2025年10月18日更新(2025年10月26日ページ移動)

──2025年10月第3週のニュース──

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10月18日(土) わかったような、わからないような... ──センセイの血圧は、着実に上昇中──

 (センセイにとって)非常にハードな1日。

 新潟県北部で法事が行われたのです。多少気を遣うものの、それ自体は決して特別な事柄ではありません。問題は、足腰が弱った──特に父親──高齢の両親を乗せて長距離移動し、相手先やお寺などを歩かせること。
 最近の父親は、良く転ぶ。
(というより、「崩れる」)

 目的地は拙宅から100kmほど先。途中までは(個人的には好まない)高速道路を利用できるのですが、どうやってもかなりの区間は一般道を走行する必要があり、高速道路のメリットをなかなか生かせない。
 1人だったら絶対、全区間一般道を走行しているところ。
(実際、甥や姪もそのように判断)

 でも今回、往路は遅刻厳禁。夕暮れが早くなっているので帰路も急いで帰りたい。というわけで利用区間はともかく、高速に乗る必要が。お伝えしたように昨日は結果的に、かなりの距離(20,000歩以上)を歩きました。
 しかも早めに就寝。

 身体はかなり疲れているので、ここはグッスリと眠って十分休息し...といきたいところですが世の中、なかなか思うようにはいきません。残念ながら眠りの深さは中途半端。他方、休んでいないわけでもない。
 今朝は30分早く起床。

 いつものように血圧を測定すると、高めながらも正常値の範囲内(グラフの右端)。礼服に着替えて実家へ向かい、何とか両親を乗せます。
 最寄りインターから三条燕I.C.まで、北陸自動車道を走行。

 集合時刻まで30分程度の余裕があるはず。軽自動車を含めて他車に追い抜かれながら80km/hで走行。目的地は、先日言及したばかりの瓢湖(阿賀野市(旧水原町))に近い。
 高速を降りると、新潟市秋葉区
(旧新津市)および阿賀野市を通過。

 当然、瓢湖近くではたくさんのハクチョウが田圃でお食事中。ただし今日は移動が目的。運転に専念していたので写真はなし。新潟市北区(旧豊栄市)へ入ります。
 34分前に無事到着。

 ここから先は完全な私事なので大幅に端折(はしょ)りますが、相手様宅で法事を済ませてから皆でマイクロバスに乗り、菩提寺へ移動。本堂でお経を上げていただいてから、お墓へ。
 相手様のお墓を訪れるのは初めて。

 ここでも方丈様にお経を読んでいただき、再度バスに乗車。旧豊栄市内の割烹でお斉(とき)。つまり昼食会。困ったことに会場は2階で、エレベーターはない。
 両親ともに自力で2階へ上ることが難しいので、皆で何とか持ち上げます。

 高齢者にとっての階段、実は降りる時の方が危険。ありがたいことに甥や姪が助けてくれるので、センセイ自身は直接には手を出さず、階段の2段下でイザという時に備えます。
 やれやれ...と思ったら予想通り、玄関で父親が崩れてしまいました。

 それでも何とか実家まで戻ります。雨が降り始めたこともあり、帰路は巻潟東I.C.から高速へ。(ただしそのメリットは僅少で、三条燕I.C.の方が便利だった)
 3人がかりで父親を玄関まで移動させて、一区切り。

 すっかり暗くなったので、運転には十分注意してご帰宅。1年前の「ドアパンチ未遂事件」を教訓に、車を車庫に収めます。やれやれ何度か無事に...ですが、今日の血圧は高いだろうなぁ。
 残念ながらこのところ上昇傾向だし、一昨日の厳しい雨中走行の影響が残っているし。

 覚悟して測定すると、確かに最初はかなり高い。でも途中からある程度降下して、「平均」(「収縮期血圧」の2回移動平均の最低)は137mmHg。「弛緩期血圧」の3回移動平均の最低が87mmHg。残念ながら、いずれも正常値をクリアできず。
 ただしいずれも一昨日よりは低い。

