん、本格的な雪のシーズンに向けての準備。

 今年はまだ見ていませんが去年、JRの“ENR-1000投排雪保守用車”の整備作業に出くわしたのは9月中旬。ひょっとすると生物こちらこちらよりも早く、一部の人間はすでに「冬」モードに入っているのかも。
 ただしそれと、一般の人間が体感する「季節」は別。

 報道によると、今年の9月は平年より2.8℃も高かったそうですが、この点は感覚と見事に一致。さすがに最近は朝晩はもちろん、日中の気温も一雨ごとに低下しています。特に来週後半は、ぐっと寒くなりそう。
 短い秋、だったなぁ...。

 でしょ?



10月4日(金) まるで、スズメの幼稚園 ──「時どき ちらっと感じる 血のつながり・・・」──

 今日は予定を変更してお伝えします。

 当地の天気予報は雨。ただし朝の段階では曇り空で、時々雨粒が当たる程度。雨雲レーダーを見てみると、本格的な降り始めまでに約2時間程度ありそう。というわけで外出の準備をしていると、あれっ?!
 拙宅の南側が何やら騒々しい。

 2階書斎の外、1階廊下の屋根に雨が当たったような音が...。でも、さっき窓の外を見た時は降りそうな感じじゃなかったし、拙宅は瓦葺き。
 少し雨が当たった程度で音がすることはありません。

 何かが屋根の上を歩いている(?)ような音。ただし猫でないことは確か。本の日焼けを防止するため常に閉めている書斎のカーテンを開けると、あ"っ...。
 もう、おわかりですよね。

 まず書斎のすぐ外の屋根を、数羽のスズメが歩き回っていました。餌となるようなものがあるとは思えません。まるで遊び回っているような感じ。
 その向こうは、もっと凄い。

 書斎の前の庭には枝垂れ桜が植えられているのですが、その上に10羽くらいのスズメが。こちらも皆、せわしなく歩き回っています。(基本的には飛んでいない)
 ただし桜の木の上にも、食べ物があるとは思えない。

 慌ててカメラを取り出し、驚かさないようにガラス越しに撮影したのが1枚目の写真。窓を開けたら、みんな逃げるかなぁーと心配していたのです。拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
 中央と一番下のスズメはカメラに気づき、こちらを凝視しています。ただしそれほど警戒しているわけではない。

 もちろん、中には飛び立つスズメもいるのですが、すぐに枝垂れ桜か屋根の上に戻ってきます。この光景、最近どこかで目にしたような...。
 というわけで、右の写真。

 こちらは一昨日、駅前公園を歩いている時に撮影したもの。お揃いの服を着た、どこかの幼稚園(/保育所/認定こども園)の園児が遊び回っています。(腕章を付けた公式カメラマン2名付)
 なお非常に大人しくしている園児などもおり、性格には相当な差があります。

 さて西村センセイ、2枚の写真の被写体に、ふと、どうしても血の繋がりを感じてしまうのです。いかがでしょう。

 なお、まずスズメが幼い個体だという意味ではありません。形状および喉元が黒いことから、ほとんどは成鳥と考えられます。これって、高齢者が集まて盛り上がった先日の同級会と同じようなイメージ。
 そして、もう一つ。

 スズメの成鳥と人間の園児の知能その他が同程度だと主張しているわけではありませんので、決して誤解なきよう。(そんな方はほとんどいらっしゃらないと思いますが)


※サブタイトルは『ちびまる子ちゃん』第1話「おっちゃんの まほうの カード」中の、「・・・血はあらそえないもんである 姉・小学校6年生 時どき ちらっと感じる 血のつながりが うれしかったり ・・・・・・かなしかったり」(原文ママ)の一部引用です。



10月3日(木) 市内には、モノがない... ──西村センセイ、小銭入れから地域経済の現状を考える──

 要するに、当地のお店では小銭入れを買い替えることができなかった、という内容。

 2、3ヶ月くらい前から、小銭入れ(写真)のファスナーの動きが悪くなってきました。それでも力を入れれば何とかなったので、ちょっと気にしながらもそのまま使用。使い慣れているし、お気に入りだし。
 でもここ1ヶ月くらいは、明らかに変。

