2021年1月30日更新(2021年2月7日ページ移動)

──2021年1月第5週のニュース──

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1月30日(土) Apple純正品なのに... ──西村センセイ、Windows 10を3回新規インストールし直す──

 初回のインストールから数えると「4回目にして、やっと...」というのが実感。もちろん1台のマシンに対してです。

 事の起こりは、旧Mac OSが大学のメールシステムに対応しなくなったことに対応して購入したMac mini(SSD)。研究室でシステム全体を監督するPowermac G4 Cubeとともに、メールやWindowsファイルの管理を担当。
 私物です。

 “Boot Camp”を用いてMac OSとともに当初はWindows 7をインストール。非常に安定して動作していました。ただし同OSマシンの学内ネットワーク接続禁止に合わせてWindows 10にアップデート。
 ...これが、どうもよろしくない。

 Windows 10の使いにくさは措くとしても、不安定。突然ブルースクリーンに陥ることがあります。そしてもう一つ、ある段階からどうしてもアップデートできない。もちろんこの間、何もしなかったわけではありません。
 約2年前に写真中央下のMac mini(2018)を公費で購入して整備し始めたのですが...うまくいかない。

 センセイのMacの使い方はたぶん、かなり特殊だと思う。MacとWindowsを2種類──キーボードの差異を解消するソフトを入れると3種類──の特殊なソフトで共存させ、互いに行き来させています。
 各マシンはWindowsネットワークで接続して、データを分散共有。

 さらにセキュリティが堅固な大学のシステムにも繋げています。こちらはカード認証が必要。これに、学外からの仮想回線を利用したアクセスが加わります。
 役割面では前述したように、これまでのデータ移行を含めて、メールなどの機能が使えることが条件。

 ところが期待の新Mac mini、まず他のマシンと繋がらない...。それでもWindowsネットワークは何とかなるかもしれないレベル。でも旧Mac OSからはどうしても繋がらない。
 致命的だったのが、Outlookのメール設定ができないこと。ある段階で原因不明のエラーが発生してしまうのです。

 されど、いつまでも放置しておくわけにもいかない──そもそもMac mini(SSD)は私物──ので、この週末の悪天候の中、Mac miniを自宅へ持ち込み、徹底的に整備することにしたのです。
 本来ならばこの年末年始に、他機と一緒にメンテナンスすべきでした(単に失念していた)。

 何度か挑戦しましたが、やはりOutlookの不具合は改善されません。そこでWindowsを新規インストールすることにしました。

 ただしその前に、しばらく放っておいたMac側をまず整備。比較的手入れが進んだMacBook Pro(Retina)(写真上)とMac miniをUSB-Cケーブルで繋ぎます。必要なデータを高速でコピーしようというのです。
 Windowsユーザーにはちょっと馴染みがない機能だと思います。

 MacBook Pro(Retina)を「ターゲット・ディスク・モード」という特殊なモードで起動。これで他機が外付ハードディスクとして認識されるのです...が、しない。ナシテ?!
 原因は不明ですが時間がないので、ここはWindows側の整備に専念することにします。

 お伝えしたように、古いMacへのWindowsインストールは困難となりつつありますが、新しいモデルは比較にならないほど簡単。ほとんど自動で行われます。やれやれ...と思ったのが甘かった。
 かなりインストールを進めたのですが、あちこちで機能不全が目立ちます。

 ここまでで半日が経過。諦めて就寝後、今朝は再度のインストール。昨日とは対照的に、こちらは一部の機能を除き、作業は比較的順調。最後に残ったのが、大学のシステムに乗り入れるカード認証。
 数台のマシンにインストール済なのですが、(仮想マシンを含めて)他機はまったく問題なかったのです。

 ところが最後の最後で、うまくいきません。写真はその際のものですが、マニュアルによると下線部の表示は正しく認識されていないことを示すとのこと。
 「自動で更新せよ」との指示なのですが、どうしてもうまくいきません。

 プッツンしそうになる脳みそを理性(ratio)でかろうじて抑え、3回目の新規インストール。順調に進みましたが、写真の場面で再び同じ状況に。ナシテ!?