 1枚目のグラフ拡大写真(別ウィンドウ、1280×899))は2018年からの全データ。2枚目は本年4月からの変化拡大写真(別ウィンドウ、1185×842)で、いわばこちらの2枚目のグラフの「続き」に相当します。(横軸の長さが異なる)
 どんなに都合良く解釈しても、最近の上昇傾向は否めない事実。

 ただしその原因となると、急に不明瞭に。両親に関するものを中心としつつ、長距離運転を含めたストレスが最大要因であることは確実。また年度前半の講義を終えた8月から9月半ばまでの血圧は低い。
 さらに、朝に関しては前の晩の睡眠の質と深く関係していることも確度は高い。

 でもそこから先は、ホントにわからない...。朝の血圧は前の晩の睡眠内容、特に高温が関係するのかも...と考えた──それそのものはかなり合理的──のですが、9月上旬は夜間の気温が高いにもかかわらず、血圧は低い。
 つまり夜間の気温だけでは説明が難しい。

 講義が再開されると当然、血圧は上昇。翌日は金曜日で実家へ。そこでもストレスがかかり、解消までに数日かかります。でもそれ以上は何とも言い難く...。なまくら刀で本当に申し訳ありませんが、これが事実。
 歴史を研究していると、この繰り返しばかりだということを思い知らされる場面が多々あります。

 言い訳...という面を否定できませんが。



10月17日(金) たぶんコレとアレとソレは繋がっていて... ──市内は到るところで通行止めに──

 今日は金曜日。

 両親の面倒を看る日なのですが、先週に引き続き今週も変則的なパターン。その関係で午前中の早い時間に徒歩で外出したものの予定を全部こなすことができないまま、ひとまず帰宅することに。
 自宅近くまで来た時、おぉ、歩道が400mほどにわたって全面通行止め。

 まただ...。

 当地ではこのところ、主要な道路を一部完全通行止めにしたり車線を規制したりする工事があちこちで実施されています。先週ご紹介した(植裁の冬囲いではなく)道路工事もその一つ。
 今日の箇所は、以前も区間を短く移動しながら通行止めになった場所なのです。

 どうやら今回は一連の歩道工事の最終段階として仮舗装を剥がし、全体を綺麗に舗装し直すらしい。他の場所──ただしこちらは車道──でも同様の工事が実施されています。
 実家の用を済ませて帰宅後、未消化の用を片付けるべく再外出。

 銀行から戻ろうとすると、おぉ、今度は駅近くの大きな交差点の一方を完全に塞いで──残りの三方は通常通り通行可能──写真の工事中。拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
 ここは高速バスや路線バスが通行する主要な交差点。

 写真の近く(左手前)には、東京電力旧「エネルギーホール」解体および新本社新築現場が。各現場の掲示を読むと、発注者も工事担当社も東京電力関係で、工事の名称は「通信管埋設工事」。
 当然、コレとアレとソレはと深く関係しているものと推測されます。

 この種の工事が市内の到るところで行われています。新潟県内では現在、東京電力「柏崎刈羽原子力発電所」再稼働に関する県知事の判断に注目が集まっています。再稼働の是非については賛否両方が。
 実際、県民を対象としたアンケート結果
──悉皆(しっかい)調査ではなく一部抽出──でも、そのような結果に。

 賛否はともかく現場の住民として感じるのは、東京電力の再稼働に向けた不退転(ふたいてん)の覚悟。それを緻密に落とし込んだのが新本社新築工事であり、この現場を含めた市内各所での「通信管」工事。
 「お勉強のできる人たちが、真面目に計画したんだろうなぁ...」という感じ。

 ただしそれが原発立地地域の人々に、そしてその周囲──直接には利益とならず、リスクだけを被(こうむ)る可能性がある──の方々(≒新潟県民および近隣県の住民)に、立案者が意図した通りに伝わっているかどうかは、まったく別。
 この点もアンケート結果から明らか。

 一般論ですが、「お勉強はできる」タイプの人が最も不得意とする事柄(の一つ)なので。



10月16日(木) 「クッ。プシュッ...ジャリジャリッ!?」。サッポロビール「黒ラベル」、何がどうなった?