 センセイの小銭入れは3辺がファスナーになっているのですが、最後の辺まで行かないようになってしまいました。要するに、一つの辺はファスナーが常に開いたまま。
 それどころか最近は、写真のように本来ならば閉じていなければならない部分まで時々開いてしまうという有様。

 残念ながら、もう寿命です。記憶に間違いがなければ──最近のセンセイはかなり怪しい──3〜4年前に家族からプレゼントされたもののはず。長い間、ご苦労様でした。
 さて、どうしよう。

 もちろん、どうやって買い替えるかということ。よく使うものなので使い勝手が重要。退職した現在、販売価格も重要ですが同時に、一目でわかるような安物は避けたい。
 ただし、ブランド品である必要はありません。
(実際、自分で買ったことはない)

 ところが、現在の柏崎市内には以上の条件を満たすお店がほとんど存在しないのです。去年まではちゃんとした鞄店が営業していたのですが、惜しまれつつ閉店
 それでも...と思って、まず駅前通りにある鞄店と市内唯一のディスカウントショップ「ドン.キホーテ」へ。

 お察しの通り、条件を満たす品はありませんでした。それでも「同じ革製品だから...」というわけで靴店──ごく少数が陳列されているお店が存在した──を、そして衣料品店の一部も回ったのですが、適当な品に出逢うことはありませんでした。
 ここで思い出したのが、週末の同級会

 一部の関東在住メンバーは前日に地元入りし、「前夜祭」と称して4軒ほど梯子をしたとのこと。翌朝つまり同級会当日、その中の一人が旧市街地中心部を歩いたそうなのですが「どんどん寂れていく...」とのこと。
 御意
(ぎょい)

 旧市街地中心部の商業施設はもはや、高齢者向けのお店など一部を除いて、機能をほぼ停止しています。もちろん住民が消失したわけではないので、商業機能は中心部から、交通の便の良い周辺部へ。
 されど、そこで生き延びることができるのは、それなりの顧客を迎えることができる一般的なお店だけ。

 専門店がそこで生き延びるのは難しい。先日「アヤシイお店」として店舗をご紹介した元時計店は、その典型。

 たぶん、イオンに代表されるモール型ショッピングセンターにはそれなりの商品が並んでいるのでしょう。ただし当地からだと最寄りは約30km離れた場所に。言い換えると当地は、そのような商圏として成立しないということ。
 もう一つの解決方法は、ネットショッピング。

 ただしこちらは玉石混淆。小銭入れの場合、輸入品はサイズが大きめになりがち。その点、ブランド品はしっかりとした印象を受けますが前述したように、年金生活者のセンセイはクリックを逡巡(しゅんじゅん)してしまう...。
 (改めて)さて、どうしよう。

 ちなみにこの過程で、数年前に家族からプレゼント──たぶん誕生日祝い──された小銭入れが、国産のブランド品だったことを初めて知りました。センセイが現在イメージしている製品価格帯の、数倍。
 ずいぶん、お高かったのね。

 なお、確かに品質は高かったです。



10月2日(水) 「ドジャース食堂」、復活なるか?! ──JR東が会員限定スペシャル企画乗車券を発売──

 今日は予定を変更してお伝えします。

 夕方、先日同様、原付自転車の音がして郵便物が届けられました。郵便受に落ちた時の音からして、それなりの重さ。JR東日本が運営する「大人の休日倶楽部」会員誌が届けられたのです。
 ご存じのように、センセイは列車を良く利用します。

 また50歳以上なら割引がある──65歳以上なら、他社線を含めて割引率が高くなる──ので、同社の予約システムとあわせてセンセイはこの会員制度を有効に活用しています。ただし、会員誌を良く読むかどうかは別。
 時々面白い記事もあるのですが、大半は広告。

 添付されている旅行案内も団体旅行ばかりで、センセイにはご縁がなさそう。実際、一度も参加していません。だから、ざっと目を通してから捨てようとして...あれっ?!
 巻末付近に写真のページが。