 ふと気づいて、正常に機能する他機を調べると何と、写真と同じ状況。マニュアルが間違っていた...と言いたいところですが、たぶん、マニュアル執筆後にOSがさらにバージョンアップしたため、記述と実際の状況の間に相違が発生したようです。
 これで半日が失われてしまいました。

 それでもまぁ、いくつか不具合は残るものの、他のWindowsマシンとは完璧に繋がる──旧Mac OSを除く──し、過去の分を含めたメール機能も、リモートVPN(仮想回線)も問題ないようです。
 明日はこれを大学へ持ち帰り、私物Mac miniと入れ替える予定。

 ところで...ですが、うまくいかなかったUSB-Cケーブルを用いての「ターゲット・ディスク・モード」接続。調べてみるとどうやら、用いたケーブルがAppleのどれかに付属するものだったかららしい。こちらは何と、充電専用。
 低速度のため、高速データ通信は不可とのこと。

 純正品なのに...。その影響と思われますが、今晩の最高血圧はこのところの平均より約20mmHg、インストール未完でストレス気味だった昨晩と比べても15mmHg高くなりました。

 う〜んやはり、このようにストレスがかかるインストールは、避けたいものだ...。



1月29日(金) な、何と、2軒のラーメン店の隣に今夏、ドラッグストア「ゲンキー 扇が丘店」進出予定!!

 申し訳ありませんが、もう1日だけ延長戦を。

 生ぬるくなった炭酸飲料やビールのように気が抜けた感じが漂ってしまいますが、この日はごくごく狭い地域で、バイク店、ラーメン店、そしてラーメン店が入るビルの隣と立て続けに、大きな変化があったのです。
 そもそも1ヶ月くらい前から、写真左側の区域で田圃を埋め立てて、造成工事が行われていました。

 それなりの広さだったので西村センセイ、新しい店舗でも建設するんだろうかと考えていたのです。写真の右隣に麺匠 金色堂」と「ラーメン 中毒」の入るビルがあります。造成地を目指して歩き始めると、初めて見る看板が。
 そこには
ゲンキー」。福井県内を拠点とするドラッグストアです。

 ここは「扇が丘店」(予定)で、「2021年 夏 OPEN」とのこと。隣には「店舗スタッフ募集」。

 おぉ、やはり造成地は新店舗に...と思ったのですが、何だかおかしい。看板が立っている場所はまだ埋め立てられておらず、左側の小路はひとまず完了。
 埋め立て地の中央に排水路が設置されていますから、宅地として販売するんじゃないだろうか(外れているかも)。

 お店の新規出店の可能性は考えていましたが、正直なところドラッグストアは想定外。確かにここは新興住宅街で潜在的な顧客は多い地域。
 ただしドラッグストアはそれ以上に多い。

 この場所を基準にすると、300m弱離れたところに古く、狭い「アオキ」(石川資本)がありますし、大学の斜向かいには「V・drug」が。こちらは地元の方とともに金沢工大の学生とともに、センセイを含めた教職員がお世話になっています。
 でもその代わり、生き残りは難しい。

 ちょっと離れた場所にあるキリン堂 高尾台店」は2年ちょっとで撤退閉店。そもそも、この場所と目と鼻の先にあるチャンカレ本店だって、かつて短期間だけ存在した「アオキ」の跡に近くから移転したものだし。

 どうなるんだろう...。



1月28日(木) 「うつのみや 金沢工大店」向かいに2週間前、「ラーメン 中毒」がオープンしました

 昨日の続き。

 まったく予想していなかった「バイクショップ ミヤカワ」撤退に驚かされたセンセイはさらに西へ...え"っ!?

 目立つ黄色の看板が目に飛び込んできました。そこにはラーメン 中毒」(インスタグラム)。ストレート直球、インパクトのある店名です。看板に使用しているフォントも、直球勝負。
 ゴシックで揃えるとしてもセンセイだったら最低限、ウエイト(文字の太さのこと)を使い分けるけどなぁ。

 ここは時々利用する書店「うつのみや 金沢工大店」の向かい。昨年ラーメン店「麺匠 金色堂」が入るビルです。現場はその一軒挟んだ隣。閉店した「やきとり鳥珍(ちょうちん)や 金沢工大前店」跡です。
 つまり同じビル内に2軒のラーメン店が入ることになります。

 当然、棲み分けが。こちらは「東京豚骨ラーメン」だそうですが、入口脇にある立て看板がまた、凄い。

当店のラーメンは、短いスパンで3回お召し上がり下さい。
1回目 あまり美味しく思いません。
2回目 なんとなく美味しく感じます。
3回目 なんか食べたくなってきます。
そして、中毒になります!