 オノマトペだらけのタイトルなので、状況を瞬時に理解するのは難しいはず。実は、センセイ自身もそうだったのです。

 「事」が起きたのは昨晩。階下から最後のサッポロ「黒ラベル」を書斎に持ち込み、栓を抜きます。栓抜きを王冠に当てると短く金属音。いつものように栓抜きの柄を下から持ち上げると、「クッ」。
 でも昨日は、続いて「ジャリジャリッ!!」。

 え"っ...何がどうなった?!

 センセイは少し酔っぱらっていましたが、素面(しらふ)だったとしても即座に状況の全貌を把握するのは難しかったと思う。栓抜きは小ぶりなので、右手親指や人差し指の付け根が瓶の口に触れます。
 手には硬い粉体の感触。

 お察しの通り、ビール瓶のトップが一部破損しているのです。問題の部分を“PowerShot G9 X Mark II”で撮影したのが写真。拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
 コンパクトデジカメはF2.0と明るいので、このような場面では有利。
(手持ちのミラーレス用レンズは、いずれもF4.0以下)

 何万回も繰り返した栓抜きですが、初めての経験。どうやら栓(「王冠」)を21ヶ所の「スカート」──ギザギザの部分──で封止する際に、瓶の一部が欠損したようです。
 ビールは飲めるのかぁ?

 よぉーく観察すると、損傷は外周に留まっているように思われます。最上部を含めて内側は無傷っぽい。仮に、ごく少量が内部に入り込んでいたとしても、ガラスは固溶(こよう)(動きが止まった液体)
 反応性は極めて低いはず。

 たぶん大丈夫だろうと思って飲みました。酔っぱらって脳みそがサル化したセンセイの希望的観測なので、本当のところはわかりませんが。
 明日実家へ行く際にビールを購入するので、瓶の損傷はそこでお店に伝える予定。

 今回はまったく想定外の事態。これが影響したのか、あるいは講義前夜で緊張していたのか、昨晩はゆっくりと休息できず。それでも今朝の血圧はかろうじて平常値の範囲内でしたが。今日の往路は降り出しそうな雨と競争しながらのご出勤。
 道路が予想外に混雑していたので、到着時点ですでに消耗。

 今日はたまたま教材の印刷がなかったので、教室内で講義の準備をします。定刻に講義開始。授業内容そのものに大きな問題なかった──と願っている──のですが、センセイは消耗の一途。水分すら不足する事態に。
 それでも何とか講義終了。

 機器や教材の片づけを終えてから大学食堂で、学長先生とあれこれ懇談

 彼女が非常勤講師だった時からの、30年以上に及ぶ長いお付き合い。隠し事することなく──というより不可能──ホンネで語り合います。おかげで有益かつ濃密な1時間20分を共有できました。(深謝)
 他方、センセイの気力と体力が限界に近づいていることもまた、認めざるを得ない。

 しかも秋雨前線が通過中のため、外は猛烈な雨。彼女の研究室前でお礼を述べてお別れし、愛車に乗り込みます。疲労に加えて、学生向けに量が多い──残念ながら、塩分も多かった──定食を頂いたので、どうしても注意は散漫気味。
 しかも激しい雨で、視界が効かない場面も。

 ここは──実は、いつも──安全運転が最優先。貴重な「カフェロップ」1包を服用しながら運転。おかげ様で無事に帰宅できました...が、身体は正直。直後に血圧を測定したところ、初回はとんでもない数値。
 その後かなり低下したのですが、それでも「平均」
(「収縮期血圧」の3回移動平均の最低)143mmHgと、正常値から遠い。

 今回は特に、「弛緩(しかん)期血圧」──いわゆる「下」──が88mmHgと、その高さが目立ちました。

 センセイの場合、仮に収縮期血圧が高めの時でも、弛緩期血圧は低く、問題なく正常値(85mmHg)をクリアするのが普通。今回は悪条件が重なって、ストレスが継続的にかかったんだろうなあ...。
 残念ながら、これは事実。

 明日以降、来週末までイベントが続きます。

 果たして、センセイがゆっくり休める日は来るのかぁ?



