2024年5月25更新(2024年6月2日ページ移動)
■5月25日(土) 【悲報】Mac mini上のWindows 10マシン(実機)が突然、昇天してしまった...
予定を変更してお伝えします。トホホ...。
午後、通常使用している3台のMac(Macintosh G4 Cube、Mac mini(SSD)およびMacBook Pro)に、電源を順番に投入したところ、Mas mini(SSD)──OSはWindows 10──の様子がちょっと変。
キーボードやマウスなどUSB接続の機器を受け付けないのです。ただしこの障害はこれまでも50回に1回くらいの頻度で発生。マウス等が機能していないため、強制終了させて再起動すれば何の問題もないのです。
電源ボタンを長押ししてシステムをシャットダウンし、しばらく待ってから再起動...ん" っ?!今度はWindowsブルースクリーン状態に。見たくない画面だ。(写真)
それでも修復の可能性は残っているので、何回か修復と再起動を繰り返したのですが、正常には起動しません。次の手段として、問題なく起動した今朝の状態への復元を試みます。
藁をもすがる気持ちで待機していると、無事成功したとの報告。...にもかかわらず、起動しないどころか状況は悪くなる一方。残念ながら修復の見込みはないと判断しました。もはや消去するしかありません。(ただし、後から考えると、Mac側から修復できる可能性は残されていた)
タイトルで、障害が発生したMac miniを「実機」とお伝えしました。最近このサイトに立ち寄られた方の中には「Macなのに...」と訝(いぶか)る方がいらっしゃるかもしれません。Mac miniは11年半前に購入したもの。
そこにApple純正の“BootCamp”を用いてWindows 10(64bit)をインストールしています。実は導入直後にもWindowsをインストールしたのですが不具合が続き、2、3年後に再度Windows 10(Pro)をインストール。その後は本当に絶好調。
トラブルとは無縁で、研究室での主力機として長年活躍してくれました。ただし難点も。購入当時、SSDは貴重で高価だったため容量が256GBしかないのです。その中の60GBをWindowsに充てて、OSをインストール。
アプリケーションは最小限にしましたが、それでもWindows側の残量は30GB程度。旧Mac OSなどと異なり、モダンなOSはふだんからストレージと読み書きをしています。HDDにせよSSDにせよ、読み書きには寿命が。
特に、SSDはシビア。だからこのMac miniのWindows側のSSDは相当過酷な使われ方をしていたのです。もちろんこの点は良く認識しており、交換用の大容量SSDも確保済。ただしMacBook Proと違い、Mac miniのストレージ交換は難しい。
そのため、このままの状態で今日を迎えてしまいました。もちろん、ダメージは大きい(特にメンタル面)。でも冷静になって考えると現役引退後、Windows実機の出番は減っています。
Macボリューム側に仮想Windows 10マシン──ただし32bit──をインストールしてあり、ほとんどの用はそちらで足りるのです。たとえばメール送受信はMac mini(実機および仮想マシン)とMacBook Proの3台で。
年金生活者の現在、そこまでしなくてもいいかな。というわけでMac側の“BootCamp”を起動して、Windowsボリュームを完全消去。同時に、Windows 10 OSやOffice 2019(Pro)、そして特殊で高価なユーティリティソフト2点──もちろんいずれも正規品──のライセンスが昇天してしまいました。
...合掌。う〜ん、これって、早く完全に引退しろということかぁ?