 麺匠 金色堂」が繊細さをポイントにしているのとは対照的に、こちらは近くにある「マキシマム ザ ラーメン 初代 極」同様、いわゆる二郎系らしい。ただしこの辺で長く続いている昼間の飲食店はあまり多くありません。
 チャンカレは別格として、
鬚張魯肉飯(ひげちょうるうろうはん)」と「極」くらい。

 この日はご覧のように、駐車場は一杯。「1月14日にグランドオープン」とのことですから、今日でちょうど2週間が経過。幸先(さいさき)の良いスタートを切ることができたようです。ただしセンセイは、ご存じのようにキンエン生活中。
 少なくとも2年くらい麺類を食べていないはず。

 麺匠 金色堂」も「ラーメン 中毒」も客として訪れることはないでしょうが、それでもやはり、今後の動向は気になります。



1月27日(水) 冬休みと大雪で外出しなかった間に、大学近辺のあちこちで変化が起きていました

 今日は見たままのお話。

 昨年末、センセイが勤務を終えて自宅に戻ったのはクリスマスの日。年明け早々は講義がなく、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として届け出をすれば在宅勤務が認められていたため、センセイが非常に厳しい状況下を金沢へ移動したのは1月9日。
 センセイは約2週間大学を離れていたことになります。

 さらに金沢移動後も大雪が続いたので、行動にはかなりの制限がありました。具体的には、大学の近辺をあまり歩いていません。割とよく利用する「ほっかほっか亭」ですら、今年になってから訪れたのは1回だけ。
 一方でこの間、健康管理のためもあり、可能な限り自動車を利用せずに歩いていました

 でも、大学の西側へ行く機会は少ない。このところ天気が安定していたこともあり、お昼の食料確保については、意識して西方を目指すことにしました。

 今回初めて気づいたのですが、しばらくご無沙汰している間に、あちこちで予想外の変化が起きていました。その一つが、高橋川に架かる荒川橋を越えたところにある「バイクショップ ミヤカワ」。
 何と、それが閉店していたのです。

 記憶に間違いがなければ──相当怪しい──ですが、センセイが約20年前に金沢工大へ移籍した当時は、バイク店だったと思う(自信はありません)。でも、その後はカレーの「ココイチ」に。
 センセイも1回だけ入ったことがあります。

 ただし残念ながら、お客はサッパリ。

 あっけなく閉店した後、しばらく空き店舗の状態が続きました。正確な時期を覚えていないのですが、再びバイク店に。看板もその時に描き換えられました。
 当時のお店の掲示物によると金沢工大卒業生が開いたお店とのこと。なるほど。古巣に戻ったということ。

 だからたぶんずっとここでお店を続けるんだろうと思っていたのです...が、お客が少ない。金沢工大の学生は、かつてのようにバイクや自動車に夢中になるのではなく、関心の対象はスマートフォンやゲームなど。
 でも、まぁ、ここはホームグラウンドだから、と思ったのが甘かった。

 年明け後にお店の前を通って「ほっかほっか亭」まで往復したのですが、お店の変化には気づきませんでいた。言い訳が許されるなら、しばらく前からほぼこの状態だった。

 貼り紙によると、昨年12月31日で閉店。ンテナンスやアフターサービスその他については「野町店」へ連絡して欲しいとのこと。後から調べてみると、金沢市中心部に近い野町と、隣の白山市にもお店があるようです。
 ここだけじゃなかったのね。

 金沢工大で青春を謳歌し、その勢いで(?)バイク店を開いた店主も、最近の学生の気質の変化に驚かされているんじゃないでしょうか。

 見ているようで視ていないことを反省しつつ、さらに西方に歩みを進めると...え"っ!?(たぶん、続く)



1月26日(火) ガソリン価格が新潟と金沢で逆転し、しかもその差は少し開きつつあります

 今日はタイトル通りの話題。強いて挙げれば自動車繋がりですが、昨日までと直接の関係はありません。悪しからず。

 センセイはここ数年、自動車のガソリンを新潟県柏崎市内、自宅近くにあるガソリンスタンドで給油しています。まず、安いから。

 何度かお伝えしていますが、地方在住の方が通勤や買い物に自家用車を利用する場合、印象と違って燃料価格の多少の上下は、家計にほとんど影響を与えません。燃料消費量が少ないためです。
 でも営業車、特に長距離を走行する車はまったく別。

 センセイは後者に属します。

 それでも、新潟と金沢で価格にあまり差がないようなら、自宅近くで給油します。ホームグラウンドなので、時間や経路などいろいろな意味で余裕があるからです。一昨年は金沢の方が安い時期もあったのですが、その後は逆転。
 一時期はかなり差が開きました。