10月15日(水) Windows 10サポート終了...の翌日、ややヘビーなOSアップデートが行われました

 予定を変更してお伝えします。

 今朝、食事後に血圧を測定すべく2階の書斎に入った時、窓の外──というより上空──から「グワーッ!」という独特の大きな鳴き声が。そう、ハクチョウの集団が家の上を飛行しているのです。今年初めて耳にしました。
 大急ぎで窓へ。

 倖い、ハクチョウたちは視界に。20羽くらいが“V”字型の編隊──途中でフォーメーションとリーダーを替えていた──を組んで南西方向へ飛翔中。今月7日に有名な瓢湖に第一陣が飛来。報道例(全文を読むためには登録が必要))
 当地もそろそろかなぁーと思っていたのです。

 残念ながら今日は、撮影がまったく間に合いませんでした。そもそもハクチョウは日中、集団になって餌場でお食事中こちらこちらなど)。今日はその移動途中だったのです。日中もねぐらに留まるハクチョウもいますが、少数派。
 集団飛行を撮影するのは難しい。
(一度も成功していません)

 でも春までにはチャンスも...と考えてお仕事モードへ。明日は講義があるし。しばらく作業を続けていると、Winodws 10の自動更新通知に気づきました。
 というか実機
(64bit)2台はいずれもすでに、再起動の待機中。

 そこで仮想マシン(32bit)2台を起動して“Windows Update”を指示した直後に撮影したのが写真。ご存じのようにWinodws 10のサポートは昨日で終了しています。
 ただしセンセイは「拡張セキュリティ更新」に登録済。

 各マシンはいずれも写真中央の自動更新(赤枠内)をONに設定済。そのため64bit版は、バックグラウンドで自動更新を開始したという次第。
 インストール終了後に不要なファイルをクリーンアップ。

 64bit版は1GB前後、32bit版は約500MB〜約1GB──マシンによって異なる──を削除しました。今回は割とヘビーな更新だったらしい。
 画面右上には「拡張セキュリティ更新プログラムに関する詳細」が。

 クリックすると、2枚目の「Windows 10 コンシューマー向け拡張セキュリティ更新 (ESU)」のページへ。ちなみに“ESU”は、“Extended Security Updates”の頭字語(イニシャリズム)
 最低限の、という前提付きですが本日より1年間延長サポートを受けることが出来ます。
(引き続き申込可能)

 何度かお伝えしたようにセンセイのコンピュータシステムのハードウェアはすべて、Macintosh(一部旧Mac OSを含む)。ほとんどのマシンが“Boot Camp”および仮想マシンによるMac/Windows 10両刀遣い。
 しかもWindows上で旧Mac OS仮想マシンが起動するというマルチな環境。

 しかもすべてのマシン──旧Mac OSマシン(実機)を含む──が、Windowsネットワークでシームレスに繋がっています。慣れてしまえば、これほど使いやすい環境はありません。
 1年間とはいえ、それを延長できたことはこの上ない歓び。

 ま、1年後のことはわかりません。客員教授(金沢工大大学院)および非常勤講師(前任校)をいつまで続ける/続けられるかという問題とも関係していますし。
 白状すると、現在のMacintoshにはあまり期待していません。

 現在のソニー ──それはそれで高く評価すべき──がかつてのソニーとは別物であるように、現在のMacintoshは“For the Rest of Us”の精神とかけ離れた場所にいるので。割とありそうなのは、自宅システムと接続できる安いWindowsノート機導入というパターン。
 カメラレンズ同様、中古品かも。