■5月24日(金) まだ小さな「ニュートンのりんご」を、初めて見ました ──金沢工業大学編──
今日はタイトル通りのお話。
今週火曜日から水曜日にかけての金沢工大出勤で、気になっていながら今まできちんと確かめていなかったことを意識するようにしました。扇が丘キャンパス中央に植えられた「ニュートンのりんごの木」の様子です。
もちろん約1ヶ月前に、今年の花の様子をご紹介したばかり。でも白状すると、毎年、りんごの実がある程度大きくなるまでちゃんと見ていないのです。言い訳が許されるなら、出勤時は準備その他でバタバタ。
退勤時は時間の関係で、すぐにバスに乗るか自動車へ。金沢工大大学院の講義は今年が最後かも...というわけで講義当日(水曜日)、出勤時にバスを降りるとすぐに「りんごの木」へ。近づいて良く見ると、おぉ...。
木のあちこちに、ご覧のように実をたくさんつけています。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))花が咲いたのですから、受粉に成功していれば実を結ぶのは当然のこと。ただし初めてこの状態で見たりんごの実は、本当に小さい。
大きさ──というより「小ささ」──は10円玉くらい。中サイズの梅干しのイメージです。写真は大型の望遠レンズで撮影しているため実際の大きさ、そして肉眼で見た時の様子と、印象がずいぶん違ってます。
葉や、りんごの先端に残っている、かつての子房(しぼう)上部と比較すると、実の大きさがある程度わかります。ちなみに、りんごの実はある程度の大きさになるまで上を向いています。
残念ながら植物に関しては感度の低いセンセイですが、さすがにこの点だけは気づいていました。当地より少し暖かく、しかも栄養状態の良い環境──お世話されている皆様、深謝──にある金沢工大の「ニュートンのりんごの木」がこの状態だということは...。(続く)
■5月23日(木) 一瞬、競争が激しすぎて閉店したのかと... ──金沢のガソリンは高かった──
昨日お伝えするつもりだった話題。
お伝えしたように、火曜日の金沢移動はけっこう大変だったのです。まず予想外だったのが、天気。予報によると北陸地方は基本的には曇り後晴れ、ただし自宅のある新潟県中越地方は朝のうち弱い雨。
実際、自宅を発った時は曇っていたのです。ただし上越地方に入るあたりから細い雨に。決して大降りではないのですが、走っても走っても止む気配がない。富山県に入ると天気が一変することが多い──実話──のですが、やはり降り止まない。
結局、富山市を出て砺波(となみ)市に入るあたりまで雨。バイクなどと異なり四輪車なので走行そのものには問題ないのです。ただし燃費はかなり低下。お伝えしたように今春履き替えたミシュランは、これまでの同社製タイヤより燃費が数%低下しています。
しかも今回は路面状況が良くないため。抵抗(転がり摩擦)が大きくなっているようです。燃費計算の都合もありセンセイは通常時、往復ぎりぎりの分の燃料しか入れていません(冬期を除く)。帰路がちょっと心配になってくるほどの燃費低下。
しかも上越市市街地(旧頸城村および直江津市)に入ると、なぜか交通量が増加。事故その他が発生したわけではないようでしたが、やたら速度が低下し、ストップ・アンド・ゴーの繰り返し。この現象は遠く離れた富山市でも。
ちょっと消耗気味で富山県西部へ。元日に発生した能登半島地震のため、富山─石川県境については中山峠越えができず、南側の慣れないルートへ。こちらは200m前後の峠を3回越えます。(中山峠は1回だけ)
力学的には、ストップ・アンド・ゴーと峠越えは同じ。加速/登坂時に化学反応から得た力学エネルギーを運動/位置エネルギーに変換。減速/下り坂はほぼその逆ですが、センセイの車は完全な内燃機関。
ハイブリッドカーと違い、減速時に得た運動エネルギーをあまり溜めることができません。(ただし回生エネルギーをバッテリーに充電している)というわけでますます燃費が低下。いつもより30分近く遅く金沢市街地入りしましたが、帰りのことを考えてどこかで給油することに。ガソリンだけでなく、ちょっと消耗気味の気持ちも建て直そうと考えたのです。
そこで大学直行ルートではなく、乗り慣れた去年までの通勤経路に変更。入りやすい道路左側にガソリンスタンドが2店あるのです。お目当てはよく利用した(こちらやこちら)写真の「カナショク」。でもその前にあるお店を通過しようとして、ガソリンの販売価格にびっくり。