 てっきり、つい先日ご紹介したばかりの企画乗車券だろうと思ったのです。((c)ジェイアール東日本企画)

 でも、良く考えてみると今はまさにその実施期間中。つまり改めて告知するには遅すぎます。改めて良く見ると「特別設定・・・えきねっと限定・・・スペシャル」。
 どうやら、毎年3回実施されているイベントとは別物らしい。

 結論からお伝えすると、今年は例年の企画に加えて別途、特別に約1ヶ月もの長期に渡って同内容のイベント──料金や条件等は同一 ──を実施するというのです。
 正直なところ会員にしてみたら、年がら年中「大売り出し!」という感じ。

 お察しかと思いますが、利用客がJR東日本が期待していたほど集まらなくなっているのでしょう。

 実は、結果的にキャンセルした指定席券を予約した際、「この列車は混雑...」という特急の座席がかなり余っていた──しかも複数の列車で──のです。
 「キュンパス」のとは大違い。

 しかもおそらく、この傾向が継続しているものと推測されます。決して慌てて企画したというようなものではなく、あらかじめ秋の旅行シーズン全体をカバーするような格好で立案されたものだろうと推測しています。
 要するに、大バーゲン。

 商売の進め方としてはいろいろな意見があると思います。ただし一利用者としては有り難い面も。特にセンセイの場合、かなり良いプランを立てたにもかかわらず、集中豪雨による被害で断念せざるを得なかったという事情が。
 実家の世話など他の用との関係もありますが、もしかすると「ドジャース食堂」が復活するかも。

 ちなみに、大雨で被災した羽越本線村上─間島間については関係者の努力により、復旧が当初見込みの「約3週間」からさらに早まり、10月7日(月)から通常ダイヤでの運転が再開される見込みと発表されています。プレスリリース
 現在、24時間体制での復旧作業中。

 お伝えしたようにこの区間は貨物の大動脈。被災後は一部を東北本線や上越線に迂回させるとともに、トラック輸送も併用しているものの、それでも需要を満たすことができずに、遅延が発生しているそうです。
 こちらは、人々の生活に直結した重要な事項。

 だから、センセイのことなんてどうでもいいのですが...さて、どうしよう。

 今後の展開はまったく不明です。



10月1日(火) 一月の計は「つきたち」にあり ──西村センセイ、便潜血検査で初めて陽性判定に──

 今日は10月1日。今年も残すところ、わずか3ヶ月。

 「1日」は通常、「ついたち」と読みます。これは太陰暦(正確には太陽太陰暦)の名残りで、月が始まる(≒新月)「朔日(さくじつ)」と同じ意味の「月立(つきた)ち」が転じたもの。ちなみに毎月末は「月隠り/晦/晦日(つごもり/みそか/かいじつ)」。
 だから、月をまとめた年末は「大晦日」。

 「一年の計は元旦(=1月1日の朝)にあり」を踏まえて西村センセイ、これからの3ヶ月を少し意識して行動することにしました。もちろんこれには理由が。

 昨夕、原付自転車の音に続いて「ゴトン」という音が。郵便物が届けられたのです。土日の配達が廃止されたので、配達される郵便物が月曜日に集中する傾向が。
 今回は通数が特に多く、しかも中には大きな定形外郵便物も含まれていました。

 複数のダイレクトメールとともに届いたのは、8月末に受診した健康診断の結果(一部)。ただしその時は「当然、問題ないだろう」と考えてそのままに。
 サイト更新後、結果がちょっと気になってきました。

 届いたのは地元自治体が実施する検診の結果。それなら1通にまとめれば良いのに、今回は3通(1枚は圧着式の葉書)も。他は大小の封書。
 大きい方はA4の紙か小冊子が入っているはずですが定型の封書がやたら厚く、重い...オイオイ。

 開いてみると葉書は前立腺がん(異常なし)、定形外封書はC型肝炎ウイルス(陰性)。いずれも問題ありません。問題の定型封書はというと...ドッカーン!!
 何と、便潜血検査の結果が「要精検」だったのです。