 繰り返しになりますが、この件に関する今後の展開はまったく不明。

 なおWindows 10サポート終了と同時に、Office 2016およびOffice 2019のサポートも昨日で終了しています。念のためセンセイは本日、最新版に更新しました。ただしこちらの延長サポートはありません。
 でも最新版を購入するかとなると、う〜ん。

 センセイは一線を退いた年金生活者だからなぁ...。



10月14日(火) 「二度あることは、三度ある」のか? ──西村センセイ、「プチ物欲」に走る(2)──

 どこかでご縁が...というのが第一印象。

 ハードオフ柏崎店で保護フィルターの交換に失敗した西村センセイ、帰宅後に向かったのは自宅近くにある「カメラのキタムラ」。もちろん主たる目的は、適合する中古保護フィルターの購入。
 結果的に、67mmφの在庫はなかったのですが。

 隠されたもう一つの目的地は、そのすぐそばにある中古品コーナー。センセイは9月末にキタムラを訪れて、写真を焼いていただきました。出力を待っている間、店内の商品をあれこれ見学。
 1枚目の写真のショーウィンドウ前に来た時、不意に、妙な気分に。

 「違和感」ではなく、いやに懐かしい感じ。はっきりした記憶がないにもかかわらず、朧気(おぼろげ)ながらも皮膚感覚すら甦ってきます。
 ナシテ?!

 センセイが妙に惹かれたのは中央のレンズ。写真から受ける印象は多様でしょうが、肉眼だと非常に小型軽量。(ただし実際にはそれなりの嵩(かさ)と質量がある)
 型番を読もうとしたのですが、良く読みとれない...。
(通常、このような外出では眼鏡を携帯しない)

 その時、写真が焼き上がった旨の呼び出しが。雨雲が迫っていたこともあり、十分確認をせずにお店を出ました。本当はこの件もあり、ここで雨宿りさせて頂くべきだったのですが...。
 帰宅後に調べるとキャノン製のこのレンズは、考えられる候補2本の中のどちらか。

 具体的には、「」ズームレンズ(“EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM”。35mm換算約28mm〜240mm)か、35mm換算88mm〜320mmの望遠レンズ(“EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM”)
 前者は私物EOS Kiss M”導入の際に購入したものの、すぐに売却しています。

 白状すると両者ともに、センセイにとって「黒歴史」。

 この件は公費での“EOS Kiss M”導入時まで遡ります。何度もお伝えしていますが、センセイはあまりカメラに詳しくありません。特に当時は、ほぼ無知。
 そこで初心者をターゲットとした“EOS Kiss M”「ダブルズームレンズキット」を購入。

 内容は標準ズームの“EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM(35mm換算24mm〜72mm)と、写真中央の望遠レンズの組み合わせ。このサイズで320mmというのは相当な望遠。
 だから期待したのですが標準レンズは割と使用したものの、望遠レンズの出番は徐々に低下。

 軽くて使いやすいのですが、絵がイマイチ。右の写真は購入した年の春に撮影した金沢工大脇の桜。奥に図書館棟が見えています。拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
 拡大写真はサイズを縮小しただけで、それ以外は一切無加工。
(右の写真は再縮小後、最低限のシャープネスをかけている)

 無加工なので色調がイマイチ。具体的には、緑色が不足しているため桜の花が紫っぽく感じられるはず。その点を除けばそれなりに綺麗...なのですが、それ以上でもない。
 ズームインしても単に大きくなるだけで、「グッと迫ってくる」感じはしない...。

 というわけで西村センセイ、この望遠レンズを早々に諦めて、大きく重い「」望遠レンズ(“EF70-300mm F4-5.6 IS II USM”)を導入したという次第。お気づきでしょうか、この画質の説明は「」ズームレンズの評価とほぼ同一。
 実際、焦点距離こそ異なるものの画質はとても似ています。
(そのように設計されているはず)