1Lあたり、新潟より10円前後高い。今年度は新潟でのみ給油し、金沢市内は徒歩あるいは路線バスで移動していたため、金沢でのガソリンの価格に注意していなかったのです。それでも「カナショクで...」と思ったら、何と、店舗は閉鎖中。
一瞬、競争が激しくて閉店してしまったのかと思ったほど。必要ならば帰路、糸魚川(いといがわ)市内の国道沿いのお店でガソリンを入れることにして、金沢での給油は断念。とにかく大学へ向かい、講義の準備を終えました。写真はその後、ホテルまでの移動途中で撮影したもの。
「カナショク」は、大学とホテルの間に位置するのです。近づいてみると、たまたま火曜日と水曜日に設備を入れ替えるため閉店していただけ。奥に作業員の姿が見えます。この間、給油のために車が次々とやって来ては、張られたロープや掲示を見て出直していきました。
さすがは人気店。いつもとは違うストレスにさらされてた運転中とは対照的に、大学から金沢市中心部まで歩いていると徐々に冷静になってきて、余裕も生まれました。「ぎりぎり」とは言ったものの、そもそも一定量の予備を搭載。
仮に金沢で不足分を給油したとしても少量で、全体の支出に大きな影響を与えるわけではありません。というわけで、途中での給油はせずに帰宅することに。前日とは対照的に、翌日の帰路は極めて順調。綺麗に晴れ上がったということがあるのかもしれませんが、全走行時間は通常より10分程度短く、燃費は19.8km/L。
今年度のレコード20.1km/Lに迫る記録です。う〜ん、そもそもですが、やはり運転する時は余裕が必要だ。
そしてそれが何より、安全運転に繋がるはず。(キッパリ)
■5月22日(水) お気づきじゃなかったのね... ──センセイが出くわした、もの凄い異音の原因──
予定を変更してお伝えします。
センセイは昨日金沢へ移動し、今日、朝イチの講義を終えて新潟の自宅へ戻りました。往路がけっこう大変だったのですが、その件は後回し。帰路は睡眠不足の影響こそあったものの、それ以外は順調。
もちろん問題等は起こしていません。これまでは予想時刻より遅い帰宅になったので、晩酌のツマミを買い求めるべくスーパーに立ち寄ってから自宅へ。つまり車だけの移動。
本来は運動量確保のため、帰宅後に徒歩で買い出しに出るつもりだったのです。今日はなぜかスイスイ運転できたので、予定時刻より早く到着。そこで車を車庫に入れてから、徒歩で外出しました。自宅すぐ近くの道路を歩いていた時のこと。
向こうから写真の軽自動車が対向してきました。確認する必要はありません。柏崎市社会福祉協議会の営業用車両です。道路沿いに協議会のセンターがあって、そこに何十台もの白いスズキアルトが止められているのです。
ただし今回は、明らかにおかしい。向かってきた車付近から、もの凄い異音が聞こえてきたのです。「カラカラ」というような割と乾いた大きな音。ただし最初はアルトからかどうか、確信を持てませんでした。
でも接近してから良く見ると、車体左側(向かって右側)が少し下がっているような...。しかも明らかに異音はアルトから発生しています。アルトはセンセイのすぐ前で左折──センセイから見ると右側へカーブ──して、駐車場へ入っていきました。
曲がる時に注視すると、右後輪の陰になってしまいましたが、やはり奥の左後輪の様子がおかしい。運転していた40歳くらいの女性職員は、ごく普通の表情でアルトをバックさせて1枚目の写真の位置に止めました。さて、どうしよう...いくら何でも、あの異音なら車内からも聞こえているはず。
異常な振動等も感じていたと思われます。他方、彼女のあの表情からすると、もしかして...。
駐車場に入り、車の近くまで行って声を掛けました。こちらに気づいて窓を開ける彼女。「あのぅ、お気づきとは思いますが左後輪、パンクしてますよぉ」。さて、どうなる。
返ってきたのは、「え"ぇーーーっ?!(後半のトーンを上げる)」。お気づきじゃ、なかったのね。彼女は運転席側のドアを開けて、車体の後ろ側をまわって左後輪の様子を確かめました。「ホントだーっ。ありがとうございましたーっ」と、彼女。
いえいえ、どういたしまして。「パンクしたまま走ると、タイヤがバーストして使えなくなりますよ」とお伝えして、スーパーへ向かいました。それにしても、あれだけの音と振動(たぶん)がしても、気づかない方もいらっしゃるんだ...。
というか良く見ると、車の止め方もずいぶんワイルド。実はこの問題、決して他人事ではないのです。現在乗っているBMWはスペアタイヤを装備していません。パンク等により空気が抜けてもある程度の距離を走行できる「ランフラットタイヤ」が指定されているのです。