 もちろん一般論としては十分あり得たこと。特にセンセイはビール党なので、他の方より大腸がんになるリスクが高いのです。そのため、少なくとも便潜血検査については毎年、きちんと受診。
 ただしセンセイは昨冬内視鏡検査を受けて、小さなポリープを切除したばかり。

 ポリープが良性であることを確認した後、同級生のドクターと相談した結果、(数年は問題ないだろうから)「2、3年は便潜血検査を受けて、その後に内視鏡検査を...」ということで合意していたのです。
 だから今回の結果は、ちょっと予想外。

 西村センセイこれまで、便潜血検査で陽性と判定されたことは一度もありません。昨年を含めて2回12年前、内視鏡による検査を受けています──いずれもポリープを発見、切除──が実は、便潜血検査とは無関係。
 白状すると、「何となく、嫌な予感がした」ための受診。

 執刀してくださった金沢赤十字病院のドクター曰く、「よぉーく、気づいたねぇー」。今回、客観的には「擬陽性」の可能性が高い。

 でもこれは素人が判断すべきことではありません。そこで今日の午前中、かかりつけのクリニックへ。ドクターとしては当然、便秘や痔の可能性を検討。でもセンセイは野菜を多く摂るので前者とは無縁。
 子供の頃はともかく、現在は後者についても自覚症状はありません。

 ちなみに2個の検体はいずれも陽性とのこと。それもそのはず、本来ならば違う日に採取すべきものを、同一の個体から2回採っていたのですから。何しろ、ポリープ切除の翌年に便潜血検査で陽性になるなんて考えていなかったので。
 結論としては念には念を入れて、この年末、改めて内視鏡検査を受けることに。

 写真はお土産代わり(?)に持ち帰った検査前の食事キットその他。検査方法や術前術後の管理など、以前より劇的に改善されているはずなのです。でも、仮にオペ──手術のこと──がなかったとしても、やはり検査前後は大変。
 でも、ま、しかたない。

 大晦日(おおつごもり/おおみそか)を、無事に迎えるためには。



9月30日(月) Mac側は選択の余地なし ──Mac OS XとWindows 10をインストールしました──

 今日はタイトル通りのお話。

 ただし現時点で完了したのは、それぞれの基本部分だけです。

 お伝えしたようにMac miniの内蔵HDD(1TB)瀕死状態に陥ったため、ストレージを2TBのSSDに換装していただきました。問題はシステムのインストール。しかもセンセイは、二つのOS──いずれも実機──を切り替えながら使用しています。
 具体的にはパーティションを切り、片方にはMac OS X
(10.11.6.“El Cpitan”)を、もう一つには“BootCamp”を使ってWindows 10(22H2)をインストール。

 加えて、相手方ボリュームにアクセス──読み書き可──する特殊かつ高価なソフトを導入しています。複雑なシステムなので、完成までの道のりは長い...。
 障害が発生したMac miniには、リカバリー用のディスクが付属していません。

 そこで、4年前に同じような状態に陥った主力機のMacBook Pro同様、電源投入直後から「コマンド+R」キーを押し続けます。前回はかなり手間がかかったのですが、今回は10秒程度であっさりと起動。
 なお、表示画面が少し変わっていました。

 ディスクの初期化とチェックを行った後、外付けSSDに保存していたバックアップデータからの「システムの復元」(右の写真)を試みてました。(初めてなので正しい手順かどうか、自信はない)
 ところがしばらく進むと、「原因不明のエラーが発生しました」。

 全然バックアップになっていないじゃん。そもそも、保存したディスクの情報が完璧ではない可能性も。そこでシステムの根幹部分については新規インストールを選択。
 実は毎回、この展開。

 2枚目の写真はインストールを選択した直後の画面。なお1、2枚目の写真は画面を直接撮影しているため前回同様、モアレ(1枚目)や色ムラ(2枚目)が発生しています。悪しからず。
 さて、困った。

 あらかじめ確認しておいたAppleの情報によると、今回のような場合は希望するバージョンのOS(のインストーラー)をあらかじめダウンロードしておくように、とのことだったのです。
 もちろんダウンロード後、ディスクイメージとして保存。

 その上でインストールしようとしたのですが、この最初の段階ではどうやら、写真のMac OS X(10.5.“Mountain Lion”)以外を選択できないらしい。
 “FireWire”接続の外付けディスクから起動してインストールを試みたのですが、やはり不可。

 仕方がないので、とにかくMac OS 10.5をインストール。所要時間は20分ほどでした。その上で、Ver. 10.11をインストールしたのですが、すぐに終了。
 ナシテ?