 というわけで、陳列されてるのが件(くだん)の望遠レンズならご縁はなさそう。

 でも意外に思われるでしょうが、もしショーウィンドウ内のレンズが一度手放した「竹」なら、心がちょっと揺れます。

 売却した「竹」と昨年購入した「梅」望遠レンズの守備範囲はかなり重なります。「梅」レンズについては本当に良い買い物をしたと考えていますが...重い。自動車での外出や、近距離の移動が限度。
 数日かけての列車旅行には無理。

 だからこのような場合は「」広角レンズ+“PowerShot G9 X Mark II”しかないだろうな...と考えていたのです。それ自体は比較的妥当な判断なのですが、後者の望遠端は84mm。だから旅先では「もうちょっと...」と思う場面も。
 しかも今回の売価は税込26,700円。

 「竹」レンズを購入した時の価格の1/3以下です。それを考えると、「ブツヨク」がぶくぶくと...。しかもここで中古品を購入したら差額すら得ることになります。(そのために手放したわけではない)

 そもそもですが、もし仮にここで「竹」ズームレンズを購入することになったら、「」望遠レンズ以来。つまり「二匹目の泥鰌(どじょう)」。他店から取り寄せていただいた「神」広角レンズを含めるなら三度目となります。
 さて...と思いながらキタムラへ。

 店長の許可(および立ち会いと説明)を得た上で撮影したのが1枚目の写真拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))。中央のレンズは、ご縁がなかった“EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM”望遠レンズと判明。
 ここで初めて気づいたことが。
(センセイの鈍感さを意味している)

 右のレンズはキタムラでの買い取り評価が540円だった標準ズームレンズです。(キタムラの評価を批判しているわけではありませんので、誤解なきよう)つまり、いずれも「ダブルズームレンズキット」のレンズ。
 う〜ん、「ブツヨク」は敢えなく萎みそう...。

 そもそも「梅」望遠レンズへの不満は重さだけ。確かに遠方への旅行では問題となりますが、冷静に考えると今年に入ってから列車で県外に出たのは南小谷駅訪問飯田線再乗車の2回だけ。
 この秋もツアーを二つ予定していたのですが、諸般の事情でボツに。

 う〜ん、こうなると仮に「竹」レンズを購入したとしても、その出番はあるのか?!

 なお、以上は個人的な評価および事情によるもの。ネット上での「竹」レンズ──中古価格も高いまま──およびご紹介した“EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM”望遠レンズの評価は決して悪くありません。
 「我が子の成長など、手軽に決定的なシーンを...」という方にはぴったりだと思います。

 でも個人的には、「三度目はなかったなぁ...」。

 なおレンズ保護フィルターは結局、通信販売で発注しました。



10月13日(月:祝日) 「撮影に影響ありますか?」 ──西村センセイ、「プチ物欲」に走る(1)──

 連休最終日。

 お伝えしたようにセンセイは昨日、列車で県西部へ。家を出た時に感じた──実はその前から──のは、あまり耳にしない騒音。うるさいオートバイが旧市街地を走行しているのかなぁと思ったのですが、終わることがない。
 どうやらオートバイか自動車のイベントが海岸部で開かれているらしい。

 それだけではありません。電車に乗る前も帰ってきてからも、市街地の人出や車はいつもより多く、しかも高揚感があります(「そばよし」の行列は別問題)。対照的に今日は休日にもかかわらず、平日と変わらない静かさ。
 他市では必ずしもそうではなかったようですが。

 写真は先週木曜日、講義からの帰りに立ち寄った「ハードオフ 柏崎店」。午後なので太陽が西側に回っており、正面に日が当たらなくなっていますが、悪しからず。ハードオフを訪れるのは2日連続。
 前日、ちょっと買い物をしたのです。

 説明がやや長くなりますがセンセイは現在、外出時にはコンパクトデジカメ“PowerShot G9 X Mark II”か“EOS Kiss M”のどちらかを持ち出します。
 「」望遠レンズ
(“EF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM”)導入後は、後者がメイン。