一度だけですが、実際に助けられたことが。ただし現在は、諸般の事情により非ランフラットタイヤを装着。万一の際は、直ちに車を路肩ないしは安全な場所へ移動させて、レッカー車の手配をするしかないのです。つまり、明日は我が身。
ちなみにセンセイの車を含めて、これまでご紹介した車のパンクは後輪。これには理由が。
たとえばセンセイの場合、ねじ釘がタイヤに刺さっていたのですが、この種の異物が道路から「飛び出している」状態は、ごく稀とのこと(当たり前か...)。大半は、路上に横になって転がっているんだそうです。
それを踏んだ前輪が釘等を起立させて、後輪が踏みつける...。なるほどねぇ。
もちろん、前輪のパンクも一定程度存在するはずですが。
■5月21日(火) 「転禍為福」 ──タイマー録音失敗を受けて、「フーガの技法」CDを購入しました──
今日は音楽の話題。
3月に、飲み会とNHKのFM放送が重なった際、バッハの「フーガの技法」のタイマー録音に初めて挑戦したことをお伝えしました。
ただし録音は見事に失敗。原因は録画側のクロック(基準となる同期)が取れていなかったためで、現在は再発防止策が取られています。たいへん残念な結果になりましたが、教訓以外に得たものが。
それは鳥肌が立つほどの名演奏。お伝えしたように、プログラムの2/3くらいは何とか生き延びた──クロックが同期するようになった理由は不明──のですが、これが、髪の毛の先から足の爪の先まで、全身の神経が目覚めるような演奏。
まぁ、髪の毛や爪に神経はありませんが。放送でこうなのですから演奏会にいた人にとっては、それをはるかに凌駕(りょうが)する経験だったはず。ただし放送を良く聴くと、演奏したカザルス弦楽四重奏団(公式サイト)も聴衆に影響されているらしい。
メンバーと聴衆、そしてホールの響きが一体となって、見事な演奏会を造り上げています。こんな素晴らしい演奏に出逢ったのは何年ぶりだろう。
そうであればあるほど、録音の失敗は痛い。どうしようかと考えたのですが、やはりCD(フランスからの輸入盤)を購入することにしました。
西村センセイ、現役引退を区切りとして支出を全面的に見直しています。ここ数年はCDをほとんど購入しておらず、昨年は中古版を若干買った程度ですから今回の措置は例外。もちろん「ハイレゾ」音源も検討しました。
されど、少なくとも現時点では流通していないようです。というわけで、届いたCDのジャケット写真が右。表側(右)一瞬、ドキッとするデザインですが、左側(裏面)のメンバーの顔を唇の高さで揃えています。
ちなみにこちらを向いている奥の二人は兄弟。(左:1stVn、右:Vc)演奏は、もちろん素晴らしい。メンバー間で納得がいくまで議論し、計算し尽くした演奏という印象。4人のメンバーは比較的近接して座っており、天井が高く奥行きのある、とても静かな建物での録音です。
そして直接音と間接音(残響)のバランスも良い。当たり前ですが、FM放送につきものの逆相ノイズもありません。ノートによるとスペイン東部、バルセロナから70kmちょっとのところにあるカルドナ城修道院大聖堂での録音とのこと。ちなみにカルドナ城修道院は現在、ホテルとして利用されているようです。
行ってみたいけど...現在の日本では無理か。ただしFM放送の、客席と一体になったあのライブ感も捨て難い。残念ながら再放送の予定はないようですが、招聘したマネジメント会社によると、来月末にNHK BS放送で今回の演奏会の様子を再放送するとのこと。
残念ながら55分という放送時間の関係で、放映は「フーガの技法」(約80〜90分)の一部になるはず。もちろん録画するつもりですし、実はちょっと気になっていることがあるので、その時に確認してみたいと思います。
この件、続きがあるかどうかはまったく未定です。
■5月20日(月) 両手に荷物をぶら下げた高齢者が、ホントにニコニコしながら出てくるお店って...
予定を変更して、センセイが今日出くわしたものを。
明日は金沢への移動日。というわけで、今日中に大学院講義の準備を終える必要があります。特に今回は、昨日のうちにかなり課題を締め切っています(電子的な提出)。提出状況の確認や、少数ながら遅れて提出する受講生への対応。
そして何より内容の確認。出席状況や他の課題の確認などもあるので、センセイは朝からずっとお仕事。移動の手間や準備を考えると、給料はそんなに高くありません。ま、いいんですけど。
お昼前には一区切りついた──終わったわけではない──し、昨晩からの雨も小降りになってきたので、いつもより遅い時間に傘を差して外へ...あれっ?!