 ただし昨年後半になると差は縮小し、場合によっては金沢の方が安いかも...という具合。省エネ運転のために給油量を必要最小限に抑えていることもあり、冒頭でお伝えしたように新潟で給油してきました。
 変化のきっかけは、今回の車検

 点検のために厳しいエンジンの使い方をしたようで、点検中の燃費は何と、2.3km/L。長距離運転時の1/10程度にまで低下していました。このままでは、自宅に戻る途中で給油する必要があります。
 そこで金沢の、アパート近くのガソリンスタンドへ。

 わずかな量だけ給油したのですが、驚かされたのはその価格。ハイオクで127.20円/L。新潟では133.80円/Lでしたから、7円弱の差。小さくは、ない。
 なお、レギュラー・ガソリンならいずれも、ハイオクより10円/L弱程度安い。

 このお店の価格は実売120円/L程度と思われます。電光掲示板には130円/Lと記されていますが、店舗間での消耗戦を回避するため、本当の価格は載せないことが多いのです。
 そこで今週は、金沢で給油。

 会計を済ませると、レシートともにクーポン券が発行されました。アパートに戻ってからよく読むと、1ヶ月以内なら次回給油時にこの券を提示することによって1リッター当たりさらに2円値引きするとのこと。
 ちろんリピーター客獲得が目的。

 これだけ差が開くと、往復で約500km走行するセンセイは移動のたびに、弁当代1回分を浮かせることができます。

 混雑していて使いにくいけれど、しばらくの間は金沢で給油することになりそうです。



1月25日(月) BMWの場合、すべての情報が国内ディーラーに提供されているわけではないらしい...

 車検ネタをもう1日だけ。

 法律で定められた自動車検査に加えて今回、ちょっと気になっていたことをいくつか点検していただきました。BMWとはいえ、工業製品なので購入後5年も経過すれば、小さな不具合が発生するのは不可避。
 あらかじめお願いしたのは、まず、低温下で発進し始めた時のみ、床下から微かに共振音がすること。程なく収まるのですが、やはりちょっと気になる。

 そして重要なのがクラッチ板の摩耗。現在の車は4台目なのですが、これまではいずれも、走行距離10万km程度でクラッチ板が摩耗し、交換しています。320iの走行距離はすでに、12万kmにに近づいています。
 交換を前提に、詳しく点検していただきます。

 加えて、バッテリーの点検。最近の自動車は燃費改善のためにアイドリング・ストップを繰り返すので、どうしてもバッテリーに負担がかかります。寒くなってから、充電不足の警告が頻発しているのです。
 そもそもバッテリーは消耗品なので、そろそろ交換時期のはず。

 車を預けた日の夕方、サービスの方から電話がかかってきました。点検の結果は意外なもの。

 まず床下の異音は、サイドブレーキの部品が一部損傷していたためとのこと。確かにここ2ヶ月くらい、ワイヤー式のブレーキを引いた時に微かな違和感があったのです。こんな所までちゃんとわかるんだ...。
 びっくりしたのが、クラッチ。

 新潟で冬用タイヤに交換した際、クラッチも診てもらったのです。その結果は確かに摩耗しており、交換が必要。費用は何と、55万円とのこと。前のE46の時は10万円ちょっとだったのに...。で、金沢での見積は、18万円。
 そしてそもそも、「クラッチが滑っている様子は見られない」ため、な、何と、交換は不要とのこと。オイオイ。

 引き取る際にサービスの方に詳しく話をお聞きすることができました。話が一時的に脇道に逸れますがドイツ車は一般的に、ブレーキの効きが強力。乗るとわかりますが、ブレーキ板を「削って、車を止める」のです。
 国産車の感覚とはまったく違います。

 ただしその分、大量のダスト──要するに金属粉──が出て、ホイールはすぐに茶色に汚れます。ところがF30後期型の頃から急に、ホイールが汚れなくなりました。明らかに材質が変更されたのです。
 もちろんサービスの方も良くご存じでした。

 現在、ブレーキに“EU”と記されているのが、従来のタイプ。そして、センセイの車を含めて、“US”と書かれているのが、国産車と同様に「ブレーキ板を挟んで止める」タイプ。
 そこで、クラッチ板についても同様の変更があったのかをお尋ねしたのです。

 結果は「我々もそこまで知らされていないんです」とのこと。ドイツ本国では最上位モデル(特別なクラスを除く)の「7シリーズ」ですら、現在もMT車6割、AT車4割とのこと。
 だからMT車固有のクラッチ板に関する情報も、かなり共有されているはず。