 「」広角レンズ(“EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM”)の使用が想定される場合は、そちらもバッグに収めます。かなりの重量になるのが難点ですが...。
 コンパクトカメラを除き、センセイは必ずレンズフードとレンズ保護フィルターを装着しています。

 これは銀塩カメラの時代からの習慣。意図せずレンズに指先が触れたり、鏡筒部先端が何かと接触することがあるからです。ただし一つだけ例外が。
 「」望遠レンズ
(“EF70-300mm F4-5.6 IS II USM”)はレンズフードを備えているものの、保護フィルターなし。

 やはりこれはマズいと考えて、先週水曜日にハードオフを訪れました。該当する67mm口径のフィルターは4枚在庫。価格はいずれも税込み1,650円。
 その中の1枚を購入して帰宅後に開封すると、あれっ?!

 ジャンク品ではないにもかかわらず、予想外に汚れています。まぁ、汚れは拭き取ればいいのですが、別な問題が。フィルター中央部に小さな傷があるのです。汚れかと思ったのですが、拭いても変わらず。
 そこで翌木曜日、現物をレシートともに現物を持参したという次第。

 開封はしなかったものの、今回はひとまず納得の上で購入しています。だから無傷のものと交換していただければ...というのがホンネ。カウンターで事情を説明すると、店員は「撮影に影響がありますか?」。
 想定の、斜め上。
(批判しているわけではない)

 レンズ装着前に発見したので、撮影はしていません。その旨を伝えると店員はフィルターをエアダスターで洗浄し、傷の存在を確認。やれやれ。続いて「レシートはありますか?」。レシートを差し出します。
 ここら辺でホンネを...と思った時、「今回はご購入いただいたにもかかわらず、申し訳ありませんでした」。

 もちろん、返金。つまり何事もなかった、ということに。

 買い取った商品のチェックおよび管理にやや難があったとはいえ、ハードオフ側の対応に大きな問題があったわけではないので誤解なきよう。「お互い、今回は残念な結果になりましたね」というだけのお話。
 他方、「松」望遠レンズに保護フィルターは欠けたまま。

 そこで帰宅後、晩酌のツマミを買い求めるついでに、近くの「カメラのキタムラ」を徒歩で訪れました。これには別な目的もあって...。(続く)

 なお、後日確かめたところ、昨日の騒音は、みなとまち海浜公園付近を会場として前日から開かれた「第27回かしわざきオフロードフェスティバル」こちらこちらだったようです。ホントにうるさかった。

 会場近くにお住まいの方は大変な苦痛を、しかも長時間強いられたんだろうなぁ...。



10月12日(日) 「そばよし」の行列は一気に長くなり、少なくとも今日は営業を日中で終了することに

 今日の主役は、丸いパイプ椅子。

 何とまたまた、県内鉄道路線のほぼすべてを利用できる企画乗車券を譲り受けました。つまり1週お休みしただけ。体重は回復していませんが、体力や気力に問題はありません。懸念は今日の天気。
 全国的に、この3連休の天気はイマイチ。

 当地も例外ではなく、昨日は「曇り時々雨」という予報──ただし雨雲レーダーはその通りだった──に相違して、実際は雨が主体。それどころか時折、かなり強い雨が降ることも。全身ずぶ濡れになって自転車を漕ぐ青年を何人か見かけました。
 今日の予報は、前日同様。

 そこで、運動量は減るものの屋外をあまり歩かない候補を検討した結果、まだ降りたことがない(はずの)塩沢駅を訪れることに。「塩沢紬(つむぎ)」で有名な場所です。すぐに折り返した後、北越急行で直江津に出てお昼にするという計画。
 ところが今日になってみると、新潟県中西部
(中・上越)および富山県、石川県の天気は概ね好天。