スーパーの近くに来た時、空気感がいつもとまるで違うことに気づきました。最初はその理由がわからなかったのですが、すぐに写真のお店が原因だと気づきました。ここは元時計店。もともとは旧市街地にあったお店です。
市中心部の衰退を受けて当地に移転。しかしながら業績は回復することなく、たぶん20年くらい前に閉店。その後はずっと空き店舗で、工事の拠点として一時的に建物を借りる人がいる程度。
でも今日の駐車場はほぼ満車。そしてお店の中から、両手にトイレットペーパーなどの生活用品をぶら下げた人が次々と、しかもホントに満足そうな表情でお店の外へ出てきます。
ただし、高齢者ばかり。この時点で十分にアヤシイのですが、入口ではスーツ姿の男性が傘を差して高齢者を見送っています。普通、そこまではしないし、そもそも採算が合わない。
ここで思い出したことが。帰宅後に探し出したのが、昨日の新聞折り込みチラシ(写真)。通常のチラシとは違って、厚手の紙にお金をかけて印刷しています。お店は昨日オープン。((c)インフォーマーシャルショップ ハイエンド)
一読しただけは何のお店かよくわかりません。ただしオープン当日の昨日(左側)は中央の[?]シールを剥がして「あたり」が出たら、新潟県産のお米2kgを100円で購入できるとのこと。
センセイも剥がしてみましたが、もちろん「あたり」。右側は今日の分で。指定された時刻までに集合し、30分お店の案内を聞けば生活用品を3点100円で購入できるそうな。先ほどの高齢者がニコニコしていたわけだ。
チラシ下部には本来の販売商品が。たとえばエンザイム(酵素)を取り扱っているようですが、たぶん市販価格の倍から10倍程度...。ただし価格を記してあるだけ、ある意味では良心的なのかも。
お察しの通り、お店の名前で検索すると簡単にいくつもヒットします。このためにわざわざ自動車で出てきて嬉しそうに帰っていった高齢者たち。齢(よわい)を重ねても、皆が「うまい話には...」という言葉を思い起こすわけではないようです。
それどころか身内を見ていると、むしろ逆かもと感じる場面が。ところでお金をまったくかけず、完全な居抜きでオープンしたこのお店、いつまで続けるんだろう。
■5月19日(日) 今シーズンの筍は事実上、これが最後。ただし裏の竹林の整備にはしばらく時間が...
ある意味、昨日の続き。
今朝は自転車で実家へ。金曜日に訪れた際、母親に「明日か明後日(土曜日/日曜日)に(実家へ)自転車で来るつもり」と伝えてあります。目的は筍掘りと、裏山の竹林の整備。ただし昨日の午前中は予想外に風が。
往路は追い風ですが、帰路は大変な状況になりそう。そこで実家訪問は諦めて、お伝えしたように昨日は拙宅庭の草取りを。今朝起きて周囲を確認すると、ほぼ無風。急上昇しそうな気温だけが気がかり。枝豆に水遣りをしてから自宅を発ちました。
今日はなぜか大型トラックが少なかったこともあり、順調に走行。無事実家に到着しました。打合せの後、父親の依頼で土蔵に倒れそうになっている竹2本をまず倒します。それをいくつかに切断して廃棄。次は土砂崩れが起きた崖(こちら、こちら、こちらやこちら)と裏山で、筍掘りおよび竹林の整備。
金曜日に実家を訪れた際、出たばかりの筍を数本残しておいたのです。昨日実家を訪れた弟が大半を収穫していましたが、それでも彼が見落としたのか良く見ると、ところどころに筍が。来年以降のことを考えて何本か残し、計5本の筍を収穫。
母親に半分実家用にと伝えると即座に「いらない」と、素っ気ない返事。理由はおそらく二つ(+α)。最大の理由は保存用に茹でて塩漬けにした筍が大量にあるため。今年は「表」の年なので、筍がたくさん獲れたのです。その数、ざっと数えただけでも110本くらいになると思う。
もう一つは、筍が硬くなってきたら。(たぶん)出始めの筍は、実に丸々としていて生長も速い。そして何より柔らかい。でも今日のように最後の頃になると細くなり、しかもなかなか生長しない。地上に出たばかりなのに、見るからに硬そう。
母親によると「先っぽの部分だけ食べている」とのこと。もう一つ付け加えるとすれば、要するに筍に厭きた。というわけで、今日は収穫した筍をすべて自転車の籠に載せて帰宅しました。
写真は晩酌時に撮影したもの。筍を茹でてもらったのですが、やはり硬いとのことで夕食と晩酌に供されたのは、ご覧のように相対的に柔らかい先端部分のみ。事実上、今シーズン最後の筍です。
ただし崖崩れの、その上の土地への影響は想定以上に大きい。今日も作業したのですが、竹林の整備にはたぶん、もう1週間ほどかかりそうです。
次期ご当主様は辛いぜ。