 ただし日本国内ではごく稀なので、不必要な情報と見なされているようです。ま、不要な支出を抑えられたので、いいんですけど。写真はBMWのキー。
 無線式ですが、車載コンピュータの情報がここに転送されています。

 電話を貰った時に「電池が消耗している」と教えていただいたのですが、この点はセンセイも気づいていました。2、3年で交換する必要があるのです。交換をお願いすれば2,000円(×キー2個)くらいするはず。
 かなり厚みがあり、あまり流通していない電池です。

 でも基本的には一般的なものなので、1個250円くらいであらかじめ購入しておいたものを、自分で交換しました。物理キー(写真右側)だけで蓋を開けることができます(電池の取り出しにはマイナスドライバーが必要)。
 ただし慣れないと蓋の爪を折ってしまうので、自信のない方は交換をお願いする方が賢明だと思います。

 ちなみに、バッテリー交換費用は10万円弱でした。でも現在の自動車は電気信号で各所をコントロールしているので、こちらは交換するしかありません。

 というわけで検査と点検整備を終えたBMWは、以前にも増して絶好調なのです。はい。



1月24日(日) リズムに、乗れない... ──富山─新潟県境付近で、大きな事故が発生しました──

 今日は日曜日。

 明日からの仕事に備えて、いつもの時刻に自宅を出発し、所定の経路で金沢へ移動しました。でも西村センセイ、運転に関してどこか本調子ではない...。もちろん無事に到着していますので、ご安心を。
 一言で表すなら、「リズムに乗れない...」。

 もちろん、決して、歌ったり踊ったりしながら運転しているわけではありません。でもいつも同じ道を走っていると自然に、注意すべきポイントがわかってきます。だから要所には意識を集中し、そうでない箇所については少しリラックス。
 う〜ん、これってやっぱり、歌っているようなものか...。

 なお、ふだんから注意深く運転していますので、誤解なきよう。

 もちろんその日の天気や路面の具合などによって具体的な状況はどんどん変化します。道路が混雑、渋滞してストレスがかかることもしばしば。でも、自らの行為の全体像──「世界観」あるいは「世界地図」と言っていいかも──を持っていれば、そんなに慌てる必要はありません。
 ここは、泰然自若
(たいぜんじじゃく)

 されど先週末の帰宅時および今日は、様子がちょっと違います。やはり先々週の金沢への移動は、精神的に相当な負担だったようで、どこかで緊張感が継続したまま。車検および点検整備を終えたBMWは絶好調なのですが...。
 いつも以上に注意しながら富山県内に入ります。

 今日は交通量が少ないので、いつもより5分ほど早い。県境を越えると、加賀藩の「境関所」があった朝日町境地区を、山側のバイパスで迂回します。サミットを越えると宮崎地区が広がるのですが...遠く、坂の下に赤色回転灯。
 パトカーです。

 最初は交通取締りを疑ったのですが、この状況ではほぼ無意味。注意しながら接近すると交通事故す。まず見えたのは、ガードレールを破壊して道路脇に突っ込んだ中型トラック。
 衝突事故かと思ったのですが、そんなに破損していないし、相手の車も見えません。撤去されたのかも。

 10人くらいの入善署員が出動していたのですが、現場検証をしている気配もありません。正直なところ、手持ち無沙汰といった感じ。現在は10時。
 事故は朝発生し、まず怪我人を搬送した後、事故の処理をしているのかしら...。

 気になって金沢到着後に調べてみました。報道によると事故は昨晩発生。つまり、発生してからかなり時間が経過しています。そして相手のある衝突事故ではなく、単独事故。
 ただしご覧のように路面は無雪だし凍結もしていません。昨晩もほぼ同様だったはず。

 そして残念ながら、運転手は搬送後の病院で死亡が確認されました。

 一部繰り返しになりますが、ここは県境近くの、「栄食堂」をはじめとする「たら汁」のお店が数軒営業している場所。そしてこちらの3枚目写真──ドラマは反対側から見ている──の、上り坂が始まる場所です。
 基本的に、ほぼ直線道路。

 居眠り運転の可能性も残りますが、ちょっと考えにくい時間帯。50歳とのことですが、何らかの不具合あるいは病気に、急に襲われたのでしょうか...。ご冥福をお祈りします。

 記事の最後に、朝日町の交通死亡事故ゼロ記録の話題が紹介されていますが本質的に、これは故人には無関係。もちろん、県民向けに報道する意味はあるかもしれませんが...。

 ますます、リズムに乗れない...。

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