 他方、新潟県北部にはかなり強い雨雲がかかっています。柏崎駅に特急「しらゆき」が入線してきたのですが、乗車率はふだんの2.5〜3倍くらい。連休中日なので旅行や所用で移動する方が多いようです。
 在来線の乗車率も、いつもより高い。

 当初案では、特に北越急行線の混雑が懸念されます。

 そこで原案をあっさりと放棄して、2週連続で見送りとなっていた懸案(?)の「サンレパス ルート8」を訪れることに。「鶏の唐揚げ定食リニューアル後を頂こうと考えたのです。お店に入るのは9ヶ月ぶり。
 以前は金沢からの帰り、ほぼ毎週立ち寄っていたのに...。

 電車および徒歩での移動は順調。天気も崩れず。晴れすぎて帽子を持ってこなかったことを反省したほどです。浦本駅から15分ほど歩いてお店に到着。
 最初のお客さんと入れ替わるような格好で入店します。

 その時点でのお客さんはセンセイだけ。いつもの女性がテキパキと調理開始。続いて2名のお客さん。10分ほどで「鶏の唐揚げ定食」(相変わらず600円!!)到着。
 もちろん美味しく頂戴したのです。

 でも現在のセンセイには、ちょっと塩分が多いかも。コストを考えると鶏肉は調理済の輸入品。だから味付けが変わったとは考えにくい。
 つまりセンセイの味覚の方が敏感になっているのでしょう。

 これには理由があって、どうもこのところ血圧が上昇傾向にあるのです。「収縮期血圧」の上限値130mmHgはたいていクリアできるものの、余裕がなくなっています。
 以前は110mmHg以下が普通だったのに最近は、正常値をやっとクリア...という感じ。

 直接の原因は不明。

 ストレスが最大の要因と推測されますが、それだけではないはず。生理学的な要因として最も疑われるのが、塩分(Na+摂取量の増加。
 心掛けているはずの「キンエン生活」を、心の緩みが密かに侵食しているらしい...。

 次回「サンレパス ルート8」を訪れる日は、う〜ん、ずいぶん先になるかも。

 浦本駅へ戻り、直江津駅で乗り換えて柏崎駅へ。基本的には帰宅するだけなのですが、帽子を持っていないのでアーケードが続く旧市街地を歩きます。
 程なく、閉店が公表されている「そばよし」へ。

 おぉ、11月3日の閉店が周知公開されたからでしょうか、今日は入店の順番を待つ行列が、これまでの1.5倍くらいに。これまでのスペースでは収まらず、となりの駐車場まではみ出ています。
 ピークの時間帯を過ぎているにもかかわらず、100人前後のお客さんが順番を待っています。

 2枚目の写真は昨日ここを通りかかった際、道路の反対側からメモ代わりにコンパクトデジカメで撮影したもの。(一部切り出し)

 行列の最後に、「昼営業終了 申し訳ありません」と張り出されていたのです。でも今日は、右の写真。長い長い行列の後に、「本日終了いたしました」。
 どうやら昨日は夜の部も営業していたらしい。

 でも今日は、日中でお店の営業全体を終了。その理由はまず間違いなく、「材料が尽きた」から。「そばよし」は自家製麺。店舗右側の赤い建物で製麺しています。
 公表されていませんが当然、スープも自家製でしょう。 

 つまり製造できる量、つまり1日に対応できるお客さんの数には限りが。このような事態は当初から容易に想定できたこと。今後、昼営業終了だけで収まるのかなぁ...と考えていたのです。
 たぶん、昨日は何とか夜も少し営業できたのでしょう。

 ところが今日は、これまでの“U”字型の行列ではおさまらず、“W”字型になるほどの行列。そこで日中で営業を打ち切らざるを得なかった。
 倖い、今日はいつもよりずっと早い「閉店」まで天気も崩れなかったし。
(ただし夕方、驟雨(しゅうう)に襲われた)

 「そばよし」閉店まであと約3週間。

 正直なところ今後、閉店までの間に、いつ、何があってもおかしくない状況です。



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