 不具合の警告その他は一切ありませんでした。間違えたのかと思って再度インストールしたのですが、状況は変わらず。何故そこまでバージョンに拘るのかとお感じになる方もいらっしゃるはず。
 当然のことです。

 Windowsユーザーの方なら、使い慣れたソフトウェアが新しいOSでは動作しなかったという悲しい経験をお持ちのはず。この点、Macはアプリケーションに関しては比較的柔軟なのです。ただし画像など、古いフォーマットについては割とあっさりと切り捨てる傾向が。
 センセイは昔からのMacユーザー。

 特に新旧のファイルをずっと使い続けているため、システムの継続性を重視しています。Mac OS 10.11は、新旧ファイルの両方を使える(ほぼ)最後のバージョンなのです。
 だから半ば諦めつつも、Mac mini内部を確かめてみると、おぉ、「アプリケーション」フォルダ内にMac OS 10.11インストーラーが。

 起動すると約25分かけて、今度こそOS 10.11を無事にインストール。その上で、提供されているOSその他のアップデータでシステムを更新します。
 さらに約20分かけて、既存Macからアプリケーションおよび設定、そしてファイルの一部を移行。

 Macだと、ここでほぼ完全なクローンを作成することができるので、とても便利。ただしセンセイはバックアップを兼ねて、ファイルの大半を外付け──それも複数箇所──で保存しています。
 同一のマシン内で保存している場合は、1〜2時間程度かかると思います。

 ここまでは比較的順調だったのです。そこでこの勢いを失わないように、Windows 10(の根幹部分)まで一気にインストールすることに。
 何しろわずか2ヶ月前、まさにこのMac mniに対して行った作業なので。

 当初は順調すぎるほど順調だったのです。本来ならばとこかの段階できちんとチェックすべきだったのですが、アルコールが入っていたこともあり、とにかく先へ進むという、誤った判断を選択してしまいました。
 時間をかけてOSを最新バージョンに更新。
(ここまでは問題なし)

 Office 2019(正規品)をインストールかつ最新版に更新し、手間のかかるメール設定──センセイの場合はかなり複雑──まで完了。このまま...と、Mac/windows両ボリューム間のアクセスを可能にする特殊なソフトをインストール。
 再起動して、ソフトをネット上で再認証すれば今晩のゴール。

 やれやれと思いながらシステムを再起動すると...やたら時間が。それでも何とかと思ったら、おぉ、ブルースクリーン。再起動して修復を試みましたが、起動せず。(心の中で)泣きながら、システムの復元を選択します。
 ただし選択できたのは、Windows 10 OSインストール直後の状態だけ。

 センセイに選択の余地は与えられていません。時間をかけて復元したものの、当然、それ以降にインストールしたOffice 2019などもすべて消去済。しかもブラウザ“Edge”が異常終了するなど、OSにも損傷が残っているらしい。
 その晩は、何もせずに就寝。

 翌朝、Windowsボリュームの確保から始めて、再度のインストール。さすがに節目節目で復元ポイントを設定します。

 その甲斐あってか、やり直しインストールに概ね成功。ただし、ユーザーのアイコンを登録できないとか、アプリケーションによるWindows側からMacボリュームへのアクセスがおかしいなどの不具合が確認されています。
 ただし後者は“Explorer”
──Macの“Finder”に相当──なら問題なし。

 正直なところ、これくらいのサイズのシステムになると、「完璧」は難しいのではないかと感じています。一部障害は残っていますが、現時点では概ね妥協すべきレベル...というのが、現時点でのセンセイの判断。
 なお、トラブル発生原因の可能性の一つとして考えられるのが、3枚目の写真。

 たぶんWindowsユーザーの99.9%の方は目にされたことがないと思います。「コントロールパネル」──最近のバージョンでは、探すことすら難しくなっている──の奥深くに、電源管理に関する設定場面が。
 問題は下線部分。
(機種によっては表示されない)

 Windows 10、デフォルトではこの「高速スタートアップ」が有効になっています。つまりこの状態で「電源OFF」を選択しても、ソフトを含めたシステムは完全にはOFFになっていないということ。

 センセイの場合、ハードウェアとしてのMac miniと、Mac/Windowsのソフトウェアを寄せ木細工のように組みあわせて使用しています。「これ1台だけで何でもできる」というメリットは同時に、今回のような、ほんの少しの問題が致命傷に繋がりがち。
 だから正直なところ、普通の使い方をしていらっしゃる方には無縁な内容かも。

 でも、まぁ、これがセンセイなので...。



9月29日(日) 遠すぎたカラオケ店 ──小中学校の同級会は何と、「延長戦」へ入ることに──

 2日続けて「ツルハドラッグ」の話題...というわけではありません。

 ただし「ツルハドラッグ」の店舗が写っていることも事実。このお店は、昨日のお店と駅を挟んで反対側(北側)にある「柏崎駅前店」。昨晩も撮影したのですが、暗すぎてうまく撮れなかったため、今日撮り直しました。
 昨日ご紹介した元「柏崎幸町店」も、つい先日まではこの赤い看板が掲げられていたのです。

 日曜日ということもあるのでしょうが「駅前店」の駐車場にはかなりの車。「幸町店」は残念な結果となりましたが、こちらは何とか続きそうな気配。
 さて、本題。

 お伝えしたように昨晩、小中学校の同級会が開かれました。会場はたまたま「ツルハドラッグ 柏崎駅前店」の前、写真右側の洋風居酒屋。
 幹事曰く、「今まで割烹ばかりだったので、今年は変えてみた」とのこと。

 開始時刻に間に合うように自宅を出た──実際、遅刻はしていない──のですが、歩き始めてすぐに不安を覚えました。誤解されると困るのですが決して、人間関係他が原因なのではありません。
 予想外に寒ため、お腹を中心として身体がどんどん冷えてくるのです。

 実は前日(=一昨日)のお昼に食べたものが良くなかったようで、センセイのお腹は不調。胃薬を飲んで一晩休んだため、大丈夫だろうと思ったのですが...。
 反省。

 開会5分前に会場到着。

 中学校卒業時は総勢68名だったのですが、今回参加したのは19名。遠い場所に住んでいる方などを考えると、かなり良い出席率でしょう。多感な時期の3年間を、そして小学校(25名)からなら、9年間を一緒に過ごした仲。
 時計の針がたちまち、40年くらい前へ巻き戻されます。

 驚かされたのは、ここまで生き残り(3名の逝去が確認されている)、そして今回参加した皆がやたら元気だということ。一人ひとりが相手なら印象が違うのかもしれませんが、センセイにしてみれば、18名もの元気な老人が相手。
 体調がイマイチということもあり、圧倒されてしまいました。

 お伝えしたように「最後の同級会」という位置づけだったのですが、会の後半になると「またやろう」ということに。皆が66歳ないしは67歳。「毎年開催する」派と、節目の「70歳の古稀(こき)」に分かれたのですが、いずれにせよ延長戦突入はほぼ確実。
 1次会は20:30に散会。

 一部は帰宅し、センセイを含めた残り3/4くらいはカラオケ店へ徒歩で移動。

 ...お察しの通り、さらに冷え込んできたため、お腹の具合に自信がなくなってきました。そもそも、その時はあまり意識してなかったのですが、センセイはかなり疲れているらしい。というわけで、お店の前で皆と別れて帰宅。
 21:00には自宅へ。

 入浴後に少し飲み直し、ゆっくり休んだはず...だったのです。でも今朝起きてみると、ある種の疲れがまったく抜けていません。楽しく充実した時間だったのですが、(見かけと気持ちはともかく)センセイの加齢は一段と進行しているらしい。
 次回以降も、センセイに2次会は無理かなぁ...。

 カラオケ店は、遠すぎた